2017年05月22日
独国景気指標「Ifo景況指数」・欧州景気指標「PMI速報値」発表前後のEURJPY反応分析(2017年5月23日17:00発表結果検証済)
以下、「T.調査・分析」を事前投稿し、「U.結果・検証」を事後投稿しています。ブログの日付は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.結果・検証」のタイトル行付近に記載しています。
2017年5月23日17:00に独国景気指標「Ifo景況指数」・欧州景気指標「PMI速報値」が発表されます。今回発表はいずれも2017年5月分の集計結果です。
まず、Ifo景況指数の要点を下表に整理しておきます。
次に、欧州PMI速報値の要点を下表に整理しておきます。
Ifo景況指数発表前後の反応の方が欧州PMI速報値のそれより大きいことがわかります。
本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
まず先に、本指標で取引する上での注意点です。
指標については次の通りです。
シナリオは次の通りです。
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。
PMIの説明は省略します。
Ifo景況感指数は、約7000社の企業を対象に、独経済の現況と今後6カ月の先行きに対してアンケート調査を実施したものです。調査項目は「生産」「在庫」「受注」「価格」「雇用」に分かれており、特に鉱工業生産との関連性が高い内容と言われています。指数は、2000年を100として現況と先行きを加重平均した値になっています。
関連指標には毎月中旬に発表される「ZEW景況感指数」があります。がしかし、本指数の方がサンプル数7000社と多いことや、エコノミストではなく企業担当者が調査対象となっているため、独経済の実態を正確に把握できると言われています。
以下の調査分析範囲は、2015年1月分以降前回までの28回分のデータに基づいています。特に断らない限り、分析は反応が大きいIfo景況指数発表前後のものを用います。
過去の市場予想と発表結果を示します。上図はIfo景況指数、下図は欧州PMI速報値です。
PMIのグラフは過去速報値の市場予想と発表結果をプロットしたものです。本来、過去分は確定値と見比べるべきですが、対応できていません。
IfoもPMIも典型的な市場予想後追い型となっています。
市場予想後追い型とは、こういうことです。
本来、市場予想は発表より先に行われています。がしかし、エコノミストも人間です。良い結果が続くとそろそろ悪くなるぞと予想し、悪い結果が続くとそろそろ良くなるぞと予想しがちです。その結果、後にグラフを眺めてみると、実際とは逆に発表結果に市場予想が追従していくようなグラフになるのです。
こうした市場予想後追い型では、上昇基調であれ下降基調であれ、ざっくり「市場予想を超えた発表結果となる」と捉えておけば、結果的に発表結果が市場予想より大きいか小さいかを70%程度当てることができます。
そういうファンダメンタルも何もないオカルト的な意味で言えば、今回は市場予想を上回る可能性が高い訳です。
もともと、分析が外れたって知りませんけど、特にこんなオカルトが外れも知りませんからね。
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
2016年6月にどーんとヒゲが大きいのは、ブリグジット国民投票直後のときです。直前10-1分足は波打っているように見えますが、意味があるサイクルか否かはわかりません。過去陽線率は62%です。
直前1分足は過去陰線率が83%です。指標発表を跨いで買ポジションを取るなら、発表直前まで待った方が良いでしょう。
直後1分足の過去陽線率は68%です。ヒゲが目立たない直後1分足です。
上図の直後1分足と下図の直後11分足を見比べてみて下さい。特に最近は反転したことがないように見受けられます。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が85%となっています。方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各83%・52%です。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
直前1分足の陰線率は83%です。過去平均跳幅は6pipsですから、ポジションを取っても良いでしょう。
指標一致性分析は、指標の前回結果と市場予想の差(事前差異)と、発表結果と市場予想の差(事後差異)と、発表結果と前回結果の差(実態差異)を求め、そのプラス・マイナスと反応方向とに偏りがないかを調べています。詳細は「指標一致性分析」をご参照願います。
直後1分足・直後11分足の事後差異との方向一致率は各89%・78%です。また、実態差異との方向一致率は各75%・70%です。
先に、反応性分析では、直後1分足と直後11分足との方向一致率が85%となっているものの、方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各83%・52%でした。52%では、安心して追撃できない、というのが結論です。
がしかし、直後11分足の事後差異・実態差異との方向一致率は各78%・70%です。
発表結果が判明以降は、事後差異・実態差異がプラス(マイナス)なら陽線方向(陰線方向)への順張り追撃を行っても良い訳です。
巻頭箇条書きのシナリオの項をご参照願います。
以下は2017年5月24日に追記しています。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
オカルトが当たりました。
結果は、独国Ifo景況指数が1991年以来の高水準に達し、欧州PMI速報値がまちまちの結果となりました。仏PMI速報値・独PMI速報値ともに、製造業・サービス業ともに前回結果を上回っているので、改定値では上方修正されるかもしれません。
