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2021年02月02日
2月3日経済指標(結果検証済)
明日3日は、
・22:15 米国ADP雇用統計(1月集計分)
・24:00 米国ISM非製造業景況指数(1月集計分)
の発表があります。
米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数 +4.5万人(△12.3万人)
事前差異判別式の解は+16.8です。
2015年以降の平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::4.1/ 2.6( 4.6/ 3.5)
・直前1分足::::::::3.6/ 2.7( 2.9/ 2.1)
・直後1分足::::::11.0/ 7.8( 5.6/ 3.9)
・直後11分足::::15.0/10.4( 7.8/ 4.4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が6.8超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は+16.8なので、今回はロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.1pips超の陽線だったときショート、その他の場合はロングとし、発表前に解消します。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が10超のとき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は△42.7なので、今回はショートです。
・事前差異判別式の解の絶対値が6.8超のとき、指標発表直前にその符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表後11分以内に解消します。今回はショートです。
・直後1分足順跳幅が17.7pips超に達したら直ちに追撃開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙い指標発表後4分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が17.7pips超に達したら、直後1分足終値がつくのを待って追撃開始し、指標発表後11分以内に解消します。
米国ISM非製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・非製造業景況指数 56.8%(57.2%)
・事業活動 57.3%(59.4%)
・新規受注 − (58.5%)
事前差異判別式の解は△3.3です。
2015年以降の平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::6.5/ 4.3( 5.1/ 3.2)
・直前1分足::::::::3.4/ 2.5( 1.9/ 1.2)
・直後1分足::::::11.3/ 8.5( 4.2/ 2.6)
・直後11分足::::17.1/12.0( 7.8/ 5.2)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、5pips以上利確できるときか、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は△3.3なので、今回はショートです。
・直前1分足はショートです。
・指標発表直前に、前月のISM製造業景況指数の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月のISM製造業景況指数の実態差異判別式の解は+42.6なので、今回はショートです。
・直前10-1分足が値幅9.1pips超の陽線ならば、指標発表直前にロングで、発表後11分以内に解消します。その他の場合はショートです。
・初期反応方向に早期追撃開始し、指標発表後1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・直後1分足順跳幅が12.3pips超のとき、直後1分足終値がついた時点で追撃を開始し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以下は4日に追記しています。
ADP雇用統計
結果は前回・予想を大きく上回ったものの、反応は素直に陽線でした。
前回数字がかなり悪かったので、今回は良い結果になると予想していた人は多かったと思います。
ADP発表画面では、財生産部門が+1.9万人、サービス部門が+15.6万人の内訳となっていました。また、業種別では、天然資源・工業分野が変化なしで、情報分野が△0.2万人、その他は教育・健康分野の+5.4万人を筆頭に8分野が増加でした。
USDJPYの反応は、105.05付近のレジスタンスで頭を押さえられているので、直後1分足は僅か3pips弱の跳ねでした。pipsが小さいのはどうしようもありません。
ISM非製造業景況指数
結果は総合的に改善で、反応は1足反転の陰線でした。
サービス業景況指数は8か月連続改善し、2019年2月以来の高水準でした。この結果は14の業種での成長によるものです。特に雇用指数と受注指数が良く、輸出注文が悪化しました。在庫は減り過ぎとの判定がありますが、現状に鑑みれば在庫減は次の発注増(受注増)に繋がるので、悪い結果とは言えません。
現在注目すべき雇用指標は対前月で、本指標が+6.5ips(=Index Points)、ISM製造業が+0.9ipsとなりました。この結果は先に発表されたADPの製造業雇用者数とサービス業雇用者数の増加程度ともだいたい符合しています。
これら雇用指標数値の良し悪しと、分野別の順序相関に矛盾がない以上、今回の雇用統計のNFPは大幅増と予想されます。
がしかし、ここまで各数字が矛盾なくNFP改善を示唆しているなら、NFPが良くても意外性がなく、USDJPYは105円台を駆け上るようには動かない可能性があります。
なお、今回本指標反応はもう嫌になるぐらい小さく、それは多少マシでもEURUSDでも同じでした。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
・22:15 米国ADP雇用統計(1月集計分)
・24:00 米国ISM非製造業景況指数(1月集計分)
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数 +4.5万人(△12.3万人)
事前差異判別式の解は+16.8です。
2015年以降の平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::4.1/ 2.6( 4.6/ 3.5)
・直前1分足::::::::3.6/ 2.7( 2.9/ 2.1)
・直後1分足::::::11.0/ 7.8( 5.6/ 3.9)
・直後11分足::::15.0/10.4( 7.8/ 4.4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が6.8超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は+16.8なので、今回はロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.1pips超の陽線だったときショート、その他の場合はロングとし、発表前に解消します。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が10超のとき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は△42.7なので、今回はショートです。
・事前差異判別式の解の絶対値が6.8超のとき、指標発表直前にその符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表後11分以内に解消します。今回はショートです。
・直後1分足順跳幅が17.7pips超に達したら直ちに追撃開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙い指標発表後4分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が17.7pips超に達したら、直後1分足終値がつくのを待って追撃開始し、指標発表後11分以内に解消します。
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米国ISM非製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・非製造業景況指数 56.8%(57.2%)
・事業活動 57.3%(59.4%)
・新規受注 − (58.5%)
事前差異判別式の解は△3.3です。
2015年以降の平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::6.5/ 4.3( 5.1/ 3.2)
・直前1分足::::::::3.4/ 2.5( 1.9/ 1.2)
・直後1分足::::::11.3/ 8.5( 4.2/ 2.6)
・直後11分足::::17.1/12.0( 7.8/ 5.2)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、5pips以上利確できるときか、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は△3.3なので、今回はショートです。
・直前1分足はショートです。
・指標発表直前に、前月のISM製造業景況指数の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月のISM製造業景況指数の実態差異判別式の解は+42.6なので、今回はショートです。
・直前10-1分足が値幅9.1pips超の陽線ならば、指標発表直前にロングで、発表後11分以内に解消します。その他の場合はショートです。
・初期反応方向に早期追撃開始し、指標発表後1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・直後1分足順跳幅が12.3pips超のとき、直後1分足終値がついた時点で追撃を開始し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以上
以下は4日に追記しています。
【事後検証】
ADP雇用統計
結果は前回・予想を大きく上回ったものの、反応は素直に陽線でした。
前回数字がかなり悪かったので、今回は良い結果になると予想していた人は多かったと思います。
ADP発表画面では、財生産部門が+1.9万人、サービス部門が+15.6万人の内訳となっていました。また、業種別では、天然資源・工業分野が変化なしで、情報分野が△0.2万人、その他は教育・健康分野の+5.4万人を筆頭に8分野が増加でした。
USDJPYの反応は、105.05付近のレジスタンスで頭を押さえられているので、直後1分足は僅か3pips弱の跳ねでした。pipsが小さいのはどうしようもありません。
ISM非製造業景況指数
結果は総合的に改善で、反応は1足反転の陰線でした。
サービス業景況指数は8か月連続改善し、2019年2月以来の高水準でした。この結果は14の業種での成長によるものです。特に雇用指数と受注指数が良く、輸出注文が悪化しました。在庫は減り過ぎとの判定がありますが、現状に鑑みれば在庫減は次の発注増(受注増)に繋がるので、悪い結果とは言えません。
現在注目すべき雇用指標は対前月で、本指標が+6.5ips(=Index Points)、ISM製造業が+0.9ipsとなりました。この結果は先に発表されたADPの製造業雇用者数とサービス業雇用者数の増加程度ともだいたい符合しています。
これら雇用指標数値の良し悪しと、分野別の順序相関に矛盾がない以上、今回の雇用統計のNFPは大幅増と予想されます。
がしかし、ここまで各数字が矛盾なくNFP改善を示唆しているなら、NFPが良くても意外性がなく、USDJPYは105円台を駆け上るようには動かない可能性があります。
