アニメ偉言

レオル「雨の日しか発動しない能力。
『TUBE』（イナムラ）!
オラ様のTUBEは水（ナミ）を呼ぶ!!」

モラウ「オメーのじゃねーだろ。
そいつは俺の友達（ダチ）の能力だ!」

レオル「こいつは俺の
独自技（オリジナル）だぜ。
渦波（トルネイヴ）!!」

モラウvsレオル。
レオルは他人から借りた能力をただ使うだけではなく、
アレンジを加えてさらに強力なものとすることができるようだ。
レオルはモラウをトルネードのようなウェイヴに巻き込み…

劇場版HUNTER×HUNTER THE LAST MISSION オリジナル・サウンドトラック


レオル「音速で放たれる俺様の銛は
空中からでも深海を泳ぐ鯨を貫く!」

モラウ「肺活量だけはこの世の誰にも
負けねェ自信があるんでな!」

レオルは渦でモラウの動きを封じ、上空から狙い撃ちしようとした。
しかし、モラウは自慢の肺活量でジェット噴射のように渦を脱出。
モラウはわずかなやり取りからレオルの能力の秘密に気付き、
怒りとともに反撃を開始する。

モラウ「そのイナムラはグラチャンっていうハンターの能力。
―ダチの能力を奪い取った罪、万死に値する!」

グラチャン?　そういやグラチャンバレー2013はもう終わったのか。
まあどうでもいいや。モラウいわく、レオルの寿命も今日を限りに尽きる。
ところで、レオルは他人に恩を売って能力を借りるわけだから、
グラチャンはレオルに倒されそうなところをあえて見逃してもらったとかかね。

レオルはできればモラウの能力も借りられるよう仕向けたかったが、
今は確実に倒すほうが大事と考え、大技で仕留めにかかる。
大波（ビッグウォール）でモラウを吞み込み、今度こそ
浮いてきたところを狙い打ちにしようとする、が…

レオル「極端な話、鯨並みに潜り続けることも可能?」

肺活量に絶対の自信を持つモラウ。
レオルは先ほど深海を泳ぐ鯨をも貫けると断言したが、
それはたとえで、位置を把握できなければ倒しようがない。
モラウは能力を利用して水面に無数の気泡を浮かばせ、さらに混乱を誘う。

しばらくして、レオルは激しい眩暈に襲われ、自らが呼び出した水に落ちた。
能力が解除されても地下に溜まった水は引かず、レオルは溺れる。
レオルに眩暈を引き起こした原因は…

モラウ「お前が吸い込んだのは猛毒。
しかし空気中に普通に存在する。それはCO2」

二酸化炭素。
空気は様々な気体の混合体だ。
濃度のバランスが狂えば、酸素も猛毒となりうる。
レオルは濃度の増した二酸化炭素によって眩暈を引き起こしたのだ。

レオル死亡。
パームは行方不明。
ノヴはリタイアでキルア復活。

キルア「いい悪いじゃなくて、来るか来ねーかだよ」

キルア「友達（ツレ）が友達助けるのは当然だろ」

キルア「当たり前のことで礼を
言い合うのは、かっこ悪（ワリ）いだろ」

キルア「命を賭けることと命を軽く扱うことは、
似てるようで全然違うぞ」

キルア「生死の境で生きてる奴は、
死んでもいいなんて絶対に思わない。
毎日完璧な体調管理スケジュールをこなしながら、
致死量ギリギリの毒を何時でも躊躇いなく
飲める奴が生き残れるんだ」

キルアはそんな世界（とこ）へとイカルゴを誘う。
それこそが、これまで孤独だったイカルゴが求めた楽園―

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