2020年01月14日
部下を評価しない上司が致命的にダメな理由とは! あなたは上司として部下をしっかりと評価出来ていますか?
部下を評価しない上司が致命的にダメな理由とは
あなたは上司として部下をしっかりと評価出来ていますか?
・忙しくてきちんと評価できない
・評価の基準が不明確なので評価できない
・厳しいことが言えない
・よく見てない
など、評価できないことの言い訳をしていませんか?
360度評価は本当に公正なのか?
尊敬できる上司の要素に部下は、公正・公平・正当に評価してほしいと思っています
・あの人に評価されたくない
・あの人の評価は信頼できない
・あの人に適切な評価は期待できない
ということで、(360度評価)1人の被評価者に対して、上司・同僚・部下がそれぞれの立場から評価する手法にすればいいのではないか?と考えますが、これ、公正でしょうか?
上司間でも、評価基準を揃えるのにものすごく苦労しているのに、社員全体の評価の目線を揃えることができますか?
360度評価実施すれば
・部下からの評価ではやさしい上司の評価が高くなり
・厳しい上司の評価は低くなりがち
本当は、やさしい上司が良い上司とは限らないのです
立場を問わず期待値が高い人には厳しい評価となり、期待していない人にはいい加減な評価となりがちです
360度評価=人気投票
これが真実なんでしょうか?そして、誰がその評価の責任を持つのでしょうか?
360度評価が公正だと考えるのは行き過ぎだなのでは?
本当の360度評価=被評価者の上司が主役
課長が被評価者だとしたら、部長が主役
課長に対する部長の評価が、周囲の評価と大きく違っていたら、部長は一体何を見ているんだ?ということが明らかになるのです
結局、上司はしっかり部下を評価しなければいけないのです
人事評価の目的は育成!
評価、責任者は直属の上司以外にはいません
評価責任者=育成責任者でもあります
メンバーの育成の責任を負っているのは上司です
ちゃんと評価してない上司のパターンは
1)評価が甘すぎる
2)評価が辛すぎる
3)評価が中心値によっている(メリハリがない)
4)評価の理由を明確に示せない
こういう評価をする上司は部下に興味がないのでしょう
人事評価の目的=育成
オーケーなところはオーケーと認め、足りないところ、課題点をしっかり伝えて、気づきを与えて成長を促すことが評価の目的です
きちんと評価しない上司は、部下を育てる気がないのです
1)評価が甘すぎる上司
部下はそれでいいんと思ってしまい、行動が改善されず、気づきの機会を奪っています
2)厳しすぎる上司
できていることを認めないのでは、部下は委縮するか、認めてもらえないのでやる気をなくします
3)評価が中心値によっている
いわゆる中心化傾向は、評価する気がない
人には必ず個性があって、得意なところと苦手なところがあります
全部の項目が「A」なんて人はまずいないのでは?
4)評価の理由を明確に示せない
その評価は何の意味も持たない
可もなく不可もなく! これからもよろしく!では、部下はたまりません
部下はちゃんと見てほしいのです
褒めたことがきちんと伝わっていますか?
上司は部下に対して褒めもしなければ指摘もしないことが横行している!
評価制度の評価基準=褒めたり指摘したりするためのネタ
褒める気も、指摘する気もない上司では、意味が無いのです
上司は、評価こそが上司の最も大事な仕事の1つだと思って、正面から取り組んで下さい
・目標を明確にする
それに基づいて厳正に評価
なぜ達成できたか、達成できなかったか、を上司と部下で振り返る
・良いものは良いとしっかり認め、褒める
・ダメなものはダメとしっかり伝え、改善策を一緒に考える
<公正・公平な評価をしてほしい部下の本音>
良い、高い評価をしてくれということではなくて、言いにくいことや、厳しいことも伝えてくれる良い上司を求めているのです
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