なお、今回本指標反応はもう嫌になるぐらい小さく、それは多少マシでもEURUSDでも同じでした。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2021年02月01日
2月2日経済指標(結果検証済)
明日2日は、
・12:30 豪中銀金融政策
・19:00 欧州四半期GDP(10-12月集計分)
の発表があります。
欧州GDPは詳細分析記事がなく、指標取引は行いません。
なお、参考までに、ECB総裁は先に10-12月のGDP縮小の見通しを示しています。もちろん、前年比がかなり悪いことは何を今更で、問題は前期比です。先週発表された独国前期比速報値こそ+0.1%でしたが、仏国は△1.3%でした。
前期比市場予想は△1%ぐらいですが、どんどん感染者や死者が増えていた状態にしては予想が高い気がします。
豪中銀金融政策
※ いくつか誤りがあり朱記削除、青記訂正しています(2日15時)
前回の政策変更が行われた12月会合11月会合では、OCRの3年据え置きや、イールドカーブコントロールのための3年債金利誘導目標を0.1%に変更しました。そして、必要に応じ資産購入規模を拡大する、との言及がありました。
現状、豪州は急速な経済回復・雇用回復の一方、低所得者に限っては雇用の回復が鈍いようです。経済回復中の低所得者雇用対策は、資産購入規模の拡大と直結しない気がします。
但し、10年債利回りが1%を超えることもあり、AUDUSDは上昇が続いています。1月下旬になってやっと25日線を下回ったものの、現在のAUDUSDはまだ0.8に近い水準にあります。為替が経済・雇用の回復に悪影響があるとの言及はあるかも知れませんが、介入を示唆するほどではありません。
市場予想(前回結果)
・現状維持(OCRを3年間据置、3年債金利の誘導目標を0.1%に引下げ)
2014年12月以降、結果が現状維持だった場合の平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.0/ 3.3( 5.6/ 4.9)
・直前1分足::::::::7.8/ 4.6( 3.4/ 2.3)
・直後1分足::::::15.0/11.5( 8.1/ 6.3)
・直後11分足::::23.9/16.3(14.9/ 8.0)
過去傾向に基づく取引方針
・指標発表から数秒待って追撃ポジションを取得し、発表1分後に解消します。
・発表から1分後ぐらいに直後1分足値幅方向に追撃ポジションを取得し、3分以内に解消します。
・発表から3分後ぐらいに直後3分足値幅方向に追撃ポジションを取得し、10分以内に解消します。
但し、発表後の反応程度が小さいにも関わらず、上下動が激しい場合は、発表後の追撃をポジション取得を止めることにします。
以下は16時頃に追記しています。
RBA金融政策
結果は債券購入期間の延長(実質購入規模拡大)で、反応は陰線でした。
昨年11月以降の声明文の要点を下表に纏めます。
反応は、発表後20秒ぐらいはやや陽線優位での上下動が続き、その後、陰線側に向かいました。
発表から1時間を過ぎる頃に80円のサポートを下回ったものの、その後の1時間が戻し、そしてまた1時間後に再び80円のサポートを下回りました。
最初の5分に急激に反応した後は、かなり穏やか(スローモー)な展開でした。
取引は、発表直後に陽線側への勢いに騙されたものの、その後は問題ありません。
下表最後の逆張りは、80円台への戻しに期待したポジションです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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・12:30 豪中銀金融政策
・19:00 欧州四半期GDP(10-12月集計分)
の発表があります。
欧州GDPは詳細分析記事がなく、指標取引は行いません。
なお、参考までに、ECB総裁は先に10-12月のGDP縮小の見通しを示しています。もちろん、前年比がかなり悪いことは何を今更で、問題は前期比です。先週発表された独国前期比速報値こそ+0.1%でしたが、仏国は△1.3%でした。
前期比市場予想は△1%ぐらいですが、どんどん感染者や死者が増えていた状態にしては予想が高い気がします。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪中銀金融政策
※ いくつか誤りがあり
前回の政策変更が行われた
現状、豪州は急速な経済回復・雇用回復の一方、低所得者に限っては雇用の回復が鈍いようです。経済回復中の低所得者雇用対策は、資産購入規模の拡大と直結しない気がします。
但し、10年債利回りが1%を超えることもあり、AUDUSDは上昇が続いています。1月下旬になってやっと25日線を下回ったものの、現在のAUDUSDはまだ0.8に近い水準にあります。為替が経済・雇用の回復に悪影響があるとの言及はあるかも知れませんが、介入を示唆するほどではありません。
市場予想(前回結果)
・現状維持(OCRを3年間据置、3年債金利の誘導目標を0.1%に引下げ)
2014年12月以降、結果が現状維持だった場合の平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.0/ 3.3( 5.6/ 4.9)
・直前1分足::::::::7.8/ 4.6( 3.4/ 2.3)
・直後1分足::::::15.0/11.5( 8.1/ 6.3)
・直後11分足::::23.9/16.3(14.9/ 8.0)
過去傾向に基づく取引方針
・指標発表から数秒待って追撃ポジションを取得し、発表1分後に解消します。
・発表から1分後ぐらいに直後1分足値幅方向に追撃ポジションを取得し、3分以内に解消します。
・発表から3分後ぐらいに直後3分足値幅方向に追撃ポジションを取得し、10分以内に解消します。
但し、発表後の反応程度が小さいにも関わらず、上下動が激しい場合は、発表後の追撃をポジション取得を止めることにします。
以上
以下は16時頃に追記しています。
【事後検証】
RBA金融政策
結果は債券購入期間の延長(実質購入規模拡大)で、反応は陰線でした。
昨年11月以降の声明文の要点を下表に纏めます。
反応は、発表後20秒ぐらいはやや陽線優位での上下動が続き、その後、陰線側に向かいました。
発表から1時間を過ぎる頃に80円のサポートを下回ったものの、その後の1時間が戻し、そしてまた1時間後に再び80円のサポートを下回りました。
最初の5分に急激に反応した後は、かなり穏やか(スローモー)な展開でした。
取引は、発表直後に陽線側への勢いに騙されたものの、その後は問題ありません。
下表最後の逆張りは、80円台への戻しに期待したポジションです。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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タグ:RBA
2021年01月31日
2月1日経済指標(結果検証済)
明日1日は、
・09:30 豪州ANZ求人広告件数(1月集計分)・住宅ローン件数(12月集計分)
・18:30 英国製造業PMI改定値(1月集計分)・消費者信用残高(12月集計分)・住宅ローン承認件数(12月集計分)
・24:00 米国ISM製造業景況指数(1月集計分)
の発表があります。
18:30の英国指標は取引しません。
ここ2年、製造業PMI改定値は消費者信用残高や住宅ローン承認件数と同時発表されたとき、指標結果の良し悪しに素直な反応をしたことが25〜33%しかありません。素直な反応が強く疑われるときは過去の傾向が当てはまらないと考え、指標取引は諦めることにしています。
豪州ANZ求人広告件数
2018年以降、本指標と住宅ローン件数が同時発表されたことは今回で2回目です。前回(2020年11月2日)の発表時には、本指標発表結果の良さに反応して直後1分足が陽線で、住宅ローン件数の発表結果の悪さには反応しませんでした。
求人広告件数の絶対数は、前回発表でコロナ前の水準までほぼ戻っています(150万件強)。そして、前回結果が前月比+9.2%もあったことを踏まえると、今回はその反動でそれより低い数値になりそうな気がします。
このように今回の発表結果が予想を下回ると考える理由は、政府による緊急プログラムの一部が期間満了し、雇用維持補助金が減額されているためです(復活・延長するという議論もあるようです。復活した、というNewsは把握していません)。
ならば事業主はどう考えるでしょう。ふつう優先すべきは現在の雇用維持でしょう。前月発表でコロナ前の水準に広告件数が戻ったことを踏まえると、コロナ禍が終わらない限り、しばらく広告件数が前月のように大きく増えるとは思えないのです。
とは言え、予想が当たるにせよ外れるにせよ、大きく反応する指標ではありません。
市場予想(前回結果)
・前年比 △0.9%(+9.2%)
事前差異判別式の解は△10.1です。
2018年以降発表時の平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::4.2/ 2.6( 4.9/ 3.5)
・直前1分足::::::::1.8/ 1.2( 2.2/ 1.4)
・直後1分足::::::::2.2/ 1.6( 3.2/ 2.3)
・直後11分足::::::6.3/ 4.1( 7.2/ 5.1)
2020年以降発表分の数値は7回の平均値です。残り6回の発表時は、本指標よりもチャートへの影響力が強い指標との同時発表でした。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。今回はロングです。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
今回はロングです。
・初期反応方向に追撃し、直後11分足順跳幅を狙います。
・直前1分足と直後1分足の値幅方向が一致していたら、直後1分足終値がつき次第それと同方向に追撃し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足値幅方向が事後差異判別式の解の符号と逆方向なら、直後1分足終値がついたら逆張りします。
米国ISM製造業景況指数
12月は、雇用や消費関連の個別指標が悪化しても、生産や受注関連の個別指標が改善していたら、本指標も改善していました。こうした個別指標の関係は1月も同様だったので、今回も景況指数は良い数字になりそうです。
なお、本指標への統計的反応は、受注指数と雇用指数の良し悪しが、指標発表から1分を過ぎるまでチャートに表れない傾向があります。指標発表前と直後は景況指数と価格指数の対予想での良し悪しに反応しがちです。
市場予想(前回結果)
・景況指数 60.0%(60.7%)
・受注指数 66.7%(67.9%)
・雇用指数 49.9%(51.5%)
・価格指数 77.7%(77.6%)
事前差異判別式の解は△3.2です。
2015年以降の過去平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::5.3/ 3.4( 5.6/ 2.9)
・直前1分足::::::::3.2/ 2.1( 2.5/ 2.0)
・直後1分足::::::13.2/ 9.7( 8.4/ 5.8)
・直後11分足::::18.4/12.9(13.9/ 8.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が6.9pips超のとき、それとは逆方向に指標発表1分前にポジションを取得し、発表直前までに解消します。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が20超のとき、指標発表直前に前月実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は+42.6なので、今回はショートです。
・直後1分足順跳幅が14.1pipsに達したら直ちに追撃を開始し、5pips以上利確できるときか、指標発表後11分以内に解消します。
以下は2日4時頃に追記しています。
ANZ求人広告件数
結果は予想を上回ったものの、反応は陰線でした。
今回は市場予想を下回る可能性に触れた事前投稿分析は外れました。この結果に基づき、本指標の事後差異判別式の解の符号と直後11分足の方向一致率は89%に低下しました。
取引は、ポジション保有時間が長かったこともあり、8pips強のプラスでした。本指標の反応の小ささを踏まえると、悪い結果ではありません。
