2018年03月22日
2018年3月22日03:00発表ー米国金融政策(市場予想通り利上げ)発表時の翌朝以降の反応分析(番外分析2)
T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
今回のFOMCでは利上げが予想されています。以下、予想通り利上げだった場合について、翌朝以降のISDJPYの動きについて分析しています。
22日は、英国2月集計分小売売上高指数と、BOE金融政策が発表されます。
が、FOMCが利上げをした場合、それどころじゃありません。FOMC発表結果の影響注視を優先します。
FOMC金融政策発表の直前直後の反応分析は、こちらの「米国金融政策(市場予想通り利上げ時)発表前後のUSDJPY反応分析(2018年版)」に詳述しています。発表4時間前から24時間後の反応分析は、こちらの「2018年3月22日03:00予定ー米国金融政策(市場予想通り利上げ)発表の夜と翌日の反応分析(番外分析)」に詳述しています。
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下図チャートは、過去5回の市場予想通り利上げ時の翌朝からの日足・翌日の日足・翌週以降4週の週足を示したものです。基準始値は翌週始値としています。
いかがでしょう。
確かに利上げ後は最終的にUSDJPYがいずれ売られています。がしかし、一番右側のローソク足は発表から4週後の週足です。
2015年12月・2016年12月・2017年3月は、確かに発表翌日からUSDJPYは下げ始めています(JPY高)。けれども、直近2回は利上げ後1か月弱はUSDJPYが高くなっています。多くの解説で「利上げ後のUSDJPY下げ」との予想が目に付くものの、そう単純ではないような気がします。
過去との違いで言えば、現状では米株価下落が日経株価下落を招き、それがUSDJPYを下げる恐れがあります。逆に言えば、もしFRBが株価に配慮するような説明を声明かFRB議長会見で加えた場合、直近2回のようにUSDJPYはすぐに下げない、との見方もできます。
発表後は株価とUSDJPYの関係に注目しておきましょう。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
タグ:米国,FOMC
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