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2019年04月01日

【日常の花】2019年4月1日 + 新元号雑感

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新元号、発表されたね!
「令和」…え?”令”ってちょっと堅苦しくない?って思ったけど、意味は全然違ってた。
万葉集の歌からなのね。

 ”初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す”

万葉の時代、花といえば「桜」ではなく「梅」。
2月は如月(きさらぎ)っていうのは有名だけど、令月/麗月ともいうのは初めて知りました。
2月の立春に発表すれば、もっともっとしっくりきたろうに…と思いつつ。

令月には「何事を始めるにも良い月」という意味があるらしく。
旧正月と関係があるのかな?どうだろ。

いろいろ辛いことのあった平成の時代だけど、ここから気持ちも新たにリスタートするって感じなのかしら。

歌の内容をごくごく簡単にいえば、
何事を始めるにも良い月。風が和らいで梅や蘭の香りが素晴らしい季節。ってことかな。簡単すぎるか。

発表の談話では、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味を込めたとのこと。

由来を知ってからの「令和」はね、私の中では
平安時代に漢字から平仮名がつくられた時のような 柔らかさ・親しみ・優しさ、そういったイメージになりました。そして「豊かさ」ね。

話が飛ぶけど、本格的に天王星が牡牛座に入る今年。(※占星術の話です)
まさに天皇が変わるのが5月。
面白いくらい空のできごとが反映されてる。

牡牛座は植物がどんどん育っていく豊かな季節の星座。「所有」を意味し、物質的な豊かさを指してたりするんだけど、現代では心の豊かさも入れてもいいんじゃないかと思うの。

食べ物がちゃんと食べられることで心も満たされる。食べられることはすごく大切。
でもいくら食べることができても心が豊かな人もいれば、貧しい人もいる。心の豊かさは自分で育てようと思わなければ、なかなか育つものじゃない。

自分で自身の心を満たし精神的余裕がもててくると人にも優しくできるよね。
心の豊かさって、私はふたつあると思っていて、一人で育む豊かさと複数人で育む豊かさがあると思うの。

一人で育む豊かさは、心(感情)と体(五感)と頭(思考)を全開にすること。
見て・聴いて・触って・匂って・味わって、心の気持ちを言葉で表して意識する。”経験”することで小さくても新しい感動が情報として記憶に残り、思考をリフレッシュさせたり深めたり洗練させたりする。

もうひとつの複数人で育む豊かさは、その一人で育んだ豊かさを他人と共有すること。
もしくは価値観の違いを”発見”して楽しむこと。
そして、自分への優しさと他人への優しさのバランスをとるのが上手になること。

やたら怒らなくても、犠牲的にならなくても自他ともに平和になれる道を探れること。
笑顔がふえること。ネガティブも弱さも認め許すこと。経験から学ぶこと。

そうできるのは簡単じゃないかもしれないけどね、実際やることはシンプルかもしれない。

もっともっと自分にも他人にも優しくできる人がふえたら、社会全体が気持ちの良い世界になるのではないかな。「令和」の時代が、どんどんそうなっていくといいな。

というわけで、新元号発表でそんな雑感を持ちました。
うん。なかなか愛着もてそうな予感。

で、私の心を豊かな気分にさせてくれるお花。
白いシクラメンがひらひら蝶々みたいで可愛いでしょ。
ローズマリーがたされたよ。清々しい香り。
ストックはちょっとしおれてきてしまったので順次ドライフラワーにしてるの。

今回は長くなりましたが!
そんな感じで、私の楽しみをお裾分けできたら幸いです。
posted by 田島愛子 at 21:37 | ■【日常の花】
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