なお、陰線での反応は、前回結果を下回ったからというより、指標発表前に79.9円まで上昇していたことが原因と考えられます(事実売りとキリのよりレジスタンス80円に近づいたことで、一旦戻した)。実際、発表から10分を過ぎると、再び上昇に転じ、結局は指標発表時点の値を超えています。
指標結果は2019年4月以来の件数で、今回で8か月連続の増加となりました。
ANZのエコノミストは「NABの雇用指数を含め他の雇用指標も12月に劇的に改善しており、ポジティブに見える」と解説。がしかし「こうした数値は格差を覆い隠しており、低賃金労働者の状況が依然として悪化している点において、米国と同様」と付け加えています。よって「予想以上に速い景気回復と対照的な雇用の実情を、RBAが今後の会合で考慮に入れる可能性のある」旨、述べています。
本検証は11時前に実施。次回本指標発表日は3/1です。
米国ISM製造業景況指数
全体的な結果は悪化で、反応は陽線でした。但し、直後1分足は1足内反転を起こしていたので、今回発表の指標影響力不足か、指標発表前トレンドへの早期回帰への迷いが生じた可能性があります。
指標結果は「経済が全体には8か月連続改善」を示しました。
受注指数は新規輸出受注が拡大しており、在庫減を生じて将来の生産増の余地を生んでいます。雇用は先のFOMC声明と異なり「楽観的な数値」を示し続けました。物価は急上昇によって2011年4月以来の水準に達して、業者の価格交渉力が強化されていました。
そして、製造業18業種において16社業種が改善となっていました。
反応は、前述の通り、直後1分足が1足内反転をしました。指標発表前には105円トライが行われており、指標結果に△1.8pips反応した後、再トライに向けて+2.5pips(順跳幅は+0.7pips)戻した形となっていました。がしかし、その後は105円のレジスタンスに阻まれ、陰線側に10数pips押し戻されました。そして、03時前後に105円を再々トライしています。
取引上は、直前10-1分足が105円トライのための上昇、直後11分足が105円レジスタンスに跳ね返された陰線となっており、それら期間における方針外取引が容易でした。
過去の傾向が示す前提を満たしたのは直後1分足だけで、これは前提こそ満たしたものの、前述の1足内反転によって反応方向は外しました。その1足反転を起こした発表後1分前後を我慢すれば、ショート方針は妥当でした(但し、判定は✕)。
本検証は2日4時頃に実施。次回本指標発表日は3/1です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
・09:30 豪州ANZ求人広告件数(1月集計分)・住宅ローン件数(12月集計分)
・18:30 英国製造業PMI改定値(1月集計分)・消費者信用残高(12月集計分)・住宅ローン承認件数(12月集計分)
・24:00 米国ISM製造業景況指数(1月集計分)
の発表があります。
18:30の英国指標は取引しません。
ここ2年、製造業PMI改定値は消費者信用残高や住宅ローン承認件数と同時発表されたとき、指標結果の良し悪しに素直な反応をしたことが25〜33%しかありません。素直な反応が強く疑われるときは過去の傾向が当てはまらないと考え、指標取引は諦めることにしています。
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豪州ANZ求人広告件数
2018年以降、本指標と住宅ローン件数が同時発表されたことは今回で2回目です。前回(2020年11月2日)の発表時には、本指標発表結果の良さに反応して直後1分足が陽線で、住宅ローン件数の発表結果の悪さには反応しませんでした。
求人広告件数の絶対数は、前回発表でコロナ前の水準までほぼ戻っています(150万件強)。そして、前回結果が前月比+9.2%もあったことを踏まえると、今回はその反動でそれより低い数値になりそうな気がします。
このように今回の発表結果が予想を下回ると考える理由は、政府による緊急プログラムの一部が期間満了し、雇用維持補助金が減額されているためです(復活・延長するという議論もあるようです。復活した、というNewsは把握していません)。
ならば事業主はどう考えるでしょう。ふつう優先すべきは現在の雇用維持でしょう。前月発表でコロナ前の水準に広告件数が戻ったことを踏まえると、コロナ禍が終わらない限り、しばらく広告件数が前月のように大きく増えるとは思えないのです。
とは言え、予想が当たるにせよ外れるにせよ、大きく反応する指標ではありません。
市場予想(前回結果)
・前年比 △0.9%(+9.2%)
事前差異判別式の解は△10.1です。
2018年以降発表時の平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::4.2/ 2.6( 4.9/ 3.5)
・直前1分足::::::::1.8/ 1.2( 2.2/ 1.4)
・直後1分足::::::::2.2/ 1.6( 3.2/ 2.3)
・直後11分足::::::6.3/ 4.1( 7.2/ 5.1)
2020年以降発表分の数値は7回の平均値です。残り6回の発表時は、本指標よりもチャートへの影響力が強い指標との同時発表でした。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。今回はロングです。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
今回はロングです。
・初期反応方向に追撃し、直後11分足順跳幅を狙います。
・直前1分足と直後1分足の値幅方向が一致していたら、直後1分足終値がつき次第それと同方向に追撃し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足値幅方向が事後差異判別式の解の符号と逆方向なら、直後1分足終値がついたら逆張りします。
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米国ISM製造業景況指数
12月は、雇用や消費関連の個別指標が悪化しても、生産や受注関連の個別指標が改善していたら、本指標も改善していました。こうした個別指標の関係は1月も同様だったので、今回も景況指数は良い数字になりそうです。
なお、本指標への統計的反応は、受注指数と雇用指数の良し悪しが、指標発表から1分を過ぎるまでチャートに表れない傾向があります。指標発表前と直後は景況指数と価格指数の対予想での良し悪しに反応しがちです。
市場予想(前回結果)
・景況指数 60.0%(60.7%)
・受注指数 66.7%(67.9%)
・雇用指数 49.9%(51.5%)
・価格指数 77.7%(77.6%)
事前差異判別式の解は△3.2です。
2015年以降の過去平均順跳幅/値幅pips(2020年以降発表分)
・直前10-1分足:::5.3/ 3.4( 5.6/ 2.9)
・直前1分足::::::::3.2/ 2.1( 2.5/ 2.0)
・直後1分足::::::13.2/ 9.7( 8.4/ 5.8)
・直後11分足::::18.4/12.9(13.9/ 8.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が6.9pips超のとき、それとは逆方向に指標発表1分前にポジションを取得し、発表直前までに解消します。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が20超のとき、指標発表直前に前月実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は+42.6なので、今回はショートです。
・直後1分足順跳幅が14.1pipsに達したら直ちに追撃を開始し、5pips以上利確できるときか、指標発表後11分以内に解消します。
以上
以下は2日4時頃に追記しています。
【事後検証】
ANZ求人広告件数
結果は予想を上回ったものの、反応は陰線でした。
今回は市場予想を下回る可能性に触れた事前投稿分析は外れました。この結果に基づき、本指標の事後差異判別式の解の符号と直後11分足の方向一致率は89%に低下しました。
取引は、ポジション保有時間が長かったこともあり、8pips強のプラスでした。本指標の反応の小ささを踏まえると、悪い結果ではありません。
なお、陰線での反応は、前回結果を下回ったからというより、指標発表前に79.9円まで上昇していたことが原因と考えられます(事実売りとキリのよりレジスタンス80円に近づいたことで、一旦戻した)。実際、発表から10分を過ぎると、再び上昇に転じ、結局は指標発表時点の値を超えています。
指標結果は2019年4月以来の件数で、今回で8か月連続の増加となりました。
ANZのエコノミストは「NABの雇用指数を含め他の雇用指標も12月に劇的に改善しており、ポジティブに見える」と解説。がしかし「こうした数値は格差を覆い隠しており、低賃金労働者の状況が依然として悪化している点において、米国と同様」と付け加えています。よって「予想以上に速い景気回復と対照的な雇用の実情を、RBAが今後の会合で考慮に入れる可能性のある」旨、述べています。
本検証は11時前に実施。次回本指標発表日は3/1です。
米国ISM製造業景況指数
全体的な結果は悪化で、反応は陽線でした。但し、直後1分足は1足内反転を起こしていたので、今回発表の指標影響力不足か、指標発表前トレンドへの早期回帰への迷いが生じた可能性があります。
指標結果は「経済が全体には8か月連続改善」を示しました。
受注指数は新規輸出受注が拡大しており、在庫減を生じて将来の生産増の余地を生んでいます。雇用は先のFOMC声明と異なり「楽観的な数値」を示し続けました。物価は急上昇によって2011年4月以来の水準に達して、業者の価格交渉力が強化されていました。
そして、製造業18業種において16社業種が改善となっていました。
反応は、前述の通り、直後1分足が1足内反転をしました。指標発表前には105円トライが行われており、指標結果に△1.8pips反応した後、再トライに向けて+2.5pips(順跳幅は+0.7pips)戻した形となっていました。がしかし、その後は105円のレジスタンスに阻まれ、陰線側に10数pips押し戻されました。そして、03時前後に105円を再々トライしています。
取引上は、直前10-1分足が105円トライのための上昇、直後11分足が105円レジスタンスに跳ね返された陰線となっており、それら期間における方針外取引が容易でした。
過去の傾向が示す前提を満たしたのは直後1分足だけで、これは前提こそ満たしたものの、前述の1足内反転によって反応方向は外しました。その1足反転を起こした発表後1分前後を我慢すれば、ショート方針は妥当でした(但し、判定は✕)。
本検証は2日4時頃に実施。次回本指標発表日は3/1です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2021年01月28日
1月29日経済指標(結果検証済)
明日29日は、
・09:30 豪州生産者物価指数(10-12月集計分)
・18:00 独国四半期GDP速報値(10-12月集計分)・独国輸入物価指数(12月集計分)
・22:30 米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得(12月集計分)・四半期雇用コスト指数(10-12月集計分)
の発表があります。
22:30の指標取引は、やろうかやるまいか迷っています。
豪州生産者物価指数
下記の通り、2019年以降はほぼ反応していません。
では、方向一致率も悪いのか? 小売売上高等の影響力が強い他の指標との同時発表を除くと、対象5回のうち事後差異判別式の解の符号と直後1分足方向の一致は4回でした。
ということは、少なくとも指標発表直後は結果の良し悪しに素直な方向に反応していたことになります。
がしかし、直後1分足と直後11分足の方向が一致し、且つ、反応を伸ばしたことは、最新データで跳幅同士54%・値幅同士46%です。初期反応方向を当てても、その後の追撃でのpips拡大には不向きな指標です。
つまり、取引するのを忘れてしまっても、ちっとも惜しくない指標です。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +0.1%(+0.4%)
・前年比 +0.7%(△0.4%)
