アニメ偉言

光彦「間違いありません!
あれはまさしくUFOですよ!
アダムスキー型の!　本当にいたんですね」

宇宙兄弟の影響を受け、名探偵コナンが宇宙編に突入!
黒の組織は宇宙をまたにかける犯罪組織であり、
スペースオペラ的な蘭とのラブロマンスが…

名探偵コナン実験・観察ファイル サイエンスコナン―宇宙と重力の不思議 (小学館学習まんがシリーズ)


なんてことはありゃしない。
UFO型のオブジェが河川敷に落ちていただけ。
そして、その下には無残に押し潰された人の姿があった。

圧死していたのは岩淵 収（22）。
恰幅がよくて40代にも見えたけど、若いやん。
遺体はこのUFOに2度押し潰されているという。

光彦「しかし運の悪い人ですよね。
宇宙の彼方から飛んできたUFOの
下敷きにされるなんて」

光彦「轢き逃げって奴ですね。
地球でいうところの」

光彦たちはUFOが宇宙からやって来たものと思っていたが、
UFOの持ち主は地球人、というか日本人だった。

小沼正三（58）、UFO研究博士。
30年かけてこのUFOを研究開発をしてきたという。
で、バイトの夜勤明け研究所に戻ってみれば大事なUFOがない。
一晩探し回ってみれば、殺人事件の証拠品として警察に押収されてしまう。

犯人はなぜわざわざUFOを凶器に用いたのか。
世にも奇妙な事件。

小沼飛行円盤研究所。
飛ばすぜUFO宇宙まで。
何か痛々しい描かれ方してるけど、
夢追い人を馬鹿にしちゃいけないよ。

容疑者はすぐに浮かび上がってきた。
イワブチの兄貴分、万年定夫（33）、取立て屋。
研究所にも「マンネン」と書かれたハットが残されていたが…

千葉刑事「金の亡者です〓
百万円以下は金じゃないなんて嘯いてた」

岩淵と万年を借金の取り立て役として雇っていたのは、高利貸しの大蔵金治。
時代劇ならもろに悪代官という顔立ち。

大蔵には多大な脱税疑惑がかけられていたが、
ガサ入れしても隠し資産のひとつも出てこなかったという。
そんな大蔵が小沼に5万円で譲った掛け軸。
そこに秘密と資産が隠されている?

大蔵金治は数日前に病院で息を引き取っていた。
岩淵と万年は隠し資産が小沼研究所にあるとあたりをつけ、
忍び込んで家捜しをしていたところ、岩淵のほうが
UFOの下敷きになって死んでしまった。

これは事故だったのだ。
万年は岩淵の遺体を人目につかないところに
隠しておけば、警察の目を引き寄せずに済んだのだが…

高木「遺体が発見されなきゃ、
警察は乗り出さないんだから」

万年「それじゃ駄目なんだ!
発見されなきゃ、葬式をしてやれねえだろ。
それじゃブチが可哀想だ」

意外と人情味溢れる借金取りだった。
借金取りが借金に追われ、行き着いた先がUFOという名のウホッ?

辛坊訓 日々のニュースは教訓の宝庫


大蔵を病院で看取った医師の声が特別ゲストだった。

読売テレビ（YTV）アナウンサー→
理事・報道局解説委員長（局長待遇）などを経て、
株式会社大阪綜合研究所代表を務める辛坊治郎。

今回のエピソードが辛坊訓だったのかね。



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