アフィリエイト広告を利用しています
ファン
最新記事
カテゴリーアーカイブ
月別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2021年07月28日

良好胚を移植しても着床しない原因と対策

jordan-rowland-lfEX-fEN3zY-unsplash.jpg


着床障害の定義は「40歳未満の女性で、最低3回のサイクルで良好な胚(3BB以上)を4個以上移植しても妊娠しない」状態とされています。

着床障害の原因は大きく3つに分類されます。

@受精卵の問題

A子宮内環境の問題

B受精卵を受け入れるための免疫寛容性の問題


私の場合、2個の胚盤胞(5BC、3BC)を2回に渡って移植して陰性なので、
まだ着床障害には当たりません。

9月に3度目の胚盤胞移植を控える身として気になったので調べてみました。


★目次★



  1. @受精卵の問題


  2. A子宮内の環境に異常があるケース


  3. B受精卵を受け入れるための免疫寛容性の問題


  4. ERA検査(着床の窓)で移植タイミングの精度を上げる


  5. 子宮内フローラの改善は着床率を上げる





@受精卵の問題



胚のグレードが良ければ、着床率は高くなります。

ただし、見た目や発育速度による評価なので、染色体異常や本来の質に関して正確ではありません。

AAやABのグレードであっても着床するとは限りません。

着床障害について、検査をすることで結果として受精卵が原因ではないことも十分にあり得ます。

まだ検査をしていなかったり、検査する段階にない場合は「受精卵の質が良くなかった」と理由付けされてしまうことがほとんどです。

私も、2回の陰性だった原因は「受精卵の質が良くなかった」ということになっています。

どの検査をしても、原因が見つからない場合も、当然あります。

その場合もやはり、「受精卵の質が良くなかった」となってしまいます・・・・

A子宮内の環境に異常があるケース



子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、卵管水腫、子宮内膜炎などの病気が原因となっているケースです。

これらは不妊治療を始める時にする不妊検査や超音波検査で判明する場合が多いです。

ただし、明らかな異常所見がないだけで、

兆候がある場合であっても子宮側の環境に何らかの異常が生じ、着床を妨げている可能性はあります。

子宮鏡検査、子宮内膜組織検査、ERA検査、EMMA検査、ALICE検査などによって
子宮内の環境に、着床を妨げる要素がないかを探ることができます。




B受精卵を受け入れるための免疫寛容性の問題



受精卵が「異物」として認識され、着床前後の過程で拒絶反応を起こし、着床障害を起こす可能性があります。

下記の数値は血液検査で調べることができ、1〜2週間程度で結果が出ます。

・Th1,TH2の比率(どちらも白血球の一種)

・抗リン脂質抗体

・ビタミンD


※Th1,Th2の比率に関わらず、Th1が高値の場合は妊娠継続率が低下することが明らかになっています。
比率に異常がある場合にはタクロリムスという免疫抑制剤による治療を行います。

※抗リン脂質抗体は、着床時に子宮内膜へ入り込む絨毛細胞への障害を起こすだけでなく、
血栓ができやすくなるため、子宮内膜などの細い血管を詰まらせて着床障害を引き起こす可能性があります。陽性の場合は自己免疫反応を抑える漢方薬や、血液を固まりにくくする薬が処方されます。

※一般的に不妊治療でいわれているビタミンDの基準値は、血中25(OH)D濃度(ビタミンDの血中濃度)で30 ng/mL以上です。不足する場合はサプリメントで補います。血中濃度が高いと着床率や出生率が高くなるという研究結果があります。


男女の妊活必須栄養素:ビタミンDの働き(ページ準備中)


ERA検査(着床の窓)で移植タイミングの精度を上げる



成人女性の着床の窓は、一般的に月経が始まってから19〜21日(黄体ホルモン投与開始から120時間後)の間に開くとされていますが、諸説あって、いまだ確定されていません。

しかし、一部の人は着床の窓が開く期間が異なっていることがあります。

その場合は着床タイミングをERA検査によって特定し、
ピンポイントでの移植をしないと、いくら良好胚を移植しても着床率は下がってしまいます。

ERA検査はスペインの検査会社に検体を送るため、検査料が高額です。

検査時に痛みを伴ったり、感染のリスクも負うため、女性にとっての負担は大きくなります。

その為、子宮鏡検査や免疫検査の結果でも異常がなく、それでも妊娠できなかった場合にのみ、
検査をすすめる病院が多いそうです。


※2018年から始まった検査ということもあって、
スペインの検査会社と提携している病院も限られています。



ERA検査についての詳細(ページ準備中)



子宮内フローラの改善は着床率を上げる



EMMA検査とALICE検査は、ERA検査をネット検索すると、よくセットで紹介されています。

EMMA検査は子宮内膜に存在する最近の種類と量を調べる検査です。

子宮内におけるラクトバチルス属の菌の割合は、着床に影響すると言われています。

ラクトバチルス菌が少ない場合は、着床が難しくなるだけでなく、
妊娠後の自然流産や早産の原因になる恐れがあると考えられています。

ALICE検査は、慢性子宮内膜炎の病原菌を検出する検査です。

子宮内のラクトバチルス属の菌が減少して雑菌が増殖すると、子宮内膜が慢性的な炎症状態に陥ります。

すると、免疫活動が活発化して、受精卵が異物と認識されてしまい、着床障害につながる可能性があると
考えられています。


子宮フローラを整える「ラクトフェリン」とは?(ページ準備中)


<筆者の不妊治療体験記>



【不妊治療体験記@】これまでの採卵2回を振り返って思うこと(サイト内リンク)



【不妊治療体験記A】通院をお休みする間に試していること (サイト内リンク)
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10877879
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
妊活ターミナル画像.png
リンク集
検索
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。