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2022年09月06日

愛犬がうんちを食べる(食ふん)問題


愛犬が、自分のうんちをパクっと食べてしまう
なんてことはありませんか?
愛犬がうんちを食べる光景なんて、
迎える前には、想像すらしていなかったかもしれません。

人間の感覚では、とうてい受け入れられない行為ですが、
犬の食フンは、実はそんなに珍しいことではないのです。

犬は、なぜ食ふんをしてしまうのか、
どんな対策方法があるのか、

などなどについて考えてみたいと思います。


犬の食ふんってどうなの?



犬はうんちを汚いものとは思っていないようです。

排泄物を残さず食べてしまうのは、
敵から身を隠す、
寝床を清潔に保つ、
などの野生時代の本能が働いている場合も多いのです。

また、母犬は、
子犬のおしりを舐めて排泄を促し、うんちを食べる、
という育て方をしますので、
子犬にとっても、うんちを食べることは自然なことなのです。


心配な食ふんとは



・栄養が十分に摂れていない場合
・消化不良で、うんちにフードの匂いが残っている場合

のように、
食事量やフードとの相性、
または体調不良が隠れているケースもありますので、
食事の見直しや、獣医さんへの相談が必要なこともあります。

子犬の食ふん



子犬の場合、体調の問題以外に、

・好奇心
・退屈しのぎ
・飼い主の気をひきたい

といった理由で食ふんをしていることも多いのですが、
大抵の場合、成長とともに、なくなっていくものです。

しかし、成犬になっても習慣として残ってしまう
場合もあります。

食ふんをさせない対策は?



子犬が、好奇心などから食ふんを行っている場合は、

・食べる前に興味をそらす
・食べた後に叱らない

といったことが重要です。

習慣づけないことが大事なので、速やかに片付けて
興味を持たせないことが一番です。

また、食べた後に叱ると、
遊んでくれていると勘違いしてしまったり、
排泄を悪いことだと思い込んでしまって隠そうとしたり、
余計に食べてしまう可能性があるので
黙々と片付けることが基本です。


子犬育ての決定版!獣医師監修【こいぬすてっぷ】


折り合いをつけることも大事?



対策といっても、仕事などで留守番時間が長い場合は、
うんちをすぐに片付けることは難しいですよね。

我が家の愛犬も、
子犬の頃は留守番が長くて、退屈だったのでしょう。
見事に習慣化されてしまいました。

飼い主は悩んで、躍起になって対策をしましたが、
残念ながらさほど効果はありませんでした。

あわせて色々な方面に相談したところ、
中には心強い?回答を頂いたこともありました。

例えば、

「一生する犬もいるから、そこまで心配しなくても大丈夫。」
「寄生虫がいるかもしれないから、他の犬のものを食べるのはNG。」
「8歳ぐらいまでする犬は珍しくない。」
「先代のわんこは一生してたけど元気だったよ。」

等など。

そうは言っても、やはり気持ちの面でも衛生面でも、
うんちは食べてほしくないですよね。
その為にトレーニングが大事なのは間違いありません!

しかし、あまり神経質になると、
愛犬と暮らす楽しみが半減してしまう気もしたので、
ある時から、ゆるゆるとしつけることに決めました。

我が家の愛犬も9歳を迎えました。
ゆるゆるとしつけてきた結果なのか、
歳のせいなのか、最近はうんちへの興味も
薄らいできた今日この頃です。

人間の当たり前と犬の当たり前、
時には、折り合いをつけながら、
日々楽しく暮らしていきたいですね。















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