アニメ偉言

小松「ありがとう、グルメピラミッド。
バイバイ、サンドガーデン」

グルメピラミッド（メロウコーラ）編、終幕。
幾多の苦難も困難も、糧となり、やがては血となり肉となる。
感謝。小松はメロウコーラという恵みをもたらしてくれた
グルメピラミッドとサンドガーデンに感謝を込めて別れを告げる。

小松はゼブラからのプロポーズ（コンビ結成）を保留した。
トリコとゼブラ、互いの「人生のフルコース」が完成するまで。
暴食ゼブラはフルコースのことなど考えたことなどなかったが、
小松を得るためにメニューを考え始める。一つ目はメロウコーラ。

一月後、未だ炭酸の抜けない新鮮な刺激を保つメロウコーラでパーティ。
小松の料理をメロウコーラで流し込むように食べつくしたトリコとゼブラ。
彼らの前に、「え、ハンサムって言った?」マンサム所長が現れ―



マンサム「やめとけ。お前（ゼブラ）では勝てんぞ。
彼はラップ。第0ビオトープの職員だ」

人間界にはIGO管轄の第1〜第8のビオトープ（養殖場兼実験場）
が存在するが、グルメ界にはもう一つ幻の第0ビオトープが存在していた。
ゼブラがケンカを売ろうとした相手、ラップという男はそこの職員。
IGO（国際グルメ機構）会長が自ら指名した精鋭メンバーの一人だった。

第0ビオトープは原作で最近出てきたばかりだと思ったが、この頃からすでにあったのか。
再生屋与作や初代メルクもメンバーだとしっかり明かされている。すっかり忘れてた。



マンサム「奴の名はニトロ」

マンサム「分類不明。繁殖方法も不明。
数億年前の地層から、奴に似た化石も発見されておる」

レイ「ニトロの恐るべき点は、その生命力にあります。
環境が悪化しても、体を乾燥して眠る『乾眠』と
呼ばれる状態で、何千年も眠ることができるのです」

マンサム「相手構わず向かっていく、
凶暴で凶悪な性質。まるでわずかな刺激で
爆発するニトログリセリンのようにな」

レイ「知能も高いのがニトロの特徴。
彼らが残した遺跡がいくつか発見されている」

ラップ「圧倒的食欲と相俟って奴の
グルメ振りは、我々人間を超えるだろう」

マンサムたちの口から語られたニトロの真相。
いや、真相というにはあまりに謎だらけ穴だらけだった。
グルメピラミッドも、メロウコーラの調理法を記した書物も、
ニトロと呼ばれる「種」が残した先史文明だったのだ。

ニトロは伝説の食材「GOD」の入手法を知っている。
美食會の操るGTロボがニトロの姿を模しているのは、
ニトロにあやかって「GOD」に近づこうとする動機があった。

美食會のボス「三虎」（ミドラ）。
これも原作で最近出てきたばかりと思ったが、
すでに存在が明かされていたとは。

トリコ「GODが手に入るんなら、
みんなで分け合えばいい。
そうすれば、戦争は起きねえ。
俺が必ずそうしてみせる!」

グルメ日食にグルメ戦争。
美食（グルメ）三昧、トリコ世界。
この世界を平和にできるのはトリコだけだ!?

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