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2020年10月12日

「Go Toトラベル」割引枠の縮小、再検討すべきでは

国の観光振興策として打ち出されている「Go Toトラベル」の

割引枠を縮小する動きが大手旅行サイトで相次いでいますが、

「それはないよ」って感じですね。

それまで、最大で1万4千円の割引上限額が1人1泊あたり

最大3500円に引き下げたようです。

旅行代金が最大で半額にもなるとうたっていたのが

早々と変更するとはどういうことでしょうか。

東京が対象になってからまだ2週間も経ってないと

いうのにですよ。

東京都民にしては納得いかない話ですよね。

理由として、国の予算の上限があり、それに対して

申し込みが殺到し、このままだとキャンペーンの維持が

難しいからだとしています。

しかし、もともとこの「Go Toトラベルキャンペーン」は

新型コロナウイルスで冷え込んでいる観光需要の刺激を

目的として国が定めた事業であって、国内旅行代金の50%相当を、

1人1泊2万円を上限に補助する観光支援策としてスタートさせた

ことですよね。

それが、需要が思いの外多いからといってすぐさま、割引枠を

下げるのは国の狙いからしても相反することではないでしょうか。

東京都民にとっては、これからその恩恵を受けようとする矢先の

ことで、納得いかないでしょうね。

私もその一人です。

「先手必勝」ではあるまいし、みんなに平等に一貫したサービスが

与えられるべきではないでしょうか。

一部旅行大手の企業では変更ないとしていますが、なんとか頑張って

もらいたいものですね。

報道によると、7月からの開始後約1,700万人利用し、割引支援額は

約735億円で、予算枠のうち約6%しか使われていないと言われて

います。

それが、この時点ですでに割引枠を減らすというのは、ちょっと

どうかと思ってしまいますね。

もし、今後も持続的な需要があるならば「自助、共助、公助」

ではないですが、いざという時は国の補助を増やしてでも

キャンペーンを続けるべきでしょう。

一度始めたことですから。
















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