アニメ偉言

九印「憐れよな。
今までキリオは一滴の血も流さず
傷もつかずに妖を倒してきた。
いちいち死にそうになりながら
ようやく殺している者とは違うのだ」

キリオ強い!　キリオ無敵!
けどこのあと途端に弱くなるんだよなあ。
しっぺい太郎の話はアニメでやるのかなあ―?

うしおととら 第4巻 [Blu-ray]




とら「なら、うしおのほうが強えかもな。
失望だな九印…おめえも弱ーぜ!」

うしおとことをバカにされて腹が立ったとら。
キリオよりもうしおのほうが強いといきり立つ。
うしおが大嫌いと言いながらのツンデレファイト。


キリオ「無駄だよお兄さん。
今、獣の槍はこの世から消えたんだ」

煮え滾る鉛と水銀を満たした巨大なコンクリートの箱。
その中に落とされた獣の槍は、うしおの呼びかけにも反応しない。


紫暮「よく見ろよ。
これが獣の槍破壊計画の立役者だ。
現れよ化身!」

千宝輪最大の法術、巍四裏（ギシリ）!
という説明もなく原作をサクサクカット。
さっさと斗和子が白面化身の姿を現した。


キリオ「うそだろ…ママ」

傷心のキリオを斗和子が襲う。
今まで一度も傷ついたことがないというキリオが、
口から血を流して吹っ飛ばされた。


うしお「引狭やキリオみたいに
守るモンがねえのに強えって…寂しいな」

うしおはただ強くなりたいわけではない。
守りたいものを守るために強くなりたいのだ。
そのためならば、再び獣になるのも厭わない。
槍よ来い。その呼びかけに、槍は応えた。


斗和子「努力が徒労に終わる人間の目って好きよ」

サディスティック斗和子。
原作だと、人間はいい楽器だの
阿鼻叫喚は美しい音色だの宣ってます。


流「こいつの頭に字が見えるだろ。
emeth（エメス）ってよ。
ラテン語で真理って意味らしいけどよ。
最初のeを取るとmeth。死んだって
意味になってこいつは崩れ去る」

獣の槍に追い詰められた斗和子が木偶こと土人形ゴーレムを呼んだ。
ゴーレムは流と日輪を人質にしていたが、流はむざむざやられるつもりはなかった。


紫暮「まずい。捌（はつ）だ」

うしお「なんだよそれ!?」

紫暮「自爆技だ!」

滅己術「捌」。
法力のオーバーロードによる自爆。
流と日輪がうしおのためにその命を散らそうとする。

ドラクエでいえばメガンテ?
アバン先生を思い出す。


うしお「流兄ちゃん。日輪。
ワガママを言わせてもらうぞ。
死んじゃ、やだ!　死んじゃやだ!!」

もう誰も死なせない。
うしおは自分の生死ギリギリの駆け引きで
斗和子を出し抜きゴーレムを破壊。
そして斗和子も…


うしお「おしまいなんて言うなよ!
いっぱい人が死んじゃったんだぞ!
もう帰ってこないんだよ!　でも…
俺たちはまだ生きてるじゃないか」

ママと慕っていた斗和子を失い、キリオ錯乱。
しかし、うしおがキリオの頬を引っぱたいて正気に戻す。
いっぱい死んじゃったと言うけど、原作ほど死者が出てないぞ。
まあそういう問題じゃないけど。


うしお「オヤジ…白面は
きっとすげー強いよな」

紫暮「ああ」

うしお「でも俺は、負けたくねえぜ!」

打倒白面に決意を新たにするうしお。
傷心のキリオは九印とともに去ったが、いずれ逞しく乗り越える―!?

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