2020年01月24日
自宅で時々、日本語教室
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月に何度か、私の自宅に可愛い小学生が二人来てくれます。
二人ともご両親は、日本人のお父様と、かつて日本に住んでおられたスイス人のお母様。
お父様は仕事をされてているので、いつもそばにいられないですよね。
なんとか日本語を上達させたいけれど、日本人学校に通わせるとなると宿題をみてあげなくてはいけない。
お母様は日本語を話されますが、読み書きや文章の理解、作文などの宿題を見てあげるというのは、
なかなか簡単ではありません。
知り合いを通じて依頼されて試しに初めてから、
もうかれこれ3年以上教えてます。
授業の準備の時間などを考えると 割りに合わないのが、正直な気持ち。
何度かやめようかなああ、、と思ったこともありますが、
そしたら、どこでこの子達は日本語を習うの? と思うと、
思い切って「やめましょう」とは言えないで気がついたら3年以上経ってました。
これは書き順の間違いやすい漢字の練習
月に1〜2回ぐらいのゆっくり勉強ですが、漢字ももうすぐ小学1年生が終わるぐらい。
その中で、なるべく日本のお正月やこどもの日などの文化も取り入れて楽しく勉強してもらおうと
私なりに頑張っています。
実はチューリッヒの町から電車で10分ぐらいのところ(私たちの家からだと車で40分)に「チューリッヒ日本人学校」があります。
うちの息子くんはそこで毎週土曜日の朝、2時間の授業を受けておりました。
幼稚園の年長さんから始まり、中学一年生までの8年間(わぁ、そんなに行ってたんやぁ!!
金曜日の夜は宿題と漢字テストの勉強をしなくてはいけないので、結構嫌がっている時期もあったので、
それをやらせるのには、母の手助けが必須条件でした(^_^;)
女の子のお母さんは、結構自分たちでやらせてるよ〜と言ってはったような気がする。
うちの息子は、短歌の宿題で、こんなのを書いてました。
クラスの友達はみんな「金曜日は遊べるぞ〜」「ゲームするで〜(関西弁ではしゃべりませんが、、、)」で
ウキウキムードのなか、自分は勉強しなくちゃあかん、、、、、これはかなり苦痛だったようで、
よく8年も続いたもんです。。。
話すのは全く私たちと同じだし、アクセントもないし、関西弁でスラスラはなすけど、
もう日本人学校やめて3年もたつと、読み書きからはどんどん離れていく。
そして時々すごい質問される。例えば、、、
『か』のカタカナってどうやって書くんやった?
みたいな、がっくりするような質問、、、きついわぁあああああ!!!
8年間の苦労が(息子の苦労と、ちょっと母の苦労汗)。。
まあ、それでも小学5年生ぐらいの時に、
日本語能力試験のN3(N5〜N1まであり、N1が一番上)は合格してる。
本当は去年N2の試験を受けてほしかったけれど、
スイスの高校はめちゃくちゃ大変で、
それどころでは あ〜りませんでした。泣
多分今年も無理やなああ、、、
まあ、私の授業とおんなじで、のんびりやってもらいますわ。
チューリッヒの日本人学校のことは、またいつか書きますね。
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