2019年11月19日
【タジマアイコのBacktoBackあんぎゃ】11/17感想 + 最終回!
2019年11月17日、主催DJイベント4回目で最終回の今回は無事終了!
最後は全体的に大人っぽい選曲を多めに、落ち着いた雰囲気で。ジャンル的にはロックが多かったんだけど、今回ロックらしいやんちゃなロックって言うのは少なめ。
ゲストのモーリーさんは映画のサントラをいくつか持ってきてくれてて、オーケストラみたいなゴージャスな曲をかけてくれたり、お洒落なジャズも。またエクスペリメンタル・ロックっていうのかな?実験音楽のようなちょっとクラブでもバーでもかけないような珍しいのを選んでくれたり。
私も流れでジャズを何曲かかけさせてもらったり、ちょっと眠くなっていくような深みのあるエレクトロニカも無理なく繋げられて、なかなか良いバック・トゥ・バックができたの。
私はクラブで踊るのが大好きだったから、このイベントでも踊りたい気分になったら踊ってくれたらとっても嬉しい!音に身を任せて踊るのは楽しいことだから。でもそれだけじゃなくて、イベントを行った目的のひとつは音楽の多彩さを皆に伝えたかったの。そして音楽が繋がってできる世界観を楽しんでほしいこと。
陶芸で「景色」って言葉があるんだけど、土のつぶつぶや釉薬の流れとか、偶然にできた器の表情を自然界の様々なものに見立てる鑑賞の仕方がある。選曲もひとつの曲がひとつの微妙な色合いを持っていて、それが連綿と繋がっていくことで様々なグラデーションをつくり出し、全体でひとつの作品になる。音の繋がりに「景色」が見える。
音楽っていうのは絵画と違って、時間軸がある。動きがあるのよね。何曲か集まるとオムニバス映画みたいに本来別々のものが最終的には同じトーンで収まるっていうのが面白いと思うの。音楽が繋がってできた「景色」も流れて映像になる。
私はそんな風に音楽を集めて誰かに贈るのが好きだったから、そういうのを再現したイベントにしたかったのよね。5時間はさすがに長いけど(笑)
それからゲストを呼んだのは、自分でも予想できないものを入れることで、どんな時間を作れるかとっても興味があったから。バンドのジャムセッションみたいな感じかな。
お互いがそれぞれの方向性を持ちながらも、意図がありながらも、協力し合って進めていくことで何が生まれるのか。全4回、4名のゲストと挑戦して貴重な体験ができたし、皆それぞれの感覚で楽しんでくれてたのが本当に嬉しかったな。
お客様も、温かい飲み物やお酒を音楽のお供に、おもいおもいの時間を過ごしてくれて感謝の念に堪えません。
「タジマアイコのBacktoBackあんぎゃ」全4回。これで完結となります。
DJは機会があれば続けるし、BacktoBackあんぎゃも気が向いたらまたするね!…気が向いたらだけど。
じゃ、これにてお終いお終い♪
・第一回 川口雅也akaぐっさん 編 → 【タジマアイコのBacktoBackあんぎゃ】5/12感想
・第二回 大貫 編 → 【タジマアイコのBacktoBackあんぎゃ】7/14感想 + 平和・死・再生・音楽
・第三回 冨沢仲 編 → 【タジマアイコのBacktoBackあんぎゃ】9/8感想
・ツイッター → #タジマアイコのBacktoBackあんぎゃ
追伸:最後に皆でBack4Backしたよ〜!
(仲さんは事情により欠席ざんねん☆でも、楽しんでね!と温かいお言葉もらいました。左から私、大貫さん、川口さん、モーリーさん。)
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