2017年03月24日
2017年3月第4週成績と第5週指標の過去反応
多くのFX関連書籍・記事で主流・基本だと言うトレンドフォローでの取引は、多くの結果が示す通り、ほとんどの人に適していません。普通の人がFXを始める際には、もっと適した方法があると思って、このブログを始めました。このブログでは、経済指標発表前後の短期シナリオ手法というやり方を紹介しています。詳細は「FXは上達するのか」をご覧ください。
取引時間は58分11秒、損益は+2,789円(0.42%)、指標単位勝敗は6勝2敗、でした。
今週は負けが先行し、定性分析を結構外しました。まだまだ研究が必要ですね。
来週はあまり魅力的な指標がないようです。
下表に、次週の主要発表指標について、過去の反応の大きさを一覧しておきます。
米英GDPは確報値なので、正直、これまであまり取引をしたことがありません。
日本CPIは、本ブログが円クロス取引中心のため、日銀施策の基になるCPI動向を把握しておくために取引します。
米PCEもほぼ同じ理由です。米側GDPの70%は個人消費が占めています。そのため、PCE動向を把握しておくために取引します。
次週は、こういう週なのでおもしろい指標がありません。もし退屈するならば、金利や株価のチャートをUSDJPYに並べて表示して取引してみてはいかがでしょう。
金利や株価のチャートも為替と同じく、次が上か下かは読めませんが、動きの勢いを読み取る練習が役に立ちます。
以下は、先週と同じ文面です。
上表の反応の大きさは、直後1分足跳幅・値幅と直後11分足値幅を記載しています。
直後1分足跳幅と値幅は、その指標がトレンドに与える影響を最も素直に表しています(と考えられ、多くの事例もそれを裏付けています)。がしかし、直後1分足跳幅で稼ぐには、指標発表直前にポジションを取らなければならないので、
と三段階の分析が正しくなければいけません。よって、難易度が非常に高くなります。だから、なるべくならその前後の値動きに追従することを薦めます。その方が定量再現性が高く、ずっと難易度が下がるのです。稼げるpipsは小さくなりますが。
まぁ分析が外れても勝てることはあるし、その逆もあります。でも、当てれば勝てると信じて研究するしかありません。
上表の過去の反応平均値は、稼げるpipsでもあり損をするpipsでもあります。
だいぶ以前の記憶で恐縮ですが、FXを始めた頃に指標取引を薦める入門書はありませんでした。せいぜい米雇用統計のような反応が大きな指標を入門書で取り上げて、発表後のトレンドが決まってから追いかけてポジションを取るコツを教えるものはあっても、積極的に経済指標発表前後の取引を薦めるものは見た覚えがありません。当時の入門書はトレンドフォローの薦め一色だったという記憶があります。
当時、かなりテキスト通り忠実にやったつもりで取引し、それでも一通り負けました。やはり自分は臆病なのか下手なのか自己判断に迷いました。それで、他人のこうすれば良いという話を疑って、色々な状況・場面をきちんと自分でデータを取って分析するようになりました。きっとあの頃は、今よりずっと買えば下がるし売れば騰がった時代だったから、本の通りにやっても負けたのです(ウソです)。
自分で分析した結果、
ということがわかりました。
単にどちらもやり方の最適化の問題だけだったのです。
それからは、09:00(東証寄り付き)、12:00(昼休み)、17:30(GBP取引増加)、といった時間に、陽線や陰線がどれだけ続く傾向があるかを調べたものです。例えば、最初の1分足と次の2本の1分足は、方向一致率と定量再現性が高いことがわかったもんです(今はどうだか知りません)。がしかし、これらの時間で稼げるpipsは小さい上に、仕事の都合でなかなか取引できない方が多く、結局、経済指標が最も取引しやすいというのが結論です。
ちなみに、21:00、23:00、0:00は、同じような調べ方で、確率的な再現性が得られない、が当時の結論です。
さて、脱線しましたが、もしせっかくご自身で経済指標を分析して取引に臨んでみるなら、反応の大きさ(直後1分足跳幅)が25pips程度の指標がお薦めです。
どこかで記した記憶がありますが、反応が小さすぎる指標は、指標結果とそれまでのトレンドとの区別がつかないので、分析が難しくなります。反応が大きすぎる指標は、長い(大きい)ヒゲを形成することが多いので、実際の取引が難しくなる傾向があるのです。せっかく分析を当てたのに取引で負けるのは悔しいですからね。
以上、ご参考まで。
【1. 今週成績及び所感】
