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2020年01月15日

パワハラにならない叱り方とは? 7つの原則!



パワハラにならない叱り方とは?
7つの原則!

管理者は口のきき方に注意!
パワハラは誰もが当事者になる危険を持っている
部下を叱る事に臆病になってしまう
事業主にパワハラ対策を義務づけた改正法(改正労働施策総合推進法)が成立しました
明確な定義がなかったパワハラを職場において行われる優越的な関係を背景とした言動などと明記されました
部下を持つ管理職には難しい対応が迫られています
<パワハラの定義>
・優越的な関係を背景とした
・業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
・就業環境を害すること(身体的もしくは精神的な苦痛を与えること)
という3要素をすべて満たすもの
セクハラのように被害者が不快に思ったらアウトというものではなく、
指導なのかハラスメント(嫌がらせ)なのかの判定の難しさは残っています
最近はパワハラを恐れて部下を指導できないと管理職から悲鳴が!
何回注意しても改まらず、ちょっと強めの指導をしたらパワハラじゃないですか?
と反撃される
パワハラはセクハラのように本人が不快に思ったかどうかは関係ありません
本人がやりたくないと思っても、業務命令でやらせるのが管理職の役割
もちろん説得、納得してもらうように努力することが大切です
いい加減な性格だからこんなことにと、人格を否定するような言動はNG!

<効果的な部下の叱り方>
叱り方には7つの原則がある
1.事実を指摘する
2.感情的にならない(感情的になったらそれは叱るではなく、怒る)
3.できるだけ事柄が発生した時点で
4.他のメンバーがいないところで
5.人格や性格を持ち出さない
6.うまくいかなかった原因を考えさせる
7.意見を言わせる。質問を投げて考えさえて答えさせる
上司が部下を叱る目的は、上下関係を利用して、相手をおとしめることではありません
相手に自分のミスをちゃんと認識させ、同じミスをくり返させないようにすることが目的
ある程度叱ったら、直ぐに切り替えて前向きの策を打ち出して、怒った相手にも救済の手を差しのべる

<上手な褒め方にも7つの原則があります>
1.可能であれば他の同僚がいるところで褒める
2.照れずにタイミング良く、さりげなく褒める
3.具体的に褒める
4.ポジティブな言葉で、明るく、笑顔で褒める
5.結果だけでなく、努力の姿勢や評価すべき行動も併せて褒める
6.うまくいった要因を再認識させる
7.できれば、他人をネタにして褒める
直接的に褒めるよりも、間接的に褒めるほうが効果大です
お客様が君の丁寧なフォローに感謝してたよ
部長が君のプレゼンがなかなか良かったと褒めてたよ
などのように!
部下のマネジメントは褒めるか叱るかしかないわけですが、それを上手に使い分けることができれば、うまく対応できるでしょうね

*若い人たちは叱られることになれていません
頭ごなしに怒鳴りつけたのでは、かえって反発を買うだけ、あくまでソフトに、論理立てて、なぜこれが悪かったのか、なぜ次のステップに進めなかったのかなど、理詰めで追い求めていく
本人が、ああ、これがダメだったんだな、と気付き、次からはこう改善すればいいのか、と思えるようになればいいのです

*直接べた褒めするのではなく、褒めるにもコツが必要!
若い世代は過剰に自分のことに触れられるのを嫌う傾向が有ります
面と向かって褒められ、自分が悪目立ちするのを嫌がるのです
無視されるのはもっといやがります
何も言わないけれど、ちゃんと見てくれていることが彼らの求める上司と部下の関係!
間接的に褒めたり、さりげなく褒めるとか、指示を与えている中で、君ならできるはずだ、と暗にわからせるなど、いろいろと工夫が必要!
部下をマネジメントするのに強力な武器は褒め上手とか、叱り上手なのです

*浅い褒め方は見透かされるだけで逆効果!
管理職研修では若手は厳しく叱るより、褒めて伸ばしましょうというのが定番
よし、わかった。研修後に早速部下を褒めようと思って、簡単な褒め言葉だけで済ませていませんか?
褒められた部下のほうはあまりうれしくない(なんか急に気持ち悪いよねとなる)

*褒めるスキル、叱るスキルを磨く
毎日、対象の部下を見続けていることが最大の武器!
毎日の仕草や仕事ぶりを見ていれば
彼がどんな性格で
どんな考え方を持ち
刺激に対してどんな反応をするか
というのはおおよそ掴め
彼はほめて伸びるタイプだ
あいつはほめてばっかりだと調子に乗る
彼はきつく叱ったほうが、なにくそ、と反発して伸びる
彼は遅刻が多いけれど、やることはやってるから、黙っておこう
などがわかってきます

*言ったことが瞬時に拡散!SNS世代の部下の横のつながりには要注意
同期とは仲が良いのは良いが、ライバル心があまり感じられません
同期で先に昇格したからといって慌てないし、追い越してやろうという気概も一部を除いて感じられない傾向にあります
若い世代は戦いの最前線にいて、5年後、10年後は会社を背負う中核人財になってほしいという会社の願いとは裏腹に、仲良しこよしだよね〜といっている状態に、最前線の指揮官は危機感を!
同期といつでもSNSでいつまでも新卒気分で悪口、愚痴、ぱわはら、セクハラなどの情報共有しているので、上司は自分の発言に細心の注意を払い、責任を持たなければならないのです













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