事前差異判別式の解は△1.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2019-20年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 4.0( 3.7/ 2.8)
・直前1分足::::::::2.7/ 1.7( 1.4/ 1.2)
・直後1分足::::::::5.1/ 3.1( 1.6/ 0.9)
・直後11分足::::::9.3/ 5.9( 7.5/ 4.7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、同期CPI前期比の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表1分前までに解消します。1/27に発表された10-12月期CPI前期比の実態差異判別式の解は△0.7なので、今回はロングです。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。事前差異判別式の解は△1.5なので、今回はショートです。
独国四半期GDP速報値 ←リンク先の分析記事は最新改訂済
同時発表される輸出入物価指数とは、2013年以降、同時発表を確認できません。但し、一般的に輸出入物価指数よりもチャートへの影響力が強い卸売物価指数は、過去に同時発表されても本指標への素直な反応事例が80%を占めます。卸売物価指数を相対判定基準にすれば、本指標は輸出入物価指数よりも影響力が強い、と言えます。
通常の反応は小さく、追撃の成否が大事になります。がしかし、直後1分足順跳幅が10pipsに達しない場合の追撃は、成功率が十分な水準に達しません。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +11.2%(+8.2%)
・前年比 △4.0%(△3.9%)
事前差異判別式の解は△2.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.8/ 2.4( 3.4/ 1.9)
・直前1分足::::::::2.9/ 1.6( 2.0/ 0.6)
・直後1分足::::::::6.7/ 4.5( 2.9/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 8.3( 4.7/ 4.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。事前差異判別式の解は△2.3なので、今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が2.4pips超の陰線だった場合にはロングとします。
・直前10-1分足値幅が1.2pips超のとき、指標発表直前にその逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。但し、直前10-1分足値幅が1.2pips以下だったときは、直前1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得します。
・直前10-1分足値幅が2.4pips超のときは、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直ちに追撃開始し、直後11分足順跳幅を狙います。
直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、発表後11分以内に解消します。
米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得
四半期雇用指数と同時発表で、2015年以降の実績からは、本指標とどちらが強い指標かを判定できません。
また、直近の消費低迷からすれば、PCEコアデフレータが大きく上昇するとは考え難い情勢と考えています。
但し、現地・実際を知らないために気になる点があります。
というのも、コアCPIと違って、PCEコアデフレータには医療費や医療保険が含まれています。そして、米国ではそれらが消費に占める割合が無視できません(CPIとPCEデフレータの値が異なる理由のひとつ)。コロナ拡大によって、医療費や保険料が高くなるのか、公的資金投入なり法的規制等によってむしろ安くなっているのか、それを知らないことが気になります。
以下は31日10時前に追記しています。
豪州四半期生産者物価指数
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はほぼありませんでした。
本指標今年の今後発表日は、4/30・7/30・10/29が予定されています。いずれもCPIより後の発表となります。
独国四半期GDP速報値
結果は悪化(事後差異判別式の解△32.3)でしたが、反応は陽線でした。
前回7-9月期前期比は+8.5%と急速な改善だったものの、当該期は感染再拡大で民間消費を抑えたようです。それにも関わらず前期比プラスになったのは、輸出と建設が好調によるものです。
反応は小さく、直後11分足順跳幅ですら5.4pipsしかありません(EURUSDは更に小さく、同3.4pipsしかありません)。直後11分足順跳幅が10pipsに及ばないのは、これで5期連続となりました。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
・09:30 豪州生産者物価指数(10-12月集計分)
・18:00 独国四半期GDP速報値(10-12月集計分)・独国輸入物価指数(12月集計分)
・22:30 米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得(12月集計分)・四半期雇用コスト指数(10-12月集計分)
の発表があります。
22:30の指標取引は、やろうかやるまいか迷っています。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州生産者物価指数
下記の通り、2019年以降はほぼ反応していません。
では、方向一致率も悪いのか? 小売売上高等の影響力が強い他の指標との同時発表を除くと、対象5回のうち事後差異判別式の解の符号と直後1分足方向の一致は4回でした。
ということは、少なくとも指標発表直後は結果の良し悪しに素直な方向に反応していたことになります。
がしかし、直後1分足と直後11分足の方向が一致し、且つ、反応を伸ばしたことは、最新データで跳幅同士54%・値幅同士46%です。初期反応方向を当てても、その後の追撃でのpips拡大には不向きな指標です。
つまり、取引するのを忘れてしまっても、ちっとも惜しくない指標です。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +0.1%(+0.4%)
・前年比 +0.7%(△0.4%)
事前差異判別式の解は△1.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2019-20年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 4.0( 3.7/ 2.8)
・直前1分足::::::::2.7/ 1.7( 1.4/ 1.2)
・直後1分足::::::::5.1/ 3.1( 1.6/ 0.9)
・直後11分足::::::9.3/ 5.9( 7.5/ 4.7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、同期CPI前期比の実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表1分前までに解消します。1/27に発表された10-12月期CPI前期比の実態差異判別式の解は△0.7なので、今回はロングです。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。事前差異判別式の解は△1.5なので、今回はショートです。
ーーー$€¥£A$ーーー
独国四半期GDP速報値 ←リンク先の分析記事は最新改訂済
同時発表される輸出入物価指数とは、2013年以降、同時発表を確認できません。但し、一般的に輸出入物価指数よりもチャートへの影響力が強い卸売物価指数は、過去に同時発表されても本指標への素直な反応事例が80%を占めます。卸売物価指数を相対判定基準にすれば、本指標は輸出入物価指数よりも影響力が強い、と言えます。
通常の反応は小さく、追撃の成否が大事になります。がしかし、直後1分足順跳幅が10pipsに達しない場合の追撃は、成功率が十分な水準に達しません。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +11.2%(+8.2%)
・前年比 △4.0%(△3.9%)
事前差異判別式の解は△2.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.8/ 2.4( 3.4/ 1.9)
・直前1分足::::::::2.9/ 1.6( 2.0/ 0.6)
・直後1分足::::::::6.7/ 4.5( 2.9/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 8.3( 4.7/ 4.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。事前差異判別式の解は△2.3なので、今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が2.4pips超の陰線だった場合にはロングとします。
・直前10-1分足値幅が1.2pips超のとき、指標発表直前にその逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。但し、直前10-1分足値幅が1.2pips以下だったときは、直前1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得します。
・直前10-1分足値幅が2.4pips超のときは、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直ちに追撃開始し、直後11分足順跳幅を狙います。
直後1分足順跳幅が10pips超に達したら直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、発表後11分以内に解消します。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国PCEデフレータ・個人消費・個人所得
四半期雇用指数と同時発表で、2015年以降の実績からは、本指標とどちらが強い指標かを判定できません。
また、直近の消費低迷からすれば、PCEコアデフレータが大きく上昇するとは考え難い情勢と考えています。
但し、現地・実際を知らないために気になる点があります。
というのも、コアCPIと違って、PCEコアデフレータには医療費や医療保険が含まれています。そして、米国ではそれらが消費に占める割合が無視できません(CPIとPCEデフレータの値が異なる理由のひとつ)。コロナ拡大によって、医療費や保険料が高くなるのか、公的資金投入なり法的規制等によってむしろ安くなっているのか、それを知らないことが気になります。
以上
以下は31日10時前に追記しています。
【事後検証】
豪州四半期生産者物価指数
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はほぼありませんでした。
本指標今年の今後発表日は、4/30・7/30・10/29が予定されています。いずれもCPIより後の発表となります。
独国四半期GDP速報値
結果は悪化(事後差異判別式の解△32.3)でしたが、反応は陽線でした。
前回7-9月期前期比は+8.5%と急速な改善だったものの、当該期は感染再拡大で民間消費を抑えたようです。それにも関わらず前期比プラスになったのは、輸出と建設が好調によるものです。
反応は小さく、直後11分足順跳幅ですら5.4pipsしかありません(EURUSDは更に小さく、同3.4pipsしかありません)。直後11分足順跳幅が10pipsに及ばないのは、これで5期連続となりました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
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1月28日経済指標(結果検証済)
