2021年07月21日
モデルナワクチン接種(1回目)の経過報告@
昨日(7/20)にモデルナワクチンの1回目接種をしてきました。
これからコロナワクチン接種をする方は多いと思いますので、
情報提供をさせていただきます。
※接種会場によって運営方針は違うでしょうし、副反応にも個人差があることを予めご承知おきください。
接種するワクチンがファイザーなのか、モデルナかによっても異なります。
★目次★
- コロナワクチン接種会場の様子
コロナワクチン接種会場の様子
私がお世話になった接種会場は東京メトロ南北線の永田町駅から徒歩5分圏内にありました。
「予約時間10分前になったら入館してください。」という貼り紙が、
建物の入り口にありました。
「予約時間を守って、館内人口の密を防ぐ」という意図を感じました。
接種会場は6階だったのですが、階段で昇るよう指示されました。 Σ(=▼=;)
踊り場ごとに扇風機はあるものの、炎天下を歩いてきているので汗だく・・・
4階フロアあたりから、階段で並び始めました。
並んでいる間に、書類を準備するよう指示されます。
@自治体発行の接種券
A予診票(体温以外は自宅で記入済み)
B身分証明
C接種予約日時を確認できるもの(予約確定メール)
6Fフロア入口で、予約時間のチェックがあり、
室内へ通されます。
普段は展示会なんかで使うような、かなり広いフリースペースでした。
予約日時、接種券、本人確認を1つ目の受付で終えると、
2回目接種の日時もそこで決定します。
自治体で仮予約した時も同じだったので太文字で書くと・・・
1回目の予約の4週間後(接種時間も同じ)に自動的に決まります。
対応してくれるスタッフさんも、
大量の人数を流れ作業で捌くことに一生懸命なので、
「その日は都合が・・・」とはその場で言い出せない雰囲気が満々でした。
1回目を予約する時は2回目予約日の都合を確認してからする事を強くお勧めします。
2つ目の受付では、非接触体温計で体温測定します。
体温測定後に、予診票の接種同意書欄に署名します。
予診票は個人情報だけでなく、既往症や、「はい・いいえ」のチェック項目が複数あります。
予診票は自宅であらかじめ記入しておきましょう。
後ろに並んでいる人が詰まってしまう原因になるので、
会場で記入しないようにしましょう。
スタッフさんはピリピリしているので、ご迷惑をかけないようにしましょう。(2回目)
医師による問診も、1分に満たずに一瞬で終了です。
予診票には「説明を受けましたか?」「質問はありませんか?」のチェック項目があったのですが、
特にワクチンに関する説明はありませんでした。
だいたいの情報は、事前に、自分で把握しておきましょう。
ギリギリで「アレルギー体質で喘息持ち」であることを伝えることができました。
「接種するのは問題ないけど、それじゃぁ待機時間は30分にしましょう。」
という指示だけ頂きました。
通常は15分の待機時間ですが、体調や体質に不安がある方は30分の待機時間を指示されます。
(※アナフィラキシーショックは接種後30分以内に起こるそうです。)
医師の診察が終わると、ついに接種です。
注射器を持つ人がいるブースに案内されます。
不妊治療で注射に慣れているせいか、
一瞬チクっとするだけで痛くありませんでした。
(採血の方が痛いかも)
注射嫌いの旦那さんも、痛くなかったとのことなので確かです。
接種が終わると、パイプ椅子が式典のように大量に並んでいるエリアに通されます。
そこで待機時間が過ぎるまで安静にします。
スタッフが付近に立っていますが、タイムキーパーはしないので、
自分で時間を確認し、待機時間が終わったら帰宅となります。
コロナワクチン接種直後の立ち眩み
待機エリアで着席をした直後、なんとなく頭がぼーっとして、
貧血のような感覚がありました。
「やばいかな?」と思ったのですが、「心配し過ぎて思い込みかも・・・?」と考え、
しばらく座ったままにしていました。
携帯で「ワクチン接種後 貧血」で検索してみたところ・・・・
「血管迷走神経反射」というワードがヒットしました。
要するに、ワクチンのせいではなく、不安からくる思い込みです。
黙ってて良かったと心底思いました(笑)
血管迷走神経反射では、過度のストレスや強い痛み、恐怖心によって迷走神経が刺激され、
抹消の血管が拡張することで、血圧の低下による脳貧血を起こし、
冷や汗、めまい、吐き気、腹部の違和感、失神といった症状になるようです。
接種後、30分経過した頃には、貧血症状も落ち着いたので、
何事もなく帰宅となりました。
途中でマックを食べて帰るくらい元気です。何の症状もありませんでした。
コロナワクチン接種から5時間経過後の発熱
帰宅後は水分を摂って、1時間程の仮眠。
炎天下で電車を乗り継ぎ、慣れない場所をウロウロして疲れたようです。
コロナワクチン接種から5時間が経過したあたりから火照り始めました。
注射を打った二の腕付近が主だるく、腫れていました。触ると痛い程度です。
小学生の時に打った「ツベルクリン反応」を思い出しました。
腕の感覚や腫れ具合が似ています。
