アニメ偉言

ネテロが最期に発動させた貧者の薔薇（ミニチュアローズ）を受け、
メルエムは焼け焦げた仏像のような有様になった。（百式観音の呪い?）

これがピッコロ大魔王ならば、分身たる息子に復讐を託して爆死するところ。
これがセルならば、運よく残った核から全身を再生させて自ら復讐に赴くところ。
しかし、これはドラゴンボールではない。ハンター×ハンターだ。

メルエム「えもいえぬ美味…
楽園の…空気を吸うがごとく…
力が…みるみる満ちてくるのが分かる…
まさに妖精の霧（ミスト）…」

メルエム「何と力強く濃厚な…
天界から降り落ちたとしか思えぬ…
まさに…天使の雫…!」

メルエム「優劣つけること適わぬ由（ゆえ）…
共に極上の一品と断ずるに迷いの余地は皆無…」

メルエムはプフとユピーの一部を「食す」ことで回復した。
王との一体感を得たプフとユピーは無上の歓びと無償の愛の中、昇天する。

HUNTER×HUNTER総集編 Treasure 11 (集英社マンガ総集編シリーズ)


プフ（消去する!　下賎な人間〔ヒト〕の娘など!!）

メルエムは超完全体セル（パーフェクトセル）のごとくパワーアップしていた。
瞬間移動とまでは行かないが、超高速で飛行することが可能となった。

今のメルエムは爆発のショックでコムギのことを覚えていない。
欠けた記憶を取り戻すべく王宮に急行するメルエムの姿は、
ピッコロ大魔王の妖気を感じでキングキャッスルに向かう悟空のようだ。
プフはメルエムと種の未来を考え、先んじてコムギを始末しようと考えるが…



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