短編集というよりポアロ作品の中編４作品
このブログは
アガサクリスティーが好きすぎて
無人島になにを持って行きたいかと聞かれたら
｢アガサクリスティーの本｣と答えるくらいの熱量があります
この本のこの作品のココが好き
または
この本のこういう所が見所！
というのを紹介していくブログです
自分の独断と偏見で★を付けていますが完全好みの問題なので、皆様とは違う価値観かもしれません。
ご容赦願います
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死人の鏡
厩舎街の殺人 ★☆☆
（ミューズ館の殺人）
謎の盗難事件 ★☆☆
死人の鏡 ★★☆
砂にかかれた三角形★☆☆
無人島に持っていきたい度☆☆☆
（ちょっと辛いかな？）
ポアロ作品の
中編4作品の作品集です
この作品の中では
他に収録されている物に
限りなく近い物が
ありますので
題名がちがっても
話の筋が同じで
｢あれ？もうこれ読んだかな？｣
なんて思うかもしれません
だから
ネタバレ回避での
紹介がちょっと
難しいのです
厩舎街の殺人
（ミューズ館の殺人）
は
｢マーケット・ベイジング怪事件｣
と限りなく似ています
謎の盗難事件
は
教会で死んだ男に収録の
｢潜水艦の設計図｣
と話の筋は同じですね！
ヘイスティングズが
いるかいないかの
大きな違いはありますが。
このように
今回の作品にはヘイスティングズは
いません！
（ヘイスティングズは
歳の離れたポアロの親友役で
相棒で有名なのですが
意外とヘイスティングズが
出てない作品も多いのですよ）
このように
細かい設定や
登場人物が違っていたりしますが
話の筋やトリックが似ているので
もしかしたら
アガサを読み慣れてる方には
既に読んだかな？と思うかも
しれません
特に
好き過ぎて
沢山アガサの作品を
読んでいる方の私は
つい気付いちゃうんでしょうね
その中でも
｢死人の鏡｣と
｢砂にかかれた三角形｣は
アノ作品とアノ作品の
合作だなあと
思ったりします
実際
アガサは
沢山の作品を世に出しているので
そういう事もあるでしょう
と思います
アガサの作品の中の
登場人物の
人気作家オリヴァに
｢アノ作品とアノ作品を合わせて
書くこともあるけど、
大抵気付かれないわ｣
などと
言わせてることもあります
アガサ自身のことかな？
なんて
私は読んだ時に感じました
他の作家さんの作品からではなく
自分の作品同士の合作という
事であるならば
それはそれで
良いかもしれないなと
それを分からなくても
分かっていても
作品の違いなどを
楽しめると思います！
細かい書き分けを
分析しながら読むと
楽しいです
アガサの工夫が見えます
ただ、ネタバレをせずに
紹介しようとすると
難しいですけどね
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