7時間経過頃に体温を測ったところ37.2度。
(平熱は36.5度前後です。高温期でもある今の時期は36.8度前後。)
炎天下の外を歩き回るのは無理。
冷房のある屋内で、立ち接客したり、PCで表計算しろと言われても出来るくらいの体調です。
ワクチン接種後の当日は外回りの営業等は控えて、
デスクワークであれば問題なく出来るのではないでしょうか。
接種当日のスケジュール調整にお役立てください★
旦那さんは10:00AMくらい、私は16:00PMくらいのワクチン接種でした。
旦那さんも接種後の3時間までは何ともなく、5時間経過あたりから火照り始めたそうです。
腕の重だるさも、私と同じでした。
残業まで出来るくらいの体調でしたが、しんどかった様子です。
通常通り、夕食を食べて入浴し、早めに就寝しました。
前日・当日は飲酒は控えました。(タバコは2人も普段から吸いません)
<参考>
夫:37歳 (既往症なし、血圧平常、片頭痛・不整脈あり、肥満気味)
妻:36歳 (既往症なし、アレルギー体質、風邪を引くと喘息気味、標準体型)
コロナワクチン接種翌日の症状
寝返りできないくらい痛い
2人とも、同じ方向で寝る(笑)
寝返りができないので熟睡は難しいかもしれません。
なぜ左腕に接種するのか、納得するほどの痛さです。
筋肉痛になったかのように「前ならえ」の高さより上には腕が上がりません。
今朝はほとんど右腕だけで過ごしています。
いつもは髪をポニーテールに結ぶのですが、腕が上がらないので
暑いけど、ダウンスタイルで我慢しています。
旦那さんは、昨夜も今朝も熱はありません。
私と同じ、筋肉痛のような腕の痛みだけです。
私は今朝から1日中、微熱が続いています。
看護師をしていた友人の勧めで、14時くらいにカロナールを服用。
倦怠感のせいかずっと寝たり起きたりを繰り返していたのですが、
スッキリしました。
今現在は、薬が切れたのか症状が戻ってきている感があります。(19時半頃)
希望的観測ですが、たぶん明日、明後日には腕の痛みも、微熱も収まっていく気がします。
これ以上悪化するような気配はなく、ひとまず安心しました。
コロナワクチン接種を迷っている不妊治療中の方へ
前回記事:新型コロナウィルスワクチン接種と不妊治療のタイミング(サイト内リンク)
前回記事で、不妊治療で通院先の医師から、受精卵の移植前後と、妊娠確定後12週間まで以外なら
ワクチン接種しても良いというお話を受けました。
医学的な見地からすれば、問題はないんだと思います。
これは個人的な意見として、参考という前提でお願いします。
採卵周期、移植周期は避けた方が良い気がします。
採卵前の自己注射を、今やるのはしんどいです・・・。
コロナワクチン接種だけでお腹いっぱいな感覚があります。
そのうえ卵胞の発育状況が・・・
卵子の質が・・・
精子の質が・・・・
不妊治療特有のプレッシャーや不安を同時に抱えられる気がしません。
私個人としては、採卵や移植だけに集中したいかなと、
実際にコロナワクチン接種後の副反応を体感して思いました。
コロナワクチンの不確定要素、副反応の不安は絶対にあります。
デマだと言われてはいますが、不妊のリスクが100%ないかどうかも断定はできません。
不妊とは関係ないところの将来的な健康被害がないとも言い切れません。
「打たない」ということも選択肢ですし、個人の意思が尊重されるべきだと思います。
私はそれらを承知したうえで、今回モデルナワクチンを接種しました。
今も不安が消えたわけではないし、2回目の副反応だって正直恐いです。
それでも2回目も打つし、その決断に後悔はありません。
前回記事:不妊治療中にコロナ感染したらどうする?胎児への影響は?(サイト内リンク)
前回記事でもお伝えしていますが、
妊娠後、出産に至るまでの10か月間にコロナ感染してしまった場合のリスクは、
はっきり分かっています。
妊婦の重症化率が高いこと、胎児のために治療薬が使えないこと、
コロナ感染してしまった時の方が、流産のリスクが高くなること、
自分だけでなく、生まれてくる子供にまで後遺症が出るかもしれないこと、
不妊治療に通う他の患者さんや、医療スタッフの方々、その周囲の人間を
巻き込んでしまうかもしれないリスクetcを考えると、
「かもしれない」リスクよりも、確定しているリスクを回避することを優先することに、
私は決めました。
ワクチン接種の割合が多い国でも、デルタ株が感染者を増やしています。
ワクチンが効きづらい変異株が、この先に現れないとも限らない、
「絶対に自分は感染しない」という自信は正直、私にはないからです。
幸い、6月に採卵して胚盤胞を凍結できました。
7月にモデルナワクチンを接種する機会に恵まれ、
8月に2回目接種することが確定しました。
このまま順調にいけば、9月に通院を再開して移植周期を迎えます。
色々と不安は尽きないですが、
しっかり調べて納得するまで検討してみてください。
お互い頑張っていきましょう!!
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