本日は、
・22:30 米国四半期GDP速報値(10-12月期集計分)・週次失業保険申請件数
・24:00 米国新築住宅販売件数(12月集計分)・景気先行指標総合指数(12月集計分)
の発表があります。
新築住宅販売件数は取引しません。
米国四半期GDP速報値
今回はアトランタ地区連銀のGDPNowがかなり高い成長率を予測しているため、前期比が市場予想を上回る可能性が高いと言われています。
がしかし、鍵は個人消費回復がどの程度になるかです。10〜12月集計の指標を見てみると、景気指標こそ回復しつつあったものの、実態指標(月次PCEや小売売上高)があまり良くありません。
では、今夜の発表が悪い結果になったときのポイントは何でしょう(指標結果の良し悪しは判別式の解の符号で判定します)。
いま、悪い結果は株が売られる、とします。このとき、株売り→金利上昇→USD買の基本通りになれば、指標悪化でUSD上昇になってしまいます(素直な反応ではない)。けれども、そうなったら昨日のFOMCの結果から、金利が近々にそれほど高まるとも思えません。どこかで金利が戻すにせよ、そのときUSDチャートが反転するのかがわかりません。
こうした場合、下記の過去傾向はアテにしない方が良いでしょう(過去傾向に基づく取引方針は、素直な反応が多数事例となっている分析に基づくため)。もちろん、発表直後の跳ねだけは、上記のようなややこしい話なしに、どんな指標でも反射的に素直な反応になることが多い、と言えます。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +2.4%(+3.7%)
・GDPdef +1.5%(+3.7%)
・PCEc-def +1.5%(+3.4%)
・PCE +51.5%(+41.0%)
事前差異判別式の解は△81.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.9/ 3.1( 3.0/ 2.2)
・直前1分足:::::::3.9/ 2.4( 4.4/ 3.5)
・直後1分足::::::18.9/13.4( 5.8/ 1.7)
・直後11分足::::21.3/15.7( 7.4/ 6.1)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が3.2pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後1分足終値がつくまでに解消します。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。今回はロングです。
・指標発表後、初期反応方向に追撃ポジションを取得し、数分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超に達したら、直後1分足終値がつく前に逆張り機会を窺い、直後1分足終値を削ったら解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超のとき、直後1分足終値がついたら追撃ポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以下は29日6時頃に追記しています。
米国GDP速報値
結果は判別式で悪化でしたが、反応は陽線でした。但し、前期比は+4.0%、PCEは+2.5%なので、数字は悪くありません。判別式は前期の大きな回復との比較で、正しい解を出せなかったようです。
同時発表された週次失業保険申請件数が改善し、23:30には米株が前日終値より上昇して始まりました。
これらのことに大きく反応したのは、EUR・GBP・AUDでした。JPYも値幅こそ小さいものの、高値水準を維持しています。GBPは前日までの高値水準に戻し、EUR・AUDも27日からの落ち込みの大部分を解消しました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
・22:30 米国四半期GDP速報値(10-12月期集計分)・週次失業保険申請件数
・24:00 米国新築住宅販売件数(12月集計分)・景気先行指標総合指数(12月集計分)
の発表があります。
新築住宅販売件数は取引しません。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国四半期GDP速報値
今回はアトランタ地区連銀のGDPNowがかなり高い成長率を予測しているため、前期比が市場予想を上回る可能性が高いと言われています。
がしかし、鍵は個人消費回復がどの程度になるかです。10〜12月集計の指標を見てみると、景気指標こそ回復しつつあったものの、実態指標(月次PCEや小売売上高)があまり良くありません。
では、今夜の発表が悪い結果になったときのポイントは何でしょう(指標結果の良し悪しは判別式の解の符号で判定します)。
いま、悪い結果は株が売られる、とします。このとき、株売り→金利上昇→USD買の基本通りになれば、指標悪化でUSD上昇になってしまいます(素直な反応ではない)。けれども、そうなったら昨日のFOMCの結果から、金利が近々にそれほど高まるとも思えません。どこかで金利が戻すにせよ、そのときUSDチャートが反転するのかがわかりません。
こうした場合、下記の過去傾向はアテにしない方が良いでしょう(過去傾向に基づく取引方針は、素直な反応が多数事例となっている分析に基づくため)。もちろん、発表直後の跳ねだけは、上記のようなややこしい話なしに、どんな指標でも反射的に素直な反応になることが多い、と言えます。
市場予想(前回確定値)
・前期比 +2.4%(+3.7%)
・GDPdef +1.5%(+3.7%)
・PCEc-def +1.5%(+3.4%)
・PCE +51.5%(+41.0%)
事前差異判別式の解は△81.5です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::4.9/ 3.1( 3.0/ 2.2)
・直前1分足:::::::3.9/ 2.4( 4.4/ 3.5)
・直後1分足::::::18.9/13.4( 5.8/ 1.7)
・直後11分足::::21.3/15.7( 7.4/ 6.1)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅方向と逆方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が3.2pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後1分足終値がつくまでに解消します。
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。今回はロングです。
・指標発表後、初期反応方向に追撃ポジションを取得し、数分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超に達したら、直後1分足終値がつく前に逆張り機会を窺い、直後1分足終値を削ったら解消します。
・直後1分足順跳幅の大きさが30pips超のとき、直後1分足終値がついたら追撃ポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以上
以下は29日6時頃に追記しています。
【事後検証】
米国GDP速報値
結果は判別式で悪化でしたが、反応は陽線でした。但し、前期比は+4.0%、PCEは+2.5%なので、数字は悪くありません。判別式は前期の大きな回復との比較で、正しい解を出せなかったようです。
同時発表された週次失業保険申請件数が改善し、23:30には米株が前日終値より上昇して始まりました。
これらのことに大きく反応したのは、EUR・GBP・AUDでした。JPYも値幅こそ小さいものの、高値水準を維持しています。GBPは前日までの高値水準に戻し、EUR・AUDも27日からの落ち込みの大部分を解消しました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:米国GDP速報値
2021年01月26日
1月27日経済指標(結果検証済)
明日27日は、
・09:30 豪州消費者物価指数(10-12月期集計分)・NAB企業景況指数(12月集計分)
・22:30 米国耐久財受注(12月集計分)
・28:00 FOMC
の発表があります。
FOMCはどうせ起きてないので取引しません。
豪州消費者物価指数
市場予想(前月結果)
・前期比 +0.7%(+1.6%)
・前年比 +0.7%(+0.7%)
・トリム平均前期比 +0.4%(+0.4%)
・加重平均前期比 +0.4%(+0.3%)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 4.3/ 2.1)
・直前1分足::::::::6.3/ 5.2( 2.2/ 1.6)
・直後1分足::::::33.1/26.4( 6.9/ 4.1)
・直後11分足::::39.1/33.3(12.7/10.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が0.2超のとき、その解の/符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は△0.8なので、今回はロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超の陽線の場合を除いてショートし、発表前に解消します。
・事前差異判別式の解の絶対値が0.6超とき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が7pips以下の陰線ならロングです。
・初期反応方向に追撃し、発表後3分以内に解消します。但し、順跳幅方向が反転したら直ちに損切です。
・直後1分足終値がついたら、直後1分足順跳幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅を半分削ったら、直後1分足順跳幅方向に再追撃し、発表後11分以内に解消します。
米国耐久財受注
市場予想(前月改定結果)
・耐久財受注前月比 +0.9%(+1.0%)
・除輸送機器前月比 +0.5%(+0.4%)
・非国防資本財前月比 +0.6%(+0.5%)
事前差異判別式の解は+0.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 3.7/ 1.7)
・直前1分足::::::::2.9/ 2.1( 1.8/ 1.6)
・直後1分足::::::::8.5/ 5.6( 2.5/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 7.6( 7.5/ 5.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表1分前頃に同値幅方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以下は28日6時頃に追記しています。
豪州CPI
結果は前回・予想を上回り、素直に陽線での反応となりました。が、発表時にAUDJPYは80.3円に達していたためか、発表直後の跳ねをピークに反応が伸び悩みました。
ABSは、12月期より何か重み付けを変更したようです。
米国耐久財受注
結果は前回・予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回・予想を下回ったとは言え、New Order発表の「8か月連続増加」という文に反応したと考えられます。
本指標の詳細分析記事の方に記載しているように、本指標での過去傾向に基づく高い勝率パターンは発生頻度が低く、今回も事前方針は全て前提不成立でした。
また、FOMCを前にチャートの動きも鈍く、余程のことが無い限り、本指標結果で大きく動くはずもない状況でした。が、悪いことばかりではありません。指標発表前後にも関わらず、スプレッドが小さいままで、移動平均線タッチやクロスの取引も有効な状況でした。
米国FOMC
結果は現状維持(金利・債券購入規模/期間)で、反応は上下振動して方向が定まらない状態がしばらく続きました。反応方向がUSD買に定まったのは発表から10分を過ぎてからでした。
