2020年02月08日
一流の営業は知っている! 絶対にすべらないアイスブレイク!
一流の営業は知っている!
絶対にすべらないアイスブレイク!
初めてお会いするお客様との商談において、商談の最初は空気が重く、お客様も本音で話す以前の状態
*本音を引き出すために役立つのがアイスブレイク
ちょっとした笑いで緊張を解きほぐせると、商談を円滑に進めることができます
実は他にも2つの使い方があります
1).社内の会議などの冒頭で用いるアイスブレイク
本題に入る前に今の感情や今週の出来事などを共有して空気を整える
職場の人間関係の質を高めるためにとても効果的
2).商談の最初ではなくプレゼンの途中におけるアイスブレイク
プレゼンを聞き続けていると空気自体が固くなるのを緩和するために意図的に雑談を挟む
このアイスブレイクの手法を使い
商談の中でクスッと2〜3回ほど笑わせながら本題を伝えることでお客様の本音を引き出すことも出来るでしょう
・アイスブレイクしたのに空気がさらに凍りついた
・笑いが取れるときと取れないときがある
どうすれば笑いを生み出すことができるのか?
笑いのメカニズムは緊張と緩和からできています
仕事で成果を出すための行動特性
PDCA(計画・実行・評価・改善)があるように、笑いにもメカニズムが存在
緊張した状態・状況から緩和する
全てのお笑い芸人が知っている、とても一般的で当たり前なメカニズム
緊張:取締役会議の中で
緩和:社長が屁をこいた
とこの緊張と緩和を活用して、漫才・落語・コントなど全ての笑いが狙って生み出されていきます
お笑い芸人がテレビでもよく使っている言葉に変換するとフリとオチ
フリとオチは必ずセットで使用される
よくある失敗例
社長が社員向けにメッセージを伝える時
話を聞いている側の反応が悪いと
今、笑うところだぞと伝え、話を聞いている方々が気をつかって笑い出す
フリがないのにオチを言っているからで、誰もオチだと気づかないから笑えないのです
フリ=共通認識
オチ=裏切り
お笑い芸人のすべらない話の構造
枕詞→
ディテール(フリ)→
1回目のオチ→
2度目のオチ
という流れ
お笑い芸人はこの構造に沿って何度もディテールを変えたり、
オチを変えたりして、ベストなシナリオを導き出していくのです
このように、お笑い芸人は、トークやコミュニケーションに対してPDCAを回し続けているのです
枕詞:クスッと笑える話のタイトルを付ける
注意点は、自らハードルが上がってしまうようなことを言わないこと
ディテール(フリ):登場人物が具体的にどんな人物なのかイメージできるようにする
オチ:登場人物のイメージとは正反対のことをもってくる
2度目オチ:1度目のオチで笑いが少ない時のためにもう一つ用意
ツッコミ的な言葉の方が笑いが起こりやすい
すべりにくい構造は同じ話を少し変えて2つのパターンで紹介
<トーク例 >
枕詞:体重160キロの先輩の話なんですが
ディテール(フリ):本当に大きいので駅で階段を上っているだけで
オチ:ヨボヨボのおばあちゃんに「上手に上れたね」と褒められるんです。
2度目のオチ:「あなたにだけには言われたくないよ」と思ったらしいです。
完全に真似をするところから始める
枕詞
ディテール
オチ
のどこから作り始めるか?
答えはオチから始めるです
何か普段の中で、面白そうなことがあった結果をみて面白い
その結果=オチをより面白くするために、ディテールや枕詞を考えることが重要
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