2022年09月20日
備えよう!愛犬のための防災対策
突然の災害時、愛犬を守れるのは飼い主さんだけです。
災害時、愛犬と共に助かり、被災後も生活していくためには
日頃の備えはどうすればいいのでしょうか。
日頃の忙しさのあまり、
対策が後回しになってしまいがちかもしれませんが、
いざというときのために準備しておくことが重要です。
同行避難が基本
東日本大震災では、犬を含む多くのペットが
飼い主と離れ離れになってしまい、亡くなったり
放浪したりする事態となりました。
環境省が作成した「人とペットの災害対策ガイドライン」
では、避難所へは飼い主とペットが同行避難することが
原則となっています。
被災後の生活
・避難所での生活
・自宅での生活
・車の中での生活
・知人や施設に預ける
などを選択します。
避難所では各避難所のルールがあります。
それに則り飼い主さんが責任を持って
愛犬の世話をすることが求められます。
自宅の安全確認が確実にできた場合は、
自宅での生活の方が愛犬も落ち着くでしょう。
しかし二次災害の危険性がある場合はやめましょう。
車での生活も安全確認を確実にしましょう。
エコノミー症候群にも十分に注意する必要があります。
日頃の災害への備え
■自宅の防災対策
・家具などの固定やガラスの飛散防止
・ケージやクレートなど愛犬の避難場所をつくる
■しつけと健康管理
・マテ、オスワリ、フセ、オイデなどの基本のしつけをマスターしておく
・クレートなどのハウスに入れるように慣らしておく
・むやみに吠えないようにしつけをしておく
・他の人や動物に慣らしておく
・狂犬病をはじめとした予防接種を受ける
■迷子にならないための対策
・首輪と迷子札をつける
・鑑札と狂犬病予防注射済票をつける
・マイクロチップを挿入する
■日用品を備蓄
・療養食、薬を多めに
・ペットフード、水(できれば7日以上)
・クレートやキャリーバッグ
・リード、首輪、ハーネス
・ペットシーツ
・マナー袋など排泄物処理グッズ
・食器
・ウェットシート
・ビニール袋
■情報の確認・準備
・避難場所や避難ルートの確認
・防災訓練への参加
・飼い主の緊急連絡先
・ペットの情報(写真など)
・かかりつけ医の情報
・ワクチン接種歴、治療記録などのまとめ
■家族や地域での話し合い
・連絡方法、集合場所について
・愛犬の避難方法について
・愛犬がひとりで留守番していた場合どうするか
・愛犬の預け先の確保
・飼い主同士の助け合い(物資の持ちより、共同飼育など)
など多くの準備が必要ですが、最低限必要なものです。
飼い主の心構え
愛犬たちは、突然の災害と慣れない生活に、
人間以上にストレスを感じてしまうことが考えられます。
災害時、我々飼い主は、自分と愛犬の安全を確保し、
周りに迷惑をかけずに、愛犬の健康を守り適正に飼育する、
という難しい局面を乗り越えていかなければなりません。
そのためにも、日頃からできる限りの備えをしておくことが
何よりも助けになるのです。
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