秋和ばら園芸のブログ

チョイスってビスケット有りましたよね、あれが湿気たの大好きです。熱いお茶に浸しても美味しいですよね〜


今回は肥料の話

何の肥料が良いんですか？ってよく聞かれますね。秋和ばら園芸で施肥をする場合は内容は明かせない肥料です。成分を詳しく教えてという方へは使えないので市販の肥料をですね…

大部分の方が施肥の作業をお願いしないと思います（笑）ので、ひと言いわせてもらうとすると肥料の意味を知ることと科学的に理解することが大切で、大金叩いて高い肥料を買うことではありません。

業界内の悪口は言えませんが随分高級な肥料が売られていることが多く良心が痛みます。
肥効は特別良いというわけでもなく自分も仕事柄実際に使ったことのある物も多いのですが下手すると「高いお金を払った肥料だから絶対良い！」と自分でマインドコントロールをしていることも…

乱暴に言うと、草木が腐ったもの、動物の糞尿、動物の死骸や草木が燃えたもの等があれば充分です。
いわゆる油かすや骨粉、草木灰といったところでしょうか。

牛糞は堆肥として使いますが肥料分も少しは入ってますね。

牛糞と馬糞どちらが良い？という話出ますよね、どちらも水分量が多いのですが牛糞のほうが個人的には好きです、香り的にも（笑）

牛糞はやはり牛糞を乾燥させたものが良いです。ところが日本では不思議なくらいおがくずを大量に混ぜて熟成させた牛糞が出回っておりバラ栽培としては使いにくい物しか手に入りにくいです。

ヨーロッパのバラ園に行くと牛糞をバラ園の土に混ぜ込んであり、それは植栽されている土の表面に分かるくらい混ざっていて良い香りがします。
土壌改良としての使い方ですからね、あまり発酵を進めたものより牛糞を乾燥したものを鋤き込むほうが理に叶っていると思います。

そんな牛糞は以前御紹介した姫野ばら園さんで手に入ります。少々値が張りますが一度は是非使って欲しい牛糞です。
（秋和ばら園芸のトップページに姫野ばら園さんのリンクがありますのでそちらからどうぞ）

話が脱線しましたね。肥料の話。

お金よりも何を使うか考えると生育が良くお財布に優しいバラ栽培が出来ます。

もちろんプロがオリジナルでブレンドしている肥料に勝るものはありません。プロなのに市販されている高級な肥料を使うのは技術や知識の無さを露呈していることでもありますからね。