アニメ偉言

ドラゴンボール改 魔人ブウ編 第22話。
（サイヤ人編からのトータルだと120話）

Z第236話「戦士の決意!! 魔人はオレが始末する」終盤から
Z第237話「愛する者のために…ベジータ散る!!」までを
原作サイズより多少長めに収録。


ピッコロ「ベ、ベジータさえまったく歯が立たない。
悟飯は死に、正しい全世界の王、界王神様も
消されてしまった。ど、どうなってしまうんだこの世は」

ブウ「おまえもうおしまい。バイバイ、バイバイ、
バイバイ、バイバイ、バイバイ、バイバイ」

いきなりクライマックスだぜ!
魔人ブウが破壊王子ベジータを破壊していく―

ドラゴンボールスタイリング スーパーサイヤ人孫悟空 1個入(食玩・ガム)




ピッコロ「こ、こらえろトランクス。
お前が行ったところでどうしようもない。
無駄死にするだけだ。かえって
ベジータを苦しめることになるぞ」

トランクス「うわーっ!　イヤだーっ!!」

居ても立ってもいられず飛び出したトランクス。
人造人間編で18号に追い詰められたベジータを助けに
飛び出した未来トランクスの姿が重なって見えるシーンだ。


ピッコロ「悟天!　やめろ!　お前が行っても
同じだ!　無駄なことはするな!」

悟天「だけどおじさんとトランクス君が!
兄ちゃんがここにいたら絶対に行くよ!」

原作にはないアニメオリジナルのシーン。
飛び出した悟天の手をピッコロが掴まえるのだが、
悟天が悟飯のことを言うとピッコロの手が緩んでしまう。


トランクス「いいか悟天!
耳の穴かっぽじってよーく聞けよ!
ママから聞いたんだけど、パパはな、
誇り高きサイヤ人の王子なんだぞ!」

悟天「えぇ!?　王子様!?」

トランクス「そうとも。僕のパパは凄いんだぞ。
サイヤ人の王子があんな奴に負けるもんか」

これも原作にはないアニメオリジナルのシーン。
ベジータ王子（おじ）さん。


バビディ「相変わらず顔色が悪いんじゃないか?　緑色だぞ。
まっ無理もないけどね。ボクの魔人ブウの強さを
目の当たりにしたら顔色が変わるのが普通だからね」

ピッコロ「この顔色は生まれつきだ。
調子に乗るな。たかが魔導師の分際で」

アニメオリジナルのやり取り。
原作だとピッコロはすぐにバビディを一刀両断している。

けどバビディの台詞が妙だな。
バビディとピッコロに面識はないんだけど。
ピッコロがダーブラに石にされた時、バビディはちょうど
宇宙船に引っ込むところだったし、ピッコロの顔は見てないわけで。


ピッコロ「魔人ブウは無理でも貴様なら殺せるからな」

バビディ「バ、バリヤー!
どうだい?　ボクだって少しは
やれるんだよ。パッパラパー!」

バビディはバリヤーでピッコロの攻撃を防ぐとともに、
スライム状の物体でピッコロの体を膨張されて爆裂させようとした。
しかし、ピッコロは気を高めて難なくスライムを跳ね除ける。
そして原作通りにバビディ一刀両断。

界王神はバビディを、特にその魔術を異様に警戒していた。
しかし、ピッコロはそんなバビディの魔術を物ともしなかった。
やっぱりピッコロは界王神の地位の高さを恐れただけで、
強さに恐れたわけではないんだろうなあと思えるシーンだ。


ベジータ「トランクス。
ブルマを…ママを大切にしろよ」

ベジータ「トランクス。お前は赤ん坊の頃から
一度も抱いてやったことがなかったな。
抱かせてくれ」

ベジータ「元気でな、トランクス」

サイヤ人編のベジータからは想像もできなかった姿だ。
この4年後（神と神）には恥も外聞も捨ててビンゴダンスを踊ったり
「オレのブルマをーっ」と愛を叫んだり、さらに変貌を遂げるわけで。
GTで「サイヤの誇りを持った地球人」と公言するのも当然の流れなんだよね。





ピッコロ「お前は罪もない人々を殺しすぎた。
死ねば肉体は無となり、魂も悟空とは
違う世界に運ばれる。そこで魂は洗われ、
記憶もなくし、新しい生命体に変えられる」

ベジータは死んであの世で悟空と再会できるかとピッコロに問うた。
こんな時に慰めても意味はないからと、ピッコロは無理だと即答。

でも、すぐに別の生命に転生させられるわけではないんだよね。
罪人はその罪に応じた地獄の責め苦を一定期間味わわされる。
だから「復活のフュージョン」をはじめ、地獄の亡者が復活する話がある。

来年GW公開予定の劇場版新作で復活する何者かも、ひょっとすると
そんなふうに地獄で責め苦を味わってる誰かなのかもしれないね。


ベジータ（さらばだ…ブルマ…トランクス…
そして…カカロット………）



壮絶な光の彼方に超戦士は消えた。
さらば誇り高き戦士―

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