従来通り、「経済(雇用?)の回復に向けて大幅な進展がない限り債券購入は現行水準を維持し、インフレ目標の2%を達成するまで政策金利は現水準に留める」旨、表明しました。また、FRB議長会見では「テーパーリングの時期を考えるにはまだ早い」旨、回答しています。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
・09:30 豪州消費者物価指数(10-12月期集計分)・NAB企業景況指数(12月集計分)
・22:30 米国耐久財受注(12月集計分)
・28:00 FOMC
の発表があります。
FOMCはどうせ起きてないので取引しません。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州消費者物価指数
市場予想(前月結果)
・前期比 +0.7%(+1.6%)
・前年比 +0.7%(+0.7%)
・トリム平均前期比 +0.4%(+0.4%)
・加重平均前期比 +0.4%(+0.3%)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 4.3/ 2.1)
・直前1分足::::::::6.3/ 5.2( 2.2/ 1.6)
・直後1分足::::::33.1/26.4( 6.9/ 4.1)
・直後11分足::::39.1/33.3(12.7/10.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が0.2超のとき、その解の/符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。事前差異判別式の解は△0.8なので、今回はロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超の陽線の場合を除いてショートし、発表前に解消します。
・事前差異判別式の解の絶対値が0.6超とき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はショートです。但し、直前10-1分足値幅が7pips以下の陰線ならロングです。
・初期反応方向に追撃し、発表後3分以内に解消します。但し、順跳幅方向が反転したら直ちに損切です。
・直後1分足終値がついたら、直後1分足順跳幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅を半分削ったら、直後1分足順跳幅方向に再追撃し、発表後11分以内に解消します。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国耐久財受注
市場予想(前月改定結果)
・耐久財受注前月比 +0.9%(+1.0%)
・除輸送機器前月比 +0.5%(+0.4%)
・非国防資本財前月比 +0.6%(+0.5%)
事前差異判別式の解は+0.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.4/ 3.5( 3.7/ 1.7)
・直前1分足::::::::2.9/ 2.1( 1.8/ 1.6)
・直後1分足::::::::8.5/ 5.6( 2.5/ 1.6)
・直後11分足::::12.0/ 7.6( 7.5/ 5.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表1分前頃に同値幅方向にポジションを取得し、発表前に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.3pips超のとき、指標発表直前に同値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以上
以下は28日6時頃に追記しています。
【事後検証】
豪州CPI
結果は前回・予想を上回り、素直に陽線での反応となりました。が、発表時にAUDJPYは80.3円に達していたためか、発表直後の跳ねをピークに反応が伸び悩みました。
ABSは、12月期より何か重み付けを変更したようです。
米国耐久財受注
結果は前回・予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回・予想を下回ったとは言え、New Order発表の「8か月連続増加」という文に反応したと考えられます。
本指標の詳細分析記事の方に記載しているように、本指標での過去傾向に基づく高い勝率パターンは発生頻度が低く、今回も事前方針は全て前提不成立でした。
また、FOMCを前にチャートの動きも鈍く、余程のことが無い限り、本指標結果で大きく動くはずもない状況でした。が、悪いことばかりではありません。指標発表前後にも関わらず、スプレッドが小さいままで、移動平均線タッチやクロスの取引も有効な状況でした。
米国FOMC
結果は現状維持(金利・債券購入規模/期間)で、反応は上下振動して方向が定まらない状態がしばらく続きました。反応方向がUSD買に定まったのは発表から10分を過ぎてからでした。
従来通り、「経済(雇用?)の回復に向けて大幅な進展がない限り債券購入は現行水準を維持し、インフレ目標の2%を達成するまで政策金利は現水準に留める」旨、表明しました。また、FRB議長会見では「テーパーリングの時期を考えるにはまだ早い」旨、回答しています。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
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2021年01月25日
1月26日経済指標(結果検証済)
明日26日は、
・豪州祝日
・16:00 英国雇用統計(11・12月集計分)
・24:00 米国CB消費者信頼感指数(1月集計分)・RM連銀製造業指数(1月集計分)
の発表があります。
英国雇用統計
失業保険申請件数こそ12月集計分ですが、総平均週給(ボーナスを含む週給)と失業率は11月集計分になります。
米国雇用統計での傾向を当てはめると、パートタイマーや飲食業の雇用が社員や他の職種よりも悪化すると、週給はむしろ増加するようです。英国でも同じでしょう。
失業率は11月集計分ですが、11月の失業保険申請件数は+6.43万人でした。20年7月集計分失業率は同年6月集計分よりも0.2%悪化して、3.9%から4.1%でした。このとき(7月集計分)の失業保険申請件数は+9.44万人でした。
市場予想(前月結果)
・失業保険申請件数+15.03万人(+6.43万人)
・総平均週給 +2.9%(+2.7%)
・失業率 5.1%( 4.9%)
事前差異判別式の解は△0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:12.6/ 8.8( 7.2/ 4.9)
・直前1分足::::::::6.0/ 3.9( 3.2/ 2.4)
・直後1分足::::::20.5/15.1( 6.9/ 6.0)
・直後11分足::::29.1/19.9(14.1/ 8.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はショートです。
・直前1分足は、指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はロングです。
・直前10-1分足値幅が17.7pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達し次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達したら、直後直後1分足終値がつき次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
米国CB消費者信頼感指数
先に発表済のUM消費者信頼感指数速報値が前月より悪化していることを論拠に、今回の本指標悪化を予想解説している記事がネット上に散見されます。がしかし、この論法の論拠は過去実績で54%しか当たっていません。今回数値が悪化しそうな気がするなら、論拠は別に求めなければいけません。
本指標の調査は、毎月1日頃に調査票を郵送し18日頃までに得られた回答に基づきます。
トランプ前大統領支持者による議会乱入は13日でした。騒乱の予感や騒乱自体の報道が消費者心理を買いだめに向かわせるのか、手元に現金を留める方に向かわせるかはわかりません。但し、バイデン氏は11月時点で既にインフラ投資や最低時給引上げを公約していました。
市場予想(前月結果)
・消費者信頼感指数 89.0(88.6)
事前差異判別式の解は+0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 3.6( 6.2/ 4.0)
・直前1分足::::::::3.1/ 2.2( 2.5/ 2.2)
・直後1分足::::::::5.9/ 3.6( 3.1/ 2.1)
・直後11分足::::10.5/ 6.7( 6.6/ 3.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足値幅が5.6pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以下は27日11時過ぎに追記しています。
英国雇用統計
全体的には予想より改善したものの、前回より悪化でした(判別式の符号から判定)。
ちぐはぐな内容に発表直後の反応には迷いが見られました。
なお、主要数値に含まれないONS発表内容として、
・3か月雇用率は75.2%で前年同期より△1.1%、給与計算済み従業員数は前年同月より△2.7%。一方、失業率は対前年同月+1.2%。
・非活動的失業者(※)は、対前年+8.7万人、対前四半期より△3.3万人。これは求職活動を止めていた人が、求職活動に復帰しつつあることを示す、と推察。
(※ 仕事を持たず、過去4週間以内に積極的に仕事を求めておらず、今後2週間以内に仕事を始めることができないため、失業者として分類されていない16歳から64歳の人)
・平均従業員給与は、やはり「低賃金の雇用の数と割合の低下」によって上向きに作用。
とのこと。
米国CB消費者信頼感指数
ネットではどちらかと言えば、UM消費者信頼感速報値の悪化を見て、本指標も悪化より解説が多かったように思えます。が、事前記載のようにそうはなりませんでした。
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はやがてUSD売に押されました。
この結果をもたらした発表内容がすっきりしません。CBは現状の悪化・短期的見通しの改善の総合結果としています。現状は、良し悪し両極端な消費者が増えているものの、雇用を得るのが難しいという消費者が増えたようです。短期的見通しは、景気・所得・雇用のいずれも良し悪しともに減少したようです。
今は、消費者の意見が割れているのか迷っているのかさえ、はっきりしません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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・豪州祝日
・16:00 英国雇用統計(11・12月集計分)
・24:00 米国CB消費者信頼感指数(1月集計分)・RM連銀製造業指数(1月集計分)
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国雇用統計
失業保険申請件数こそ12月集計分ですが、総平均週給(ボーナスを含む週給)と失業率は11月集計分になります。
米国雇用統計での傾向を当てはめると、パートタイマーや飲食業の雇用が社員や他の職種よりも悪化すると、週給はむしろ増加するようです。英国でも同じでしょう。
失業率は11月集計分ですが、11月の失業保険申請件数は+6.43万人でした。20年7月集計分失業率は同年6月集計分よりも0.2%悪化して、3.9%から4.1%でした。このとき(7月集計分)の失業保険申請件数は+9.44万人でした。
市場予想(前月結果)
・失業保険申請件数+15.03万人(+6.43万人)
・総平均週給 +2.9%(+2.7%)
・失業率 5.1%( 4.9%)
事前差異判別式の解は△0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:12.6/ 8.8( 7.2/ 4.9)
・直前1分足::::::::6.0/ 3.9( 3.2/ 2.4)
・直後1分足::::::20.5/15.1( 6.9/ 6.0)
