アニメ偉言

アイリス「竜の里に寄れば、
そのままヒガキシティに行けるもんね。
ソウリュウシティを通らなくて済むから、
シャガさんに会わなくて済むし…
あたしどうもあの人苦手」

語尾の「もんね」を「やんね」に変えれば黄名子だもんね。やんね。
アイリスがソウリュウシティを避ける理由が本人の口から明かされた。
ソウリュウシティのジムリーダー、シャガという人物が苦手なのだ。
シャガは白髪白髭、初老の紳士でナイスガイという感じの男性。
性格は…聖闘士星矢のシャカとサガを足して2で割ったような?（ｲﾔｲﾔ）

シャガ「☆」

シャガとは花の名前のようだ。
そういやアイリスも花だね。
竜と花。どういう取り合わせだろ。

アイリス「見て見て〜ここが竜の里よ」

峠から見下ろす竜の里は…
炎の海に包まれていた!!?

―というのはもちろん冗談です。

竜の里はのどかで平和そのもの。
ドラゴンポケモンがそこかしこに遊んでいる。

アイリスの友人で、ショウブという少女が駆け寄ってきた。
ショウブは菖蒲やんね。菖蒲湯は5月5日（男児）の行事だけんども、
ポケモンのショウブはどちらかというとハナショウブっぽいさね。

大輪の花【6か月枯れ保証】【球根】ハナショウブ　0.2m　【あす楽対応】

花も恥らうショウブちゃんは、ジヘッドを2体育てていた。

モノズ⇒ジヘッド⇒サザンドラ

進化するごとに首が一つ増えていくというドラゴンポケモン。
二首のジヘッドは可愛く描かれてるけど、何だか気色悪い
ポケモンプラコレクション進化シリーズ サザンドラ進化セット


オババサマ「アイリスは、まだあんたに
無断で逃げ出したと思ってるのだろう」

シャガ「ならば自ら選んだ道の
成果を見せてほしいものだ」

竜の里を治めるオババサマは、ドラゴンのエキスパート。
アイリスも手を焼く暴れん坊カイリューを、あっさりおとなしくさせる。
サトシたちが去った後、オババサマの背後にシャガさん登場。
どうやらシャガはアイリスの先生というか育ての親っぽい?

里を飛び出し自分の道を探し始めたアイリス。
ショウブはそんなアイリスの性格に才能が羨ましかった。
自分にはドラゴンマスターの才能はない。
せいぜいブリーダー止まり、旅に出ても無意味だと。

だが、ちょっと卑屈になってたショウブを、サトシとデントが励ました。
ブリーダーだって誇れる仕事。それから、旅は色んなものを与えてくれる。
するとショウブは旅への期待を膨らませ始めた。望まなかったわけではない。
今育てているジヘッドが2体ともサザンドラに進化したら、旅に出たいと思った、が…

デント「ポケモンは稀に、
自分の進化に驚いて、
興奮してしまうことがあるんだ」

ショウブのジヘッドのうち1体がサザンドラに進化した。
だが、そのサザンドラは急激な自分の変化に戸惑い、暴走してしまう。
ポケモンにとって進化が必ずしもプラスになるわけではないのは散々描かれてきた。
サトシのピカチュウにしても、ライチュウにならずに強さを極め続けてるわけだし。

進化したポケモンが以前の姿に退化することはない。
ラミパスラミパスルルルルル〜と唱えても、過ぎ去った少女時代は戻ってこない。
サザンドラは進化して強くなったが、何かを失ったと思っているのかもしれない。

オババサマ「やっぱり
アイリスはやればできる子だ」

シャガ「それはどうかな」

サザンドラの暴走を身を呈して鎮めたアイリス。
オババサマはそれを褒めたが、シャガさんは手厳しかった。
が、一応は旅の成果を認めてくれたようだ。

アイリスはシャガの学校の生徒だったが、飛び出してしまったのだった。
自分なりの夢を叶えるためとはいえ、アイリスはそれをずっと気に病んできた。
今ようやくシャガ先生に許してもらえたようで、アイリスの気は晴れる。

シャガはアイリスに最後の試練として、ソウリュウジムに来るよう告げた。

オババサマ「大切なのは、
自分から進んで何かを
成し遂げようとする意志なのだ」

ショウブもまた、旅に出ることをオババサマに申し出た。
オババサマはそれを快く引き受ける。というか心待ちにしていたのだ。
生まれ持っての才能の違いというのはあるかもしれない。
しかし、努力次第で別の隠された才能を引き出すこともできる。

努力できるのも才能うち、というのは野暮だろう。
努力だとか才能だとか、言葉で考えても仕方ないのだ。
やるだけやる。やりたいだけやる。
自分を封じ込めることだけはしないようにしておけばよい。

ガンバレ!

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