2016年04月17日
試写会「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」感想
試写会から帰還。いやーいろんな意味で凄かった。劇場公開されたらもう1回見に行こうかな。#遊戯王 #arcv pic.twitter.com/aE6l2bLLV1
— 幸運の偉言者Ω (@igenshaomega) 2016年4月17日
本日開催の遊戯王試写会に行ってきた。
何が凄いって、まず会場到着寸前の突風で傘が折れた
自分自身もすっ飛ばされないかねない風圧だったよ。
まさに嵐の幕開け…
*ネタバレ注意
藍神「失われし千年の7つのアイテムが集いしとき
ファラオは冥界に旅立つ」
本日はARC-Vは休止で映画公開直前スペシャルが放送。
ちょうどいいから感想の区切りに利用させてもらおう。
城之内「連載開始から20周年を迎えた遊戯王が
原作の1年後を描いた初の長編映画となって大復活だ!」
この映画は原作の続編ということだけど、
アニメの続編として見ても問題はなかった。
ペガサスが死んでいるのでGX以降には繋がらない。
ということはなかったのでアニメファンはご安心を。
(逆にGX以降に繋がる要素もなかったけど)
城之内「勝利を勝ち取った遊戯は
アテムと決別し新たな未来と歩き出したんだ」
モクバ「今度の映画は
あの戦いのときから1年後ってわけか。
兄様、遊戯も一体どうなるんだろうな…」
1年後の遊戯は原作やアニメ本編より背が伸びた。
そして目つきがやや鋭くなり、闇遊戯に近づいた感じ。
原作やアニメの表遊戯と闇遊戯の中間といった印象。
モクバ「いや〜さすが兄様。
兄様の辿る道が未来になるなんて!
どうだ城之内? カッコいいだろ!」
城之内「えっ?
たしかにカッコいい気もするけど
イタい気もするな…」
海馬は相変わらず。
というか以前にも増して強引グマイウェイだった。
闇遊戯ことアテムとの再戦かつ勝利を実現するために
あの手この手で最終的に人間を超える…いや、やめる勢いだった。
あと途中で海馬がオベリスクを召喚するシーンがあるんだけど、
それがデュエマの勝太がするドロドロドローに見えてしまった。
デッキからではなく地面の石畳を引っこ抜く超ドロー。
城之内「ここからは劇場公開よりも
一足早く映画の冒頭3分間を
完全ノーカットで特別公開だ!」
最近こういうの多いね。
お試しってことなんだろうけど。
城之内「この続きは映画館で見てくれ」
まあこうなるよな。
試写会のおかげでもう全部見られたけど。
映画公開直前スペシャルもここまでか。
ここからは映画の感想を簡単にまとめておこう。
・多次元世界「遊戯王」
冒頭は複数の球体が光に向かって
DNAの二重螺旋構造を描くように連なっていた。
その球体ひとつひとつはどうやら宇宙らしい。
その中のひとつの宇宙が海馬や遊戯のいる世界。
このシーンは何を意味しているのだろう。
単純に考えれば、遊戯王は多次元世界だという意味か。
ゼアルしかり、ARC-Vしかり。ただもっと精神的な意味合いも?
・根底に流れる思想が宗教的でちょっとアレ
冒頭の多次元宇宙表現にも繋がるが、
今回の映画は思想がやたら宗教めいていた。
肉体という牢獄から解放された高次元の存在プラナ。
概念的にはゼアルのアストラル世界に近いかも。
・先攻ドローは健在
ARC-Vでは先攻ドローは禁止されていたと思うが、
この映画では余裕で先攻ドローしまくっていた。
この点もGX以降に問題なく繋げられるのでいいね。
ドラゴンボール超はGTどころか
原作最終回に繋がるかも怪しい
設定改変のオンパレードで困っちゃう。
遊戯王はその点、無理のない続編だった。
・次元領域決闘の意義
新たな決闘法「次元領域デュエル」。
魂の力がものをいうそれは、デュエリストの気合いによって
場に出したモンスターの攻撃力守備力がそのポテンシャル内で変動する。
ARC-Vの召喚エネルギーみたいなものがカード数値に影響する感じ。
ただ映画だとその設定にあまり意味がなかったのが残念。
遊戯も海馬もあっさりモンスターのMAX能力を引き出しちゃうし、
次元領域デュエルを挑んできた藍神はその効果を全然使わなかったし。
城之内が次元領域デュエルをやれば中途半端な攻撃力が見られたかもね?
そうそう。城之内のデュエルがなかったのも残念だった。
次元領域デュエルは映画だけで終わらせるのはもったない。
ぜひARC-Vにも出してほしい。世界にはもっと多くの次元が存在するとかで。
次元領域デュエルで行われる召喚法は「次元召喚」と呼ばれる。
ということは、ARC-V風にいうと「次元次元」。なんのこっちゃ。
・初代遊戯王ファンのための映画
最後に。
いろいろ気になる点はあったけど面白かった。
初代遊戯王からのファンにとってはグッとくるシーンばかり。
もちろん初代遊戯王を知らなくても十分楽しめる構成だったけど、
知っていたほうが断然テンションが上がるのも当たり前。
次はARC-Vで歴代主人公集結を実現してくれればもう死んでもいい―!?
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