アニメ偉言

アイン「また…またお前か!
クランク二尉を手にかけた罪深き子供!」

三日月「誰そいつ」

互いの価値観が違いすぎる。
自分が殺した相手を全部憶えて罪として背負っていく兵士もいれば、
殺した端から忘れることで自我を保っている兵士もいる。
三日月の場合は―

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 4 (特装限定版) [Blu-ray]




アイン「なんてことだ。
君の罪は止まらない。加速する」

アイン「クランク二尉。
このままではあなたの涙は止まらない。
俺はこの戦いをもって
彼を悔い改めさせてみせます!」

罪悪感はうしろめたさから来る感情だ。
それゆえに罪を受け入れることで心は軽くなる。
しかし、三日月は生きるために殺すことを罪とは思っていない。


マクギリス「ギャルホルンが提唱してきた
人体改造は悪であるという思想を
真っ向から否定する存在を
ギャラルホルン自らが生み出した」

マクギリス「その唾棄すべき存在と戦うのは
革命の乙女を守り英雄として名を上げはじめた
鉄華団。そして乗り込むのは伝説のガンダムフレーム」

マクギリス「劇的な舞台に似つかわしい
劇的な演出だろ?」

堕落した今のギャラルホルンを
創設当時の高潔なる姿に戻すための大芝居。
とはいえガエリオにはとでも賛同できるものではなかった。
ガエリオは親友の非道を許せずマクギリスに牙を剥くが…


マクギリス「君という跡取りを失った
ボードウィン家はいずれ娘婿である
私が継ぐことになる」

マクギリス「セブンスターズ第一席である
イシュー家の一人娘カルタも死んだ。
ギャラルホルン内部の力関係は
一気に乱れるだろう。そこからが私の出番だ」

マクギリスは幼なじみも親友も捨て駒にする。
すべてはギャラルホルンを改革するため。
その思いの根源は…


マクギリス「そうだガエリオ。
私への憎しみを、怒りをぶつけるといい。
友情、愛情、信頼。そんな生ぬるい感情は
私には残念ながら届かない。
怒りの中で生きていた私には」

怒り。
何に対する怒りか。
世界か。世界を形作る何かか。


アイン「清廉なる正しき人道を
理解しようとしない野蛮な獣!
なのに!　あろうことかその救いに手をかけ、
冷たい墓標の下に引きずり込んだ!」

アイン「もう貴様は救えない。
その身にこびりついた罪の汚れは、
決して救えはしない。貴様も、あの女も、
お前の仲間も決して!　貴様の、
貴様らの死をもって罪を祓う!」

もうなんというか。
あい〜ん。


三日月「罪?　救う?
それを決めるのはお前じゃないんだよ。
おいバルバトス。いいからよこせ。お前の全部」

三日月「まだだ…もっと…もっと…
もっとよこせバルバトス!」

アインも三日月もそれぞれ別方向にイッちゃってる。
MSと一体化したことで完全なる阿頼耶識に目覚めたアイン。
それをさらに超えようとする勢いの三日月。
エイトセンシズ突破でΩ覚醒しそうな感じになってきた?


オルガ「もう死ぬんじゃねえぞ!
こっから先に死んだ奴らは
団長命令違反で俺がもっぺん殺す!
だからいいか!　なんとしてでも!
這ってでも!　それこそ死んでも生きやがれ!」

ここまで犠牲者多数。
しかし、前回アインにやられた
シノもアジーもアトラも生きていた。
今回の死者はもう出ないでほしい。


アイン「モビルスーツの装甲をフレームごと!?」

三日月「こいつの使い方、やっとわかった」

アイン「この…化け物がーっ!」

三日月「お前にだけは言われたくないよ」

ギャラルホルンの兵士にすら悪魔と恐れられたアインが、
化け物と恐れるほどの強さを見せた三日月、バルバトス。


オルガ「けどな、ここで終わりじゃねえぞ。
俺たちはもっともっとでかくなる!
けどまあ、次の仕事までは間がある。
お前ら!　成功祝いのボーナスは
期待しとけよ!」

三日月「オルガ」

オルガ「ミカ。終わったな」

三日月「うん」

オルガ「なあ、ミカ。
次は何をすればいい?」

三日月「そんなの決まってるでしょ」

オルガ「フッ…ああ、そうだな。帰ろう」

三日月「うん。火星へ」

2016年、秋。鉄華団再び。To be continued
僕のヒーローアカデミアを挟んで2期突入。
ヒロアカ?　僕アカ?　見ようかどうかね。
とりあえずニチアサのUCかな…

スポンサード リンク