2018年01月16日
2018年1月16日22:30発表ー米国景気指標「2018年1月集計分NY連銀製造業景気指数」(結果検証済)
T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
本指標の反応分析はこちらです。
せっかくFXで取引するなら、@ 取引する指標や他の指標との関係性、A その指標発表時の反応の特徴や傾向、を知っておいた方が楽しめます。言わば、観光地に行く前に「うんちく」を仕入れておくのと同じです。
今回発表は2018年1月集計分です。下表に指標要点を纏めておきます。
前掲の分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- 直前1分足の陰線率は80%とかなり偏りがあるものの、2017年以降の陰線率は70%です。勝率を高めるためには、直前10-1分足が陽線だったときだけ、直前1分足が陽線側に2pips跳ねた時点でショートで逆張りする方が良いでしょう。
直前10-1分足が陰線だったり、直前1分足が陽線側に跳ねなければ取引を止めれば良いのです。必然的に取引時間はかなり短くならざるを得ないので、利確・損切の目安は2・3pipsのつもりでいれば良いでしょう。 - 指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始です。
直後1分足と直後11分足との方向一致率は72%です。その72%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは77%です。
直後1分足の過去平均跳幅は14pips、直後11分足のそれは20pipsです。利確/損切の目安は3〜5pipsといったところでしょうか。 - 再追撃は、直後1分足が形成途中であれ終値であれ、陽線側に20pipsを超えたらロングを追加しても良いでしょう。
直後1分足が陽線で跳幅20pipsを超えた場合、直後11分足跳幅は直後1分足跳幅を過去100%超えています。値幅で見ても、直後1分足が陽線で値幅20pipsを超えたときは、直後11分足値幅が直後1分足値幅を削ったことが1回しかありません。
追撃は短期取引の繰り返しで徹底しても良いでしょう。
直後11分足跳幅が30pipsを超えたことは7回(頻度19%)しかありません。ヒゲは、過去平均で直後1分足で4pips、直後11分足で6pipsです。
短期取引の追撃では、2・3pipsが利確/損切の目安となります。
以上
U.事後検証
以下は、2018年1月17日20:30頃に追記しています。
指標結果と反応を纏めておきます。
結果は、前回・予想を下回り、反応は陰線でした。
というより、指標発表なんかなかったように、ほとんど反応しませんでした。
指標のグラフ推移を見ておきましょう。
これで3か月連続で前回を下回ったものの、2016年1月集計分をボトムとする上昇基調はまだ継続しているように見えます。
反応は指標結果に素直だったものの、直後1分足は跳幅・値幅ともに僅か1pipsです。前月も直後1分足跳幅は1pipsだったので、これで2か月連続で平均以下しか反応しなかったことになります。
前月と当月の事後差異はそれぞれ△0.6・△0.3です。市場予想の精度が高いのも困ったものですね。
今回の取引結果を纏めておきます。
分析結果に基づくシナリオも検証しておきましょう。
- 直前1分足の陰線率は80%とかなり偏りがあるものの、2017年以降の陰線率は70%です。勝率を高めるためには、直前10-1分足が陽線だったときだけ、直前1分足が陽線側に2pips跳ねた時点でショートで逆張りする方が良いでしょう。
結果は、直前10-1分足が陰線で、直前1分足が陽線側に跳ねることはありませんでした。 - 指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、利確/損切の目安を3〜5pipsとしていました。
結果は、まぁドンピシャと言えるでしょう。 - 再追撃は、直後1分足が形成途中であれ終値であれ、陽線側に20pipsを超えたらロングを追加しても良い、と考えていました。
そんなことは起きませんでした。
4分もポジションを持って180円の収益というのも、子供の賭けトランプ並です。どんなに読みを当てても、反応の大きさは他人任せなのでどうにもなりません。でも、読みが良く当たるなら、そのうち大きく動くこともあるでしょう。
ため息の出るような取引でした。
以上
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