2017年09月28日
英国経済指標「四半期GDP確報値」発表前後のGBPJPY反応分析(2017年9月29日17:30発表結果検証済)
以下、「T.指標予想要点」「U.過去調査詳細」を事前投稿し、「V.発表結果検証」を事後投稿しています。ブログの日付は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「V.発表結果検証」のタイトル行付近に記載しています。
2017年9月29日21:30に英国経済指標「四半期GDP確定値」が発表されます。今回発表は2017年4-6月分の集計結果です。
今回の市場予想と前回結果は次の通りです。市場予想は本記事作成時点の値です。
※ 本稿は9月27日に記しています。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
※ 黄色欄は、後述する事前差異判別式の変数と解です。
本指標の特徴は以下の通りです。
以下のシナリオで取引に臨みます。
以上の詳細ないしは論拠は、以下の「T.調査・分析」に記しています。
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。利確・損切の目安は、過去平均値を最近の反応の大小と見比べて感覚的に微修正しています。
GDPは国内経済活動を総合的に表すので、その国の経済状況が良くなっているのか悪くなっているのかが一目瞭然です。英国四半期GDPは「速報値」「改定値」「確定値」の3回発表されます。
GDP確定値は、英国国家統計局が3月・6月・9月・12月の下旬に前四半期分を発表しています。
本指標に関する調査期間と、過去の反応程度・分布を下表に纏めておきます。
最も指標結果に素直に反応する直後1分足跳幅は、過去平均で17pipsです。平均的な反応程度の指標です。
分布を見ると17pips以下しか跳ねなかったことが59%と、半数を超えています。ほとんど市場予想と発表結果がずれないために、平均値の2倍を超えて反応したこともありません。
過去の発表結果と市場予想を下図に一覧します。
下図は発表結果と市場予想をプロットしています。市場予想は発表直前の値をプロットし、発表結果は後に修正値が発表されても定時発表値のままをプロットしています。
今回の市場予想は改定値と同じになっています。
前年比は2014年4-6月期をピークに緩やかに下降中で、今回の市場予想は直近ボトムの2016年10-12月期(+1.9%)を下回るとされています。
次に、見るべきポイントを絞り込むため、主要項目毎に反応方向にどの程度影響しているのかを下表に纏めておきました。
上表の上2行は、各項目をひとつずつ反応方向との一致率を求めています。これは予備計算のようなもので、この予備計算は最も反応方向との一致率が高い項目に注目しています。
上から3行目は、事前差異(市場予想ー前回結果)と直前10-1分足の方向一致率が高くなるように、各項目の係数を求めています。
上から4行目は、事後差異(発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率が高くなるように、各項目の係数を求めています。
最下段5行目は、実体差異(前回改定値結果ー市場予想)と直後11分足の方向一致率が高くなるように、各項目の係数を求めています。
結果、事前差異はデータ数が少ないので、直前10-1分足との一致率が100%と言っても、信頼度は今一つです。確報値は改定値との差があまり生じません。過去17回のうち、事前差異はたった2回、事後差異と実態差異はたった6回しか、差が生じていません。上表の100%や0%とは、この数回の差が生じたときについて方向一致率を求めたものです。
事後差異・実態差異は、10✕前期比の差異+1✕前年比の差異、という判別式符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)とすると、直後1分足・直後11分足との方向一致率がそれぞれ79%・77%となることがわかりました。
判別式係数から明らかなように、前期比に差異が生じたらその方向に反応します。
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示します。
まず、直前10-1分足は、過去平均跳幅が11pipsです。その跳幅が20pips以上だったことは過去2回(頻度12%)あります。
この2回の直後1分足跳幅は平均26pipsで、これは直後1分足跳幅の過去全平均17pipsより大きくなっています。また、この2回の直前10-1分足と直後1分足の方向は1回(50%)一致しています。
2回のデータから有用な傾向を導くことは難しそうです。
ただ、直前10-1分足にはヒゲが多くなりがちです。注意しましょう。
次に、直前1分足の過去平均跳幅が8pipsです。その跳幅が10pips以上だったことは過去5回(頻度29%)あります。
この5回の直後1分足跳幅は平均17pipsで、これは直後1分足跳幅の過去全平均17pipsと同じです。また、この5回の直前1分足と直後1分足の方向は3回(60%)一致しています。
直前1分足が大きく跳ねても、直後1分足の方向や程度を示唆しているとは言えません。
そして、直後1分足の過去平均跳幅と値幅の差は5pips(1ー値幅/跳幅=戻り比率29%)です。直後11分足のそれは10pips(戻り比率37%)です。戻り比率は普通です。
指標一致性分析は、指標の前回結果と市場予想の差(事前差異)と、発表結果と市場予想の差(事後差異)と、発表結果と前回結果の差(実態差異)を求め、そのプラス・マイナスと反応方向に偏りがないかを調べています。詳細は「指標一致性分析」をご参照願います。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
まず、指標一致性分析の結果を下図に示します。
市場予想と発表結果とが一致しがちなため、指標一致性分析はどうもアテにならないようです。僅か2回の事例では、事前差異の符号と直前10-1分足・直後1分足の方向一致率が、ともに100%となっています。事後差異・実態差異は、前期比に差異が生じたときに、その方向と直後1分足・直後11分足とが一致しがちです。
見るべきポイントは、事後差異・実態差異ともに直前1分足との方向一致率が高い点です。直前1分足は、その後のローソク足方向を示唆している可能性があります。
次に、反応一致性分析の結果を下表に示します。
直後1分足と直後11分足の方向一致率が75%と高い点を除けば、先に形成されたローソク足が後で形成されるローソク足の方向を示唆している兆しはありません。
最後に、反応性分析の結果を下表に示します。
直後1分足と直後11分足との方向一致率は76%です。そして、その76%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは77%です。
指標発表時点から見たその後の方向一致率が高く、且つ、反応を伸ばしているのだから、指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。
そして、指標発表から1分を経過すると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことは53%です。指標発表から1分を過ぎたら早めに利確した方が良いということです。伸びるか伸びないかが半々ですから、無理する必要なんてありません。
以下のシナリオで取引に臨みます。
以下は2017年10月5日に追記しています。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果はGDP前年比が前回・予想を下回り、反応は陰線でした。
取引結果は次の通りでした。
直前1分足・直後1分足で大きく損切となりました。かなりしつこく追撃して挽回を図ったものの、取り返すには至りませんでした。下げ継続の読みは、これでBOE利上げが難しくなる、と考えたためです。
事前調査分析内容を、以下に検証します
事前準備していたシナリオには問題ありません。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
T.指標予想要点
2017年9月29日21:30に英国経済指標「四半期GDP確定値」が発表されます。今回発表は2017年4-6月分の集計結果です。
今回の市場予想と前回結果は次の通りです。市場予想は本記事作成時点の値です。
※ 本稿は9月27日に記しています。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
※ 黄色欄は、後述する事前差異判別式の変数と解です。
本指標の特徴は以下の通りです。
- 確報値は市場予想が前回改定値となっていることが多く、また、その市場予想もほぼ当たります(改定値と同じになることが多い)。過去17回の確報値発表時の市場予想が前回改定値と異なったことは2回(頻度12%)しかありません。発表結果が市場予想と異なったことは6回(頻度35%)しかありません。
- 事前差異(市場予想ー前回改定値結果)が0でないとき、直前10-1分足はその差異の方向に反応する可能性があります。
事後差異(発表結果ー市場予想)や実態差異(発表結果ー前回改定値結果)に差異が生じると、その方向に直後1分足・直後11分足は素直に反応します。
反応への寄与は、前期比の差>前年比の差、です。 - 追撃は、反応方向を確認したら早期開始した方が良さそうです。発表から1分を過ぎると、利確の機会を窺った方が良いようです。
直後1分足と直後11分足の方向一致率は76%あるものの、終値同士を比較して直後11分足の方が伸びていたことは53%なので、平均的にはどんどん反応を伸ばしていく指標ではありません。
以下のシナリオで取引に臨みます。
