2017年07月30日
2017年7月第4週成績と月次取引手法検証
【1. 年次途中経過】
本ブログ記載の取引方法を検証するため、週次・月次で取引成績を記録しています。
人にやり方を薦める以上、(個別取引はさておき)全体として間違っていないことを検証しておきたかったのです。
原資は、2017年1月1日時点におけるGBPJPY1枚分の投資額の10倍(¥579,680)です。
7月末までの収益率は30%超に達しています。
負けていないことには「ほっ」としています。がしかし、正直言ってこの成績は、例年に比べて「運良く」かなりハイペースです(例年の約2倍ペースです)。経験上、本ブログ記載方法で、この収益率は少し高すぎます。
取引回数を増やした以上、収益額が増えたことは当然の結果です。
そして、ブログを始めて他人に自分の方法論を紹介するため、分析用図表類を整備・整理し始めたことが、自分の頭の整理になっていることは、勝率向上に役立ったと思います。
そもそも過去の指標結果と、そのときの反応傾向に順張りに徹すれば、時間を限った指標発表前後の取引では勝てて当然です。投資だけに限った話でなく、「順張り」というのは「平均的にちょっと有利」なのです。
がしかし、現状の収益率が少し高すぎることで、「言った通りだろう」と威張るよりも、ここで紹介した方法論が誤解を与えること(こんなに勝てちゃう、と)が心配です。
投資を楽しむことは、負けないことを楽しむようなものです。うまい話なんてありません。そういう常識を保つことの方が、我々アマチュアの投資には最も大切なことだと思います。
でもまあ、ブログを始めて勝てていてよかった。趣味がFXだかブログに分析記事に載せることだか、良くわからなくなってきましたけど。
【2. 週次成績】
7月第4週の取引結果と、年初からの通算成績を纏めておきます。
7月第4週は5指標で取引を行いました。
取引時間は104分57秒(1指標当たり21分11秒)です。ちょっと過去に遡って調べてみると、週次で今年最長の取引時間でした。
損益はいつも1枚ずつの取引で+8,574円(1指標当たり+1,715円)でした。勝率は、指標単位で100%(5勝)、シナリオ単位では68%(15勝7敗、含シナリオ外取引3)でした。
【3. 月次取引手法検証】
年次収益はあと少しで¥20万超、月次収益は¥22,657です。
ここで、おもしろいデータがあります。
7月に取引したシナリオは65本です。成績は48勝17敗(勝率74%)でした。現在のシナリオでは、期待的中率を70%以上にしているため、それをやや上回った成績となっています(例年、やや上回ります)。
もっと高い勝率を謳う取引手法を紹介しているHPは、けっこう見かけます。
ところが、7月は19指標で取引し、成績が17勝2敗(勝率89%)なのです。
この結果は、本ブログで最も採用数が多いシナリオ「発表後に順張り追撃しやすい指標で順張り追撃」の勝率が高くて、稼げているのです。
発表時刻を跨いだポジションでの取引で勝てたときには、大きく稼げます。そのポジションで負けても、追撃で負けを取り返せていることが多いのです。
このブログで薦めている取引方法では、アマチュアの我々が難しいことを意識しなくても、「指標単位(分析をおこなった取引単位)」での勝率を高くし、個々の取引単位で「損小利大」となってしまいます。そして何より、ポジションを持つ時間を短くできます。
「1. FXは上達するのか」で説明した取引手法は、とりあえず7月にうまくいったことが確認できました。来月も同じやり方で大丈夫です。
以上
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最近からちょいちょい見させて貰ってます
率直にこういう分析の仕方があるのか
と思いました。
参考にさせて貰います(*・ω・)ペコリ