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2015年10月17日

#796「おしどり夫婦の策略」名探偵コナン・名言

小五郎「上林長作(かんばやし ちょうさく)
ってミステリー作家だよな。
そこそこ売れてる」

聖子「そこそこじゃありません!
夫は超一流でした!」


上林 長作(38)、ミステリー作家が殺された。
第一発見者は上林 聖子(35)、上林の妻。
現場には杉山 清(58)、ビルの守衛の姿もある―





高木「そうなると残るは自殺…」

聖子「考えられます。
今日が締め切りの原稿が
あると言ってましたので、
行き詰って発作的に…
そんなに苦しんでいたのに、
気付いてあげられなかった。
私のせいです…」

小五郎「書けなくて作家が…
というのは、まま聞く話ですな」


自殺説を推す奥さんが怪しい。
直後に現れた池尻 史人(35)、編集者もなんか怪しく見える。
当たり前のように捜査に加わっているコナンも怪しすぎる。


小五郎「都合よくビールをつごう」

と言って眠りの小五郎モードに。
回転しながら都合よく椅子に腰かける。


眠りの小五郎「なんとも不可解な
上林長作さんの転落死。
やっと読み解けました。
上林聖子さん。あなた、ご主人に
殺害されるところだったんですよ」

眠りの小五郎「動機は
新しい女性ができたとか、
そんなことでしょう」


なんとまあ。
アリバイトリックのためにビルからビルへ飛び移るのに
失敗して転落死してしまったというオチだった。
奥さんはちっとも怪しくなかったのか。


聖子「バカな人。私もバカ。
殺したいほどあの人に邪魔に
されていたなんて。気付きもしないで」

小五郎「芝居はもう結構ですよ奥さん。
上林さんが向かいの窓に飛び移れなかったのは、
失敗したからではなく、あなたに阻まれたからです」


おおっと! さらなるどんでん返し。
やられる前にやったというわけで、他殺だった。


聖子「フン! あのバカ亭主も
ずっと私を殺そうとしてたのよ。
だからこっちも負けずに同じことを…
フーッ(-。-)y-゜゜゜ やってやったわけ。
バレないと思ったんだけどな〜。
前から始末してやりたかったあの
バカ亭主の顔に私はただブラシを
突っ込んでやっただけなんだから。
アハハハハ!」

目暮「人を殺めておいてその態度はなんだ!」

眠りの小五郎「どっちもどっちですよ。
互いに殺意を抱きながら、夫婦円満を
装っていたとんだ狐と狸というわけです」


出た。コナンの犯人お得意の開き直り。
今回はタバコも相まってメチャクチャ憎たらしい。
狂いっぷりも堂に入ってましたわ鷹森淑乃の演技が。
ふしぎの海のナディアのナディアやってた人ね…



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