- 直前10-1分足は、事前差異が0でない場合にその符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)通りにポジションを取ります。
- 直後1分足は、事前差異が0でない場合にその符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)通りにポジションを取ります。
指標発表直前にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切です。 - 初期の追撃は早期開始し、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
- もし、実態差異が0でないのに直後1分足終値が過去平均ぐらいしか伸びていなければ、実態差異判別式の符号と同じ方向に追撃を行います。
以上の詳細ないしは論拠は、以下の「T.調査・分析」に記しています。
U.過去調査詳細
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。利確・損切の目安は、過去平均値を最近の反応の大小と見比べて感覚的に微修正しています。
【1. 指標概要】
GDPは国内経済活動を総合的に表すので、その国の経済状況が良くなっているのか悪くなっているのかが一目瞭然です。英国四半期GDPは「速報値」「改定値」「確定値」の3回発表されます。
GDP確定値は、英国国家統計局が3月・6月・9月・12月の下旬に前四半期分を発表しています。
ーーー$€¥ーーー
本指標に関する調査期間と、過去の反応程度・分布を下表に纏めておきます。
最も指標結果に素直に反応する直後1分足跳幅は、過去平均で17pipsです。平均的な反応程度の指標です。
分布を見ると17pips以下しか跳ねなかったことが59%と、半数を超えています。ほとんど市場予想と発表結果がずれないために、平均値の2倍を超えて反応したこともありません。
【2. 既出情報】
(2-1. 過去情報)
(2-1. 過去情報)
過去の発表結果と市場予想を下図に一覧します。
下図は発表結果と市場予想をプロットしています。市場予想は発表直前の値をプロットし、発表結果は後に修正値が発表されても定時発表値のままをプロットしています。
今回の市場予想は改定値と同じになっています。
前年比は2014年4-6月期をピークに緩やかに下降中で、今回の市場予想は直近ボトムの2016年10-12月期(+1.9%)を下回るとされています。
ーーー$€¥ーーー
次に、見るべきポイントを絞り込むため、主要項目毎に反応方向にどの程度影響しているのかを下表に纏めておきました。
上表の上2行は、各項目をひとつずつ反応方向との一致率を求めています。これは予備計算のようなもので、この予備計算は最も反応方向との一致率が高い項目に注目しています。
上から3行目は、事前差異(市場予想ー前回結果)と直前10-1分足の方向一致率が高くなるように、各項目の係数を求めています。
上から4行目は、事後差異(発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率が高くなるように、各項目の係数を求めています。
最下段5行目は、実体差異(前回改定値結果ー市場予想)と直後11分足の方向一致率が高くなるように、各項目の係数を求めています。
結果、事前差異はデータ数が少ないので、直前10-1分足との一致率が100%と言っても、信頼度は今一つです。確報値は改定値との差があまり生じません。過去17回のうち、事前差異はたった2回、事後差異と実態差異はたった6回しか、差が生じていません。上表の100%や0%とは、この数回の差が生じたときについて方向一致率を求めたものです。
事後差異・実態差異は、10✕前期比の差異+1✕前年比の差異、という判別式符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)とすると、直後1分足・直後11分足との方向一致率がそれぞれ79%・77%となることがわかりました。
判別式係数から明らかなように、前期比に差異が生じたらその方向に反応します。
(2-2. 過去反応)
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示します。
まず、直前10-1分足は、過去平均跳幅が11pipsです。その跳幅が20pips以上だったことは過去2回(頻度12%)あります。
この2回の直後1分足跳幅は平均26pipsで、これは直後1分足跳幅の過去全平均17pipsより大きくなっています。また、この2回の直前10-1分足と直後1分足の方向は1回(50%)一致しています。
2回のデータから有用な傾向を導くことは難しそうです。
ただ、直前10-1分足にはヒゲが多くなりがちです。注意しましょう。
次に、直前1分足の過去平均跳幅が8pipsです。その跳幅が10pips以上だったことは過去5回(頻度29%)あります。
