2019年10月04日
老後資金2000万円は貯めるな! 月額5万円の赤字を解消する方法は?
老後資金2000万円は貯めるな!
月額5万円の赤字を解消する方法は?
老後に2000万円持っていないと生活できない?
結論 2000万円を貯めなくても大丈夫
まