2017年11月19日
会津の旅「大内宿」
現在は多くの観光客で賑わい長ネギを箸代わりに食す高遠そば等が有名ですが、この大内宿(村)は、その昔は山本村という名称でした。
後白河天皇の第二皇子・高倉以仁王(たかくら もちひとおう)が1180年、源三位頼政と平家・平清盛を倒すため兵を挙げましたが宇治での戦いで敗れ、渡部唱等と越後国小国の源頼之を頼って逃亡しました。その途中、当時の山本村(現在の大内宿)に逗留され「高峰の風吹き戻す山本にこころとどめし道しるべして」と詠い、この里が宮中の大内(だいり)によく似ているということで大内と改めたといわれます。
以後、大内村となり江戸時代から幕末にかけ会津藩の交通の要所として重要な宿場町となりました。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6986299
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。