この5回の直後1分足跳幅は平均17pipsで、これは直後1分足跳幅の過去全平均17pipsと同じです。また、この5回の直前1分足と直後1分足の方向は3回(60%)一致しています。
直前1分足が大きく跳ねても、直後1分足の方向や程度を示唆しているとは言えません。
そして、直後1分足の過去平均跳幅と値幅の差は5pips(1ー値幅/跳幅=戻り比率29%)です。直後11分足のそれは10pips(戻り比率37%)です。戻り比率は普通です。
【3. 定型分析】
指標一致性分析は、指標の前回結果と市場予想の差(事前差異)と、発表結果と市場予想の差(事後差異)と、発表結果と前回結果の差(実態差異)を求め、そのプラス・マイナスと反応方向に偏りがないかを調べています。詳細は「指標一致性分析」をご参照願います。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
まず、指標一致性分析の結果を下図に示します。
市場予想と発表結果とが一致しがちなため、指標一致性分析はどうもアテにならないようです。僅か2回の事例では、事前差異の符号と直前10-1分足・直後1分足の方向一致率が、ともに100%となっています。事後差異・実態差異は、前期比に差異が生じたときに、その方向と直後1分足・直後11分足とが一致しがちです。
見るべきポイントは、事後差異・実態差異ともに直前1分足との方向一致率が高い点です。直前1分足は、その後のローソク足方向を示唆している可能性があります。
次に、反応一致性分析の結果を下表に示します。
直後1分足と直後11分足の方向一致率が75%と高い点を除けば、先に形成されたローソク足が後で形成されるローソク足の方向を示唆している兆しはありません。
最後に、反応性分析の結果を下表に示します。
直後1分足と直後11分足との方向一致率は76%です。そして、その76%の方向一致時だけに注目したとき、直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことは77%です。
指標発表時点から見たその後の方向一致率が高く、且つ、反応を伸ばしているのだから、指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。
そして、指標発表から1分を経過すると、直後1分足終値を超えて直後11分足終値が伸びていたことは53%です。指標発表から1分を過ぎたら早めに利確した方が良いということです。伸びるか伸びないかが半々ですから、無理する必要なんてありません。
【4. シナリオ作成】
以下のシナリオで取引に臨みます。
- 直前10-1分足は、事前差異が0でない場合にその符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)通りにポジションを取ります。
- 直後1分足は、事前差異が0でない場合にその符号(プラスが陽線、マイナスが陰線)通りにポジションを取ります。
指標発表直前にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切です。 - 初期の追撃は早期開始し、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
- もし、実態差異が0でないのに直後1分足終値が過去平均ぐらいしか伸びていなければ、実態差異判別式の符号と同じ方向に追撃を行います。
以上
2017年9月29日17:30発表
以下は2017年10月5日に追記しています。
V.発表結果検証
【5. 発表結果】
(5-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果はGDP前年比が前回・予想を下回り、反応は陰線でした。
(5-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
直前1分足・直後1分足で大きく損切となりました。かなりしつこく追撃して挽回を図ったものの、取り返すには至りませんでした。下げ継続の読みは、これでBOE利上げが難しくなる、と考えたためです。
【6. 分析検証】
(6-1. 分析検証)
事前調査分析内容を、以下に検証します
- 確報値は市場予想が前回改定値となっていることが多く、また、その市場予想もほぼ当たります(改定値と同じになることが多い)。過去17回の確報値発表時の市場予想が前回改定値と異なったことは2回(頻度12%)しかありません。発表結果が市場予想と異なったことは6回(頻度35%)しかありません。
今回は改定値が修正されました。これは珍しいことです。
(6-2. シナリオ検証)
事前準備していたシナリオには問題ありません。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
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