・直後11分足::::29.1/19.9(14.1/ 8.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はショートです。
・直前1分足は、指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はロングです。
・直前10-1分足値幅が17.7pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達し次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足順跳幅が41.4pips超に達したら、直後直後1分足終値がつき次第、追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国CB消費者信頼感指数
先に発表済のUM消費者信頼感指数速報値が前月より悪化していることを論拠に、今回の本指標悪化を予想解説している記事がネット上に散見されます。がしかし、この論法の論拠は過去実績で54%しか当たっていません。今回数値が悪化しそうな気がするなら、論拠は別に求めなければいけません。
本指標の調査は、毎月1日頃に調査票を郵送し18日頃までに得られた回答に基づきます。
トランプ前大統領支持者による議会乱入は13日でした。騒乱の予感や騒乱自体の報道が消費者心理を買いだめに向かわせるのか、手元に現金を留める方に向かわせるかはわかりません。但し、バイデン氏は11月時点で既にインフラ投資や最低時給引上げを公約していました。
市場予想(前月結果)
・消費者信頼感指数 89.0(88.6)
事前差異判別式の解は+0.4です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.8/ 3.6( 6.2/ 4.0)
・直前1分足::::::::3.1/ 2.2( 2.5/ 2.2)
・直後1分足::::::::5.9/ 3.6( 3.1/ 2.1)
・直後11分足::::10.5/ 6.7( 6.6/ 3.5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足値幅が5.6pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
以上
以下は27日11時過ぎに追記しています。
【事後検証】
英国雇用統計
全体的には予想より改善したものの、前回より悪化でした(判別式の符号から判定)。
ちぐはぐな内容に発表直後の反応には迷いが見られました。
なお、主要数値に含まれないONS発表内容として、
・3か月雇用率は75.2%で前年同期より△1.1%、給与計算済み従業員数は前年同月より△2.7%。一方、失業率は対前年同月+1.2%。
・非活動的失業者(※)は、対前年+8.7万人、対前四半期より△3.3万人。これは求職活動を止めていた人が、求職活動に復帰しつつあることを示す、と推察。
(※ 仕事を持たず、過去4週間以内に積極的に仕事を求めておらず、今後2週間以内に仕事を始めることができないため、失業者として分類されていない16歳から64歳の人)
・平均従業員給与は、やはり「低賃金の雇用の数と割合の低下」によって上向きに作用。
とのこと。
米国CB消費者信頼感指数
ネットではどちらかと言えば、UM消費者信頼感速報値の悪化を見て、本指標も悪化より解説が多かったように思えます。が、事前記載のようにそうはなりませんでした。
結果は前回・予想を上回ったものの、反応はやがてUSD売に押されました。
この結果をもたらした発表内容がすっきりしません。CBは現状の悪化・短期的見通しの改善の総合結果としています。現状は、良し悪し両極端な消費者が増えているものの、雇用を得るのが難しいという消費者が増えたようです。短期的見通しは、景気・所得・雇用のいずれも良し悪しともに減少したようです。
今は、消費者の意見が割れているのか迷っているのかさえ、はっきりしません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:英国雇用統計 CB消費者信頼感指数
2021年01月24日
1月25日経済指標(結果検証済)
明日25日は、
・17:45 ECB総裁発言
・18:00 独国Ifo企業景況指数(1月集計分)
の発表があります。
市場予想(前月結果)
・景況指数 91.8%(92.1%)
・期待指数 93.2%(92.8%)
・現況指数 90.6%(91.3%)
事前差異判別式の解は△1.9です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:7.5/ 4.5( 9.1/ 7.3)
・直前1分足::::::3.7/ 2.7( 2.6/ 1.7)
・直後1分足::::::7.6/ 6.0( 5.5/ 3.7)
・直後11分足::13.7/ 8.8(11.9/ 8.1)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.5超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はショートです。
・直前1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.5超のとき、その解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表前に解消します。今回はショートです。
・初期反応方向に直ちに追撃し、その方向が直後1分足値幅方向だったら強気で攻めて直後11分足順跳幅を狙います。
・直後1分足順跳幅が15.3pips超に達したら、直後11分足順跳幅での逆張りを狙い、直後1分足値幅を削るのを狙います。
以下は19時頃に追記しています。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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・17:45 ECB総裁発言
・18:00 独国Ifo企業景況指数(1月集計分)
の発表があります。
市場予想(前月結果)
・景況指数 91.8%(92.1%)
・期待指数 93.2%(92.8%)
・現況指数 90.6%(91.3%)
事前差異判別式の解は△1.9です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:7.5/ 4.5( 9.1/ 7.3)
・直前1分足::::::3.7/ 2.7( 2.6/ 1.7)
・直後1分足::::::7.6/ 6.0( 5.5/ 3.7)
・直後11分足::13.7/ 8.8(11.9/ 8.1)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.5超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はショートです。
・直前1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.5超のとき、その解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表前に解消します。今回はショートです。
・初期反応方向に直ちに追撃し、その方向が直後1分足値幅方向だったら強気で攻めて直後11分足順跳幅を狙います。
・直後1分足順跳幅が15.3pips超に達したら、直後11分足順跳幅での逆張りを狙い、直後1分足値幅を削るのを狙います。
以上
以下は19時頃に追記しています。
【事後検証】
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
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注記以上
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タグ:IFO
2021年01月21日
1月22日経済指標(取引なし)
主要国News(21日20時半まで)
米国:19日、次期財務長官は上院財政委員会の指名承認公聴会で、今は財政支出を拡大し後に債務問題に取り組む旨、証言した。20日就任した新大統領は、さっそくパリ協定復帰・WHO復帰を宣言した。
独国:1月末までのロックダウン処置を2月14日まで延長を自治体首長と合意。
英国:改めてTPP参加申請を行うことを表明。
明日22日は、
・16:00 英国小売売上高(12月集計分)
・17:30 独国PMI速報値(1月集計分)
・18:30 英国PMI速報値(1月集計分)
・24:00 米国中古住宅販売件数(12月集計分)・住宅販売保留指数(12月集計分)
の発表があります。
が、明日は指標取引をしません。
英国小売売上高
市場予想(前月結果)
・前月比 +1.2%(△3.8%)
・前年比 +4.0%(+2.4%)
・コア前月比+0.8%(△2.6%)
・コア前年比+7.0%(+5.6%)
事前差異判別式の解は+3.2です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:15.5/10.1( 5.0/ 2.9)
・直前1分足::::::::6.1/ 3.5( 2.4/ 1.3)
・直後1分足::::::21.0/14.9( 4.6/ 3.6)
・直後11分足::::32.0/21.3(12.7/10.0)
独国PMI速報値
市場予想(前月改定値)
・製造業 57.5%(58.3%)
・サービス業 45.3%(47.0%)
・総合 50.3%(52.0%)
事前差異判別式の解は△5.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::8.0/ 5.0( 7.2/ 3.9)
・直前1分足::::::::3.7/ 2.7( 2.9/ 1.8)
・直後1分足::::::11.2/ 8.3(10.1/ 7.9)
・直後11分足::::17.8/13.0(15.5/ 9.8)
英国PMI速報値
市場予想(前月改定値)
・製造業 57.3%(57.3%)
・サービス業 49.9%(49.9%)
・総合 50.7%(50.7%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::7.9/ 5.1( 8.4/ 5.4)
・直前1分足::::::::5.9/ 2.9( 5.7/ 2.7)
・直後1分足::::::12.5/ 7.0(11.2/ 6.4)
・直後11分足::::17.0/10.5(16.6/10.2)
以下は22日に追記しています。
英国小売売上高
独国PMI速報値
英国PMI速報値
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初心者に優しくなっていますよね。
米国:19日、次期財務長官は上院財政委員会の指名承認公聴会で、今は財政支出を拡大し後に債務問題に取り組む旨、証言した。20日就任した新大統領は、さっそくパリ協定復帰・WHO復帰を宣言した。
独国:1月末までのロックダウン処置を2月14日まで延長を自治体首長と合意。
英国:改めてTPP参加申請を行うことを表明。
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明日22日は、
・16:00 英国小売売上高(12月集計分)
・17:30 独国PMI速報値(1月集計分)
・18:30 英国PMI速報値(1月集計分)
・24:00 米国中古住宅販売件数(12月集計分)・住宅販売保留指数(12月集計分)
の発表があります。
が、明日は指標取引をしません。
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英国小売売上高
市場予想(前月結果)
・前月比 +1.2%(△3.8%)
・前年比 +4.0%(+2.4%)
・コア前月比+0.8%(△2.6%)
・コア前年比+7.0%(+5.6%)
事前差異判別式の解は+3.2です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:15.5/10.1( 5.0/ 2.9)
・直前1分足::::::::6.1/ 3.5( 2.4/ 1.3)
・直後1分足::::::21.0/14.9( 4.6/ 3.6)
・直後11分足::::32.0/21.3(12.7/10.0)
