2017年04月28日
Illustratorのレイヤーパレットについて

少し昨日の話の続きになってしまいますが、なぜIllustratorのレイヤーパレットを整理しないと後々大変なのか説明したいと思います。
レイヤー機能ってとても便利が良いですよね?
もうこの機能がないと効率良く仕事が進まないとさえ思ってしまいます。
まず、闇雲にレイヤーを増やして作業している人に気をつけて欲しいのが、どのオブジェクトがどこのレイヤーにあるか把握しているかどうか?ということ。
面倒くさくて、レイヤーの名前も付けずにデフォルト名(レイヤー1・2・3…)のまま使用されてる方も多くいると思います。
←よく見かける例 |
自分が完全に把握している場合?は問題ないですが、後工程(入稿データ)を作る時に結構大変なんです。
オブジェクトを選択すれば、使用しているレイヤーにチェックが付きますので分かるのですが、位置を把握してなくてレイヤーにロックをかけていた場合、いちいち全解除してどこか見ないといけなくなります。
その時、自分が気付かずに他のオブジェクトを触ったり、移動してしまったりしてしまう事があります。
まだ校正前ならなんとかなる範囲ですが、最後の入稿データ作成の時にこれをやってしまうと、気付けばいいけど、とんでもない思わぬミスをしてしまう事があります。(そういう事例たくさんあります。)
入稿前って、時間に余裕があれば良いのですが、他の仕事と被ってたりして時間がないことが多いので、普段からデータ作りをきちんとしておかないと、ものすごくバタバタして焦る事になります。
(時間がなくて、データがぐちゃぐちゃでパニックになって顔面蒼白になってた人を思い出します

制作物にもよるので一概にこの方法が良いとは言えませんが、私がオススメするなら、広告チラシなどで少なくて3レイヤー〜多くて7レイヤー程度にまとめた方が使い勝手が良いと思います。
一例ですが、下記の画像な感じ↓

トンボは必ず別レイヤーでロックをかけておけば、不意に触る事なく安心です。
あと作業中に、色のついたバックや地紋、バックに使用した画像も動かないようにレイヤーをロックしておくと便利です。
個人差がありますので、自分が使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
ここで注意ですが、レイヤーのロックではなく、command+2キーのオブジェクトのロックは一時的にかけるのはいいですが、他のオブジェクトを解除した時に一緒に解除されてしまうので、レイヤーのロックをオススメします。
なるべくコンパクトにレイヤーをまとめれば、イラレのデータ量も軽くなって使い勝手が良いので、ぜひ普段から意識して誰が見ても解りやすい綺麗なデータ作りを心がけてみてください。
あっ、最後の入稿データを作成時は、レイヤーを1枚に統合しておいた方がいいみたいですよ。(会社にもよるので要確認)余程の理由がない限り中身を触りませんので、少しでもデータが軽い方がいいそうです。
この時、別名で保存して元データ(レイヤー統合前)は必ず手元に残しておいてください。
※注意:統合する時は、一番上のレイヤーを選択して統合し、必ずおかしい所がないか確認してください。
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