2022年09月13日
子犬の散歩はいつからできる?
愛犬を迎えたら、
一緒にお散歩することを楽しみにしている
飼い主さんは多いのではないでしょうか。
月齢の若い子犬の場合、
感染症を防ぐための混合ワクチンを済ませてから、
散歩をさせることが一般的となっています。
どれぐらい経てば散歩ができるのか、
子犬の社会化期とはどう関わってくるのか、
について考えてみました。
子犬の散歩デビューの時期
生まれたばかりの子犬は、
免疫力が弱く病気にかかりやすいため
混合ワクチンの効果が十分に定着してから
散歩デビューをすると安心です。
一方で、
混合ワクチンがすべて終了してからの
散歩デビューでは、
犬にとって重要な社会化期を、
外の世界に触れることなく
過ごしてしまうことにもなるのです。
ワクチン接種の期間ってどれぐらい?
一般的に、
子犬が生まれて2か月後ぐらいから、
3回に分けて混合ワクチンを打ちます。
ワクチンの間は3〜4週間程あけますので、
3回目接種後、2週間の定着期間を合わせると、
4か月前後かかります。
つまり、
病気に対する免疫力が十分に備わった後では、
生後4か月程たってからの散歩デビューとなります。
子犬の社会化期っていつ?
一方で、
生後約3週齢〜13週齢(3か月齢過ぎ)は
社会化期と言われ、
外の世界に順応するための様々なことを
柔軟に吸収できる貴重な時期です。
積極的に外に出て、家族以外の人や他の犬、
車や自転車、サイレンや踏切の音などに
慣れさせておくことで、
成犬になってからも怖がらずに済むのです。
社会化期は、
その後の犬生に大きな影響を与えるので
大事に過ごしたいところです。
ワクチンの時期は抱っこ散歩で
地面を歩かせず、抱っこして散歩することで
病気に感染するリスクを抑えられます。
近所の環境にに少しずつ慣れていき、
本格的な散歩デビューに備えましょう。
ドッグトレーナーさんや獣医さんによっては
ワクチン接種がすべて終わらなくても
2回目のワクチンが定着したら、
草むらを避けるなど、場所を選んで
散歩デビューをOKとする場合もあると聞きます。
いずれにしても、
愛犬の個性や体調もありますので、
散歩デビューの時期は、
獣医さんにしっかり確認しましょう。
心と体のバランスが大事
ワクチン接種をきちんと行いつつも、
心が柔軟な社会化期も大切に過ごしたいですね。
短い期間に、何度も注射を打たれたり、
色んなことを覚えたり、子犬は大忙しです。
飼い主さん側も、あれもこれもとなりがちですが、
やはり忘れてはいけないのは、
愛犬に健康で楽しく過ごしてもらうことです。
貴重な子犬時代、楽しみながら育てたいですね!
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