2017年10月29日
会津の旅「猪苗代〜裏磐梯」
猪苗代も蕎麦の産地で有名で、特に「ら・ね〜じゅ」の蕎麦は絶品です!!
土日祝日は、行列必至の繁盛店です。 店内に入ってからも、かなり待たされますが きっちした蕎麦が食べられます。 |
裏磐梯は、1888年(明治21年)7月15日の磐梯山噴火時に発生した小磐梯の山体崩壊により、裏磐梯側に12〜15億立方メートルともいわれる岩屑(がんせつ)なだれが起きて出来ました。その時、河川がせき止められ桧原湖はじめ五色沼など多くの湖沼群も誕生しました。
岩屑(がんせつ)雪崩れがおきたところを、そのままゲレンデにした裏磐梯スキー場です。
ゲレンデを登っていくと、その状況がよくわかります。また、裏磐梯湖沼群の水源「銅沼」も見ることができます。
遠藤現夢は、1888年(明治21年)の磐梯山噴火に伴う膨大な岩屑なだれに覆われて数十年間荒地のままだった裏磐梯を、もう一度野鳥のさえずる森に変えたいと願い、約2年をかけて気の遠くなるような1340haに及ぶ植林をなしとげ、裏磐梯を現在の緑豊かな磐梯高原として蘇らせました。会津戦争当時、現夢は4歳位であり、戦乱で会津の街が一面焦土と化した記憶が焼き付いていたため、自分が裏磐梯を緑に変えようとしたとも言われています。鶴ヶ城に1000本の桜植樹し、全国的桜の名所にしたのも遠藤現夢の功績です。
遠藤現夢の尽力のおかげで現在の裏磐梯の自然が 保たれました。遠藤現夢の碑は、毘沙門沼遊歩道の中にあります。 |
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6911022
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。