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2014年12月04日

大苗の仮植え

大苗の植付けの一般的な方法は腐るほどネット世界にも出回ってます。
がしかし、大苗が細長いロングポットに植わっているものは輸送や販売に都合が良いように無理に小さいポットに入れられているのです。
無理に根を束のようにして入っており、根と土が密着していないことも多く根にダメージがかかります。

一部のバラ専門の植え付け施工業者にも見られることですが、冬〜春の植え付けであってもそのロングポットのままで秋からずっと管理しているのは根を痛める可能性があり、好ましくないことです。

根は一度完全に乾いてしまうと根の機能が著しく損なわれ枯れてしまったり暖かくなってきても芽がなかなか出てこないこともあります。

そこで今回は、大苗をロングポットで購入してすぐに植え付けない場合に仮植えする方法を取り上げます。


〔仮植えの手順〕

1, 購入した大苗はロングポットから出して土や水苔を根を痛めないように取り去り、根を広げて貯めた水に10分程度浸けます。(数株ある場合はその都度水を替えて下さい)

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2, 植え付けのポットは簡易的なポットで構いません、根を切らずに入るサイズを選びます。
おおよそ5号〜7号ぐらいになります。

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3, ポットの下の穴が隠れるくらいに培養土を入れて穴から土がこぼれない程度に軽く押さえます。

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4, 培養土は市販のバラ用の土で構いませんが肥料分の少ないものを選びます。ここでは秋和ばら園芸オリジナルブレンドの培養土を使います。

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5, 根を広げて培養土を入れます。このとき根と根の間に空間が出来ないようにすることと根の先が上を向かないように植えつけるのがコツです。半分ほど入れたら隙間が無いか確認しながら軽く押さえます。

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6, 根が見えないあたりまで培養土を入れて軽く押えます。水をあげるときに水が溜まることができるスペースがあることが大切です。
終わったらラベルを挿しましょう、何鉢も無いので覚えてられるからと思っていても定植の時に間違えたら大変なのでラベルをつけることをお勧めします。

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7, そして定植する時は丁寧に土をなるべく崩さないように鉢から出して植えつけます。この作業をするかしないかで春の生育が違いますので是非参考にしてみて下さい。ロングポットでなく、5号〜7号のポットで販売されているものは定植の際そのまま植えつけられます、その場合根が無理に曲げられて押し込められていた時は根を広げて下さい。

仮植えしたものを改めて定植する際の一番の注意点は白い細い根が目立って成長していた場合は土をとにかく崩さないことが大切です。


今回仮植えした大苗はシュラブローズのレオナルド・ダ・ビンチです。
春にはこんな花が咲きます。

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