反応は陽線となりましたが、直後11分足は17:04頃に安値を付けています。全体に上ヒゲも長く、これは16:00頃からの上昇トレンドで前日高値付近に達して、それがレジスタンスになっていたためです。
結局、このレジスタンスを上抜けすることができず、その後、4時間足の雲上端付近まで値を戻しました。
取引結果は次の通りでした。
直後11分足3度目の追撃は上記レジスタンスを意識して行えませんでした。もう1回ぐらい追撃しても良かったかもしれません。
事前調査分析内容を細かく検証するより、「2-1. 過去情報」項のオカルトの話の方がおもしろそうです。
Ifo・欧州PMIともに市場予想後追い型の指標です。プロのエコノミストでさえ、良い結果が続くとそろそろ悪くなるぞと予想し、悪い結果が続くとそろそろ良くなるぞと予想しがちなのは、本当に興味深いことです。
ですが確かに、市場予想後追い型の指標でもいつかはトレンド転換が起きます。興味深いことに、このトレンド転換に先立って、なぜか「材料出尽くし」や「事実売り(買い)」といった反応が増え始める傾向があるような気がします。
「材料出尽くし」や「事実売り(買い)」といった解説記事が出るときは、指標発表後に素直な反応をしなかったときです。
では、そういう解説記事が目立ち始めたら、どうすればいいでしょう。
発表時刻を跨いだ取引を見送る、が正解だと思っています。
下に本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
上表がIfo、下表が欧州PMIです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
2017年5月23日17:00に独国景気指標「Ifo景況指数」・欧州景気指標「PMI速報値」が発表されます。今回発表はいずれも2017年5月分の集計結果です。
まず、Ifo景況指数の要点を下表に整理しておきます。
次に、欧州PMI速報値の要点を下表に整理しておきます。
Ifo景況指数発表前後の反応の方が欧州PMI速報値のそれより大きいことがわかります。
本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
まず先に、本指標で取引する上での注意点です。
- 同日15:00には独国四半期GDP確報値、16:30には独国PMI速報値が発表されます。独国指標発表が続き、直近の好調な独経済を踏まえると、15:00頃からEURJPYもしくはEURUSDの反応は一方向に続くかも知れません。そのような場合、本指標発表直前・直後に一旦逆方向に大きく動く可能性があります。
ご注意ください。
指標については次の通りです。
- Ifo景況指数本来の反応は、直後1分足と直後11分足の方向一致率が85%です。方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各83%・52%です。
- 欧州PMI速報値本来の反応は、直後1分足と直後11分足の方向一致率が70%です。方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各100%・50%です。
- つまり、どちらの指標も直後1分足と直後11分足の方向一致率が高く、発表後1分を過ぎてから高値を付けるものの、直後11分足終値は直後1分足終値よりも反応を戻す傾向があるようです。
シナリオは次の通りです。
- 直前1分足の陰線率は83%です。過去平均跳幅は6pipsですから、ポジションを取っても良いでしょう。但し、反応は過去平均跳幅が4-6pipsしかありません。欲張らずに3pipsで利確、5pipsで損切と考えておけば期待値はプラスです。
- 直後11分足は、今回、上記注意点に留意して短時間の追撃で留めます。
これは、反応性分析で、直後1分足と直後11分足との方向一致率が85%となっているものの、方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各83%・52%だったからです。52%では、安心して追撃できない、というのが結論です。
がしかし、指標一致性分析における直後11分足の事後差異・実態差異との方向一致率は各78%・70%です。発表結果を確認できて、発表結果が前回結果・市場予想のいずれより大きい(小さい)ならば陽線方向(陰線方向)への順張り追撃なら安心して行える訳です。
ややこしくて、ぱっと判断できませんけど。
T.調査・分析
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。
【1. 指標概要】
PMIの説明は省略します。
Ifo景況感指数は、約7000社の企業を対象に、独経済の現況と今後6カ月の先行きに対してアンケート調査を実施したものです。調査項目は「生産」「在庫」「受注」「価格」「雇用」に分かれており、特に鉱工業生産との関連性が高い内容と言われています。指数は、2000年を100として現況と先行きを加重平均した値になっています。
関連指標には毎月中旬に発表される「ZEW景況感指数」があります。がしかし、本指数の方がサンプル数7000社と多いことや、エコノミストではなく企業担当者が調査対象となっているため、独経済の実態を正確に把握できると言われています。
【2. 既出情報】
以下の調査分析範囲は、2015年1月分以降前回までの28回分のデータに基づいています。特に断らない限り、分析は反応が大きいIfo景況指数発表前後のものを用います。
(2-1. 過去情報)
過去の市場予想と発表結果を示します。上図はIfo景況指数、下図は欧州PMI速報値です。
PMIのグラフは過去速報値の市場予想と発表結果をプロットしたものです。本来、過去分は確定値と見比べるべきですが、対応できていません。
IfoもPMIも典型的な市場予想後追い型となっています。
市場予想後追い型とは、こういうことです。
本来、市場予想は発表より先に行われています。がしかし、エコノミストも人間です。良い結果が続くとそろそろ悪くなるぞと予想し、悪い結果が続くとそろそろ良くなるぞと予想しがちです。その結果、後にグラフを眺めてみると、実際とは逆に発表結果に市場予想が追従していくようなグラフになるのです。
こうした市場予想後追い型では、上昇基調であれ下降基調であれ、ざっくり「市場予想を超えた発表結果となる」と捉えておけば、結果的に発表結果が市場予想より大きいか小さいかを70%程度当てることができます。
そういうファンダメンタルも何もないオカルト的な意味で言えば、今回は市場予想を上回る可能性が高い訳です。
もともと、分析が外れたって知りませんけど、特にこんなオカルトが外れも知りませんからね。
(2-2. 過去反応)
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
2016年6月にどーんとヒゲが大きいのは、ブリグジット国民投票直後のときです。直前10-1分足は波打っているように見えますが、意味があるサイクルか否かはわかりません。過去陽線率は62%です。
直前1分足は過去陰線率が83%です。指標発表を跨いで買ポジションを取るなら、発表直前まで待った方が良いでしょう。
直後1分足の過去陽線率は68%です。ヒゲが目立たない直後1分足です。
上図の直後1分足と下図の直後11分足を見比べてみて下さい。特に最近は反転したことがないように見受けられます。
【3. 定型分析】
(3-1. 反応性分析)
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が85%となっています。方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各83%・52%です。
(3-2. 反応一致性分析)
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
直前1分足の陰線率は83%です。過去平均跳幅は6pipsですから、ポジションを取っても良いでしょう。
(3-3. 指標一致性分析)
指標一致性分析は、指標の前回結果と市場予想の差(事前差異)と、発表結果と市場予想の差(事後差異)と、発表結果と前回結果の差(実態差異)を求め、そのプラス・マイナスと反応方向とに偏りがないかを調べています。詳細は「指標一致性分析」をご参照願います。
直後1分足・直後11分足の事後差異との方向一致率は各89%・78%です。また、実態差異との方向一致率は各75%・70%です。
先に、反応性分析では、直後1分足と直後11分足との方向一致率が85%となっているものの、方向一致時の直後1分足と直後11分足との跳値同士・終値同士の反応伸長率は各83%・52%でした。52%では、安心して追撃できない、というのが結論です。
がしかし、直後11分足の事後差異・実態差異との方向一致率は各78%・70%です。
発表結果が判明以降は、事後差異・実態差異がプラス(マイナス)なら陽線方向(陰線方向)への順張り追撃を行っても良い訳です。
【4. シナリオ作成】
巻頭箇条書きのシナリオの項をご参照願います。
以上
2017年5月23日17:00発表
以下は2017年5月24日に追記しています。
U. 結果・検証
【5. 発表結果】
(5-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
オカルトが当たりました。
結果は、独国Ifo景況指数が1991年以来の高水準に達し、欧州PMI速報値がまちまちの結果となりました。仏PMI速報値・独PMI速報値ともに、製造業・サービス業ともに前回結果を上回っているので、改定値では上方修正されるかもしれません。
反応は陽線となりましたが、直後11分足は17:04頃に安値を付けています。全体に上ヒゲも長く、これは16:00頃からの上昇トレンドで前日高値付近に達して、それがレジスタンスになっていたためです。
結局、このレジスタンスを上抜けすることができず、その後、4時間足の雲上端付近まで値を戻しました。
(5-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
直後11分足3度目の追撃は上記レジスタンスを意識して行えませんでした。もう1回ぐらい追撃しても良かったかもしれません。
【6. 分析検証】
(6-1. 分析検証)
事前調査分析内容を細かく検証するより、「2-1. 過去情報」項のオカルトの話の方がおもしろそうです。
Ifo・欧州PMIともに市場予想後追い型の指標です。プロのエコノミストでさえ、良い結果が続くとそろそろ悪くなるぞと予想し、悪い結果が続くとそろそろ良くなるぞと予想しがちなのは、本当に興味深いことです。
ですが確かに、市場予想後追い型の指標でもいつかはトレンド転換が起きます。興味深いことに、このトレンド転換に先立って、なぜか「材料出尽くし」や「事実売り(買い)」といった反応が増え始める傾向があるような気がします。
「材料出尽くし」や「事実売り(買い)」といった解説記事が出るときは、指標発表後に素直な反応をしなかったときです。
では、そういう解説記事が目立ち始めたら、どうすればいいでしょう。
発表時刻を跨いだ取引を見送る、が正解だと思っています。
(6-2. シナリオ検証)
下に本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
上表がIfo、下表が欧州PMIです。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
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