取引時間は58分11秒、損益は+2,789円(0.42%)、指標単位勝敗は6勝2敗、でした。
今週は負けが先行し、定性分析を結構外しました。まだまだ研究が必要ですね。
【2. 次週主要指標の過去反応】
来週はあまり魅力的な指標がないようです。
下表に、次週の主要発表指標について、過去の反応の大きさを一覧しておきます。
米英GDPは確報値なので、正直、これまであまり取引をしたことがありません。
日本CPIは、本ブログが円クロス取引中心のため、日銀施策の基になるCPI動向を把握しておくために取引します。
米PCEもほぼ同じ理由です。米側GDPの70%は個人消費が占めています。そのため、PCE動向を把握しておくために取引します。
次週は、こういう週なのでおもしろい指標がありません。もし退屈するならば、金利や株価のチャートをUSDJPYに並べて表示して取引してみてはいかがでしょう。
金利や株価のチャートも為替と同じく、次が上か下かは読めませんが、動きの勢いを読み取る練習が役に立ちます。
ーーー$€¥ーーー
以下は、先週と同じ文面です。
上表の反応の大きさは、直後1分足跳幅・値幅と直後11分足値幅を記載しています。
直後1分足跳幅と値幅は、その指標がトレンドに与える影響を最も素直に表しています(と考えられ、多くの事例もそれを裏付けています)。がしかし、直後1分足跳幅で稼ぐには、指標発表直前にポジションを取らなければならないので、
- 指標結果の予想を当て、
- 反応方向の予想を当て、
- 適切な利確・損切のために反応程度を当てる
と三段階の分析が正しくなければいけません。よって、難易度が非常に高くなります。だから、なるべくならその前後の値動きに追従することを薦めます。その方が定量再現性が高く、ずっと難易度が下がるのです。稼げるpipsは小さくなりますが。
まぁ分析が外れても勝てることはあるし、その逆もあります。でも、当てれば勝てると信じて研究するしかありません。
上表の過去の反応平均値は、稼げるpipsでもあり損をするpipsでもあります。
だいぶ以前の記憶で恐縮ですが、FXを始めた頃に指標取引を薦める入門書はありませんでした。せいぜい米雇用統計のような反応が大きな指標を入門書で取り上げて、発表後のトレンドが決まってから追いかけてポジションを取るコツを教えるものはあっても、積極的に経済指標発表前後の取引を薦めるものは見た覚えがありません。当時の入門書はトレンドフォローの薦め一色だったという記憶があります。
当時、かなりテキスト通り忠実にやったつもりで取引し、それでも一通り負けました。やはり自分は臆病なのか下手なのか自己判断に迷いました。それで、他人のこうすれば良いという話を疑って、色々な状況・場面をきちんと自分でデータを取って分析するようになりました。きっとあの頃は、今よりずっと買えば下がるし売れば騰がった時代だったから、本の通りにやっても負けたのです(ウソです)。
自分で分析した結果、
- 経済指標発表時は大きく動くから危ない、というのはウソだ(そんな指標は限られており、むしろ稼げないし損も少ないことが多い)、
- トレンドフォローしたときの勝率と経済指標発表前後の勝率や損益には、どちらが有利・不利という差がない、
ということがわかりました。
単にどちらもやり方の最適化の問題だけだったのです。
それからは、09:00(東証寄り付き)、12:00(昼休み)、17:30(GBP取引増加)、といった時間に、陽線や陰線がどれだけ続く傾向があるかを調べたものです。例えば、最初の1分足と次の2本の1分足は、方向一致率と定量再現性が高いことがわかったもんです(今はどうだか知りません)。がしかし、これらの時間で稼げるpipsは小さい上に、仕事の都合でなかなか取引できない方が多く、結局、経済指標が最も取引しやすいというのが結論です。
ちなみに、21:00、23:00、0:00は、同じような調べ方で、確率的な再現性が得られない、が当時の結論です。
さて、脱線しましたが、もしせっかくご自身で経済指標を分析して取引に臨んでみるなら、反応の大きさ(直後1分足跳幅)が25pips程度の指標がお薦めです。
どこかで記した記憶がありますが、反応が小さすぎる指標は、指標結果とそれまでのトレンドとの区別がつかないので、分析が難しくなります。反応が大きすぎる指標は、長い(大きい)ヒゲを形成することが多いので、実際の取引が難しくなる傾向があるのです。せっかく分析を当てたのに取引で負けるのは悔しいですからね。
以上、ご参考まで。
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