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独国PMI速報値
市場予想(前月改定値)
・製造業 57.5%(58.3%)
・サービス業 45.3%(47.0%)
・総合 50.3%(52.0%)
事前差異判別式の解は△5.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::8.0/ 5.0( 7.2/ 3.9)
・直前1分足::::::::3.7/ 2.7( 2.9/ 1.8)
・直後1分足::::::11.2/ 8.3(10.1/ 7.9)
・直後11分足::::17.8/13.0(15.5/ 9.8)
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英国PMI速報値
市場予想(前月改定値)
・製造業 57.3%(57.3%)
・サービス業 49.9%(49.9%)
・総合 50.7%(50.7%)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::7.9/ 5.1( 8.4/ 5.4)
・直前1分足::::::::5.9/ 2.9( 5.7/ 2.7)
・直後1分足::::::12.5/ 7.0(11.2/ 6.4)
・直後11分足::::17.0/10.5(16.6/10.2)
以上
以下は22日に追記しています。
【事後検証】
英国小売売上高
独国PMI速報値
英国PMI速報値
以上
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。
そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
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2021年01月20日
1月21日経済指標(結果検証済)
主要国News(20日21時前まで)
ワクチン:18日時点における主要国ワクチン接種率は、英国6.65%、米国3.71%、独国1.37%、仏国0.74%。
米国:20日、新大統領の就任式を迎える。ワシントンは州兵による厳戒警備が行われている。就任後、直ちに前政権政策の変更を行うと見られているのは、WHO復帰・国内コロナ対策強化、地球温暖化対策のパリ協定復帰、国境の壁建設中止・各種移民への規制緩和とイスラム圏からの入国禁止撤回など。
豪州:中国は、昨年12月の豪州産の石炭・銅鉱石・銅精鉱の輸入が0だったと発表。
中国:20日、春節(2月28日〜3月8日)の帰省をするためには、7日以内の新型コロナウイルスの陰性証明を義務づけた。春節中の移動人口は延べ17億人と予測されている。
明日21日は、
・09:30 豪州雇用統計(12月集計分)
・12時頃 日銀金融政策決定会合
・15:30 日銀総裁会見
・21:45 ECB金融政策
・22:30 ECB総裁会見、米国週次失業保険申請件数・米国建設許可件数(12月集計分)・米国Phil連銀製造業景気指数
の発表があります。
豪州雇用統計
このところ、ABSやANZの発表した求人広告件数は急増しています。そしてANZの場合、求人広告件数が2%以上増加した翌月の雇用者数は前月を上回る傾向があります(期待的中率72%)。今回雇用統計の12月集計分の場合、11月集計分のANZを参照すると、前月比+13.9%となっています。それにも関わらず、今回の雇用者数増減の市場予想は低すぎる気がします。
失業率は対前月0.1%改善と予想されています。失業率が対前月0.2%以上改善したり、市場予想通り0.1%の改善でも雇用者数増減が6.5万人以上ならば、発表直後の反応は陽線と予想されます。
市場予想(前月結果)
・雇用者数増減+5.00万人(+9.00万人)
・失業率 6.7%(6.8%)
・労働参加率 66.2%(66.1%)
事前差異判別式の解は+1.6です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足::6.7/ 4.6( 6.1/ 3.8)
・直前1分足::::::5.8/ 3.8( 3.2/ 2.1)
・直後1分足:::::26.9/20.4(17.3/12.0)
・直後11分足:::31.6/22.8(23.3/15.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はロングです。
・事前差異判別式の解の絶対値が1.8以下のとき、指標発表直前にその符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はロングです。但し、直前10-1分足値幅が17.5pips超の陰線だったときはショートです。
・指標発表直前に直前1分足値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が15pips超に達したら、直ちに同方向への追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足終値がついたらその値幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
ECB金融政策
ECBの政策金利は既に△1%で、直近の政策変更は昨年12月の追加金融緩和で、内容は資産購入規模の拡大と延長でした。なお、TLTRO(銀行への貸出条件付き長期資金供給オペ)の規模については、一部理事の反対で当初議案(各銀行の適格融資残高の60%)よりも縮小(同55%)されたことが判明しています。
13日の講演でECB総裁は21年のEU圏成長率見通しを3.9%に維持したものの、4月以降も封鎖措置が継続したり、ワクチン接種が遅れる場合を踏まえた数字ではない旨を述べています。
市場予想(前回結果)
・現状維持(資金供給枠の拡大と延長)
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足::8.7/ 5.4( 2.4/ 1.1)
・直前1分足::::::9.3/ 6.5( 3.7/ 1.4)
・直後1分足:::::18.7/12.2(14.2/ 9.5)
・直後11分足:::22.3/14.9(15.7/ 6.4)
過去傾向に基づく取引方針
・発表後、初期反応方向に追撃し、1分以内に解消します。
・直後1分足終値がついたらその値幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
・直後3分足終値がついたらその値幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。上記1分後からの追撃方向と逆で両建てになっても構いません。
以下は21日22時半頃に追記しています。
豪州雇用統計
ECB金融政策
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
ワクチン:18日時点における主要国ワクチン接種率は、英国6.65%、米国3.71%、独国1.37%、仏国0.74%。
米国:20日、新大統領の就任式を迎える。ワシントンは州兵による厳戒警備が行われている。就任後、直ちに前政権政策の変更を行うと見られているのは、WHO復帰・国内コロナ対策強化、地球温暖化対策のパリ協定復帰、国境の壁建設中止・各種移民への規制緩和とイスラム圏からの入国禁止撤回など。
豪州:中国は、昨年12月の豪州産の石炭・銅鉱石・銅精鉱の輸入が0だったと発表。
中国:20日、春節(2月28日〜3月8日)の帰省をするためには、7日以内の新型コロナウイルスの陰性証明を義務づけた。春節中の移動人口は延べ17億人と予測されている。
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明日21日は、
・09:30 豪州雇用統計(12月集計分)
・12時頃 日銀金融政策決定会合
・15:30 日銀総裁会見
・21:45 ECB金融政策
・22:30 ECB総裁会見、米国週次失業保険申請件数・米国建設許可件数(12月集計分)・米国Phil連銀製造業景気指数
の発表があります。
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豪州雇用統計
このところ、ABSやANZの発表した求人広告件数は急増しています。そしてANZの場合、求人広告件数が2%以上増加した翌月の雇用者数は前月を上回る傾向があります(期待的中率72%)。今回雇用統計の12月集計分の場合、11月集計分のANZを参照すると、前月比+13.9%となっています。それにも関わらず、今回の雇用者数増減の市場予想は低すぎる気がします。
失業率は対前月0.1%改善と予想されています。失業率が対前月0.2%以上改善したり、市場予想通り0.1%の改善でも雇用者数増減が6.5万人以上ならば、発表直後の反応は陽線と予想されます。
市場予想(前月結果)
・雇用者数増減+5.00万人(+9.00万人)
・失業率 6.7%(6.8%)
・労働参加率 66.2%(66.1%)
事前差異判別式の解は+1.6です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足::6.7/ 4.6( 6.1/ 3.8)
・直前1分足::::::5.8/ 3.8( 3.2/ 2.1)
・直後1分足:::::26.9/20.4(17.3/12.0)
・直後11分足:::31.6/22.8(23.3/15.9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回はロングです。
・事前差異判別式の解の絶対値が1.8以下のとき、指標発表直前にその符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。今回はロングです。但し、直前10-1分足値幅が17.5pips超の陰線だったときはショートです。
・指標発表直前に直前1分足値幅と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が15pips超に達したら、直ちに同方向への追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足終値がついたらその値幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
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ECB金融政策
ECBの政策金利は既に△1%で、直近の政策変更は昨年12月の追加金融緩和で、内容は資産購入規模の拡大と延長でした。なお、TLTRO(銀行への貸出条件付き長期資金供給オペ)の規模については、一部理事の反対で当初議案(各銀行の適格融資残高の60%)よりも縮小(同55%)されたことが判明しています。
13日の講演でECB総裁は21年のEU圏成長率見通しを3.9%に維持したものの、4月以降も封鎖措置が継続したり、ワクチン接種が遅れる場合を踏まえた数字ではない旨を述べています。
市場予想(前回結果)
・現状維持(資金供給枠の拡大と延長)
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足::8.7/ 5.4( 2.4/ 1.1)
・直前1分足::::::9.3/ 6.5( 3.7/ 1.4)
・直後1分足:::::18.7/12.2(14.2/ 9.5)
・直後11分足:::22.3/14.9(15.7/ 6.4)
過去傾向に基づく取引方針
・発表後、初期反応方向に追撃し、1分以内に解消します。
・直後1分足終値がついたらその値幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。
・直後3分足終値がついたらその値幅方向に追撃し、発表後11分以内に解消します。上記1分後からの追撃方向と逆で両建てになっても構いません。
以上
以下は21日22時半頃に追記しています。
【事後検証】
豪州雇用統計
ECB金融政策
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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注記以上
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