アニメ偉言

ラルさん「どのバトルフィールドになるかで
この戦いの行方が決まる」

チーム・エンゼルフィッシュ「俺たちは水に
愛されている。バトルフィールドも必ずや!」

システム音声「フィールド13、ツンドラ」

チーム・エンゼルフィッシュ「やはり
俺たちは水に愛されてる。
ゴッグ、ズゴック、ゾック。テイクユアマーク!
水さえあれば、俺たちは無敵だ!」

ガンプラ選手権、西東京予選3回戦、第1試合。
トライファイターズが私立中水中水泳部と激突する。
フィールドはツンドラ。氷の海にエンゼルフィッシュが躍る―

　　




部長「海面が凍っているだと!?」

部長「水がなければ、
俺たちは…俺たちは…!」

チーム・エンゼルフィッシュ散る。
今まで運よく水のフィールドに恵まれてきただけだった。
水中戦専門の大会ならまだしも、物凄い大冒険チームだったなあ。


セカイ「先輩。素組みって?」

フミナ「塗料で色付けしたり、改造をしないで、
プラモデルを説明書通りに組み立てることよ」

ラルさん「ガンプラはその出来栄えによって
その機体性能が左右される。彼らは
最低性能のガンプラで3回戦まで
勝ち上がってきたというのか」

プラモデルに色付けしたり改造したりするのは面倒だからね。
趣味でやるにはかったるいというか、それこそ素組みで十分。
そんな素組みの機体で勝ち上がってきた強者たちがいた。
区立常冬中学。リーダーはボクサーのイズナ・シモン。


ユウマ「僕らにだって戦う理由はあるんだ」

シモンは難病の弟のために、全国レベルの腕のある
ボクシングをやめてガンプラバトルを始めたという。
弟の作ったガンプラを勝たせるために。

シモンとチームを組む2人が、その事情をトライファイターズに話し、
次の準々決勝でわざと負けてくれてと懇願したのだ。
たかがガンプラ。されどガンプラ。
様々な思いが交差する。


シモン「行くぜマモル!　イズナ・シモン。
デスティニーガンダム、ボックス!」


セカイもシモンも互いに全力を出し合うことに決めた。
しかし、フミナとユウマはまだ決心がついておらず、
常冬2人のフィールドアウトに巻き込まれてしまう。
決着はセカイとシモンに委ねられた。


ラルさん「クロスカウンター!」

ラルさん「飛び十字!」

シモン「俺からダウンを奪うとは…。
だがな、まだ10カウントは鳴ってねえ」

セカイ「次元覇王流!　閃光魔術蹴り!!」

次元覇王流拳法vsボクシング。
ボクシングにはない関節技でセカイが優位に立ったかと思えば、
シモンも譲らず凄まじい攻防…いや、攻攻が繰り広げられる。
最後に勝ったのはセカイだが、迷いがなかったわけではなかった。


セカイ「師匠に言われたことを思い出したんです。
勝負に嘘を持ち込むなって」

ガンプラもガンダムもフィクションであり、
言ってしまえば作品自体が「嘘」ということになる。
しかし、作り手も受け手もそこに真剣に真実を追い求める。
フィクションだからこそ見えてくる現実というものがある―

ガンダムビルドファイターズ（前作） 動画
ガンダムビルドファイターズトライ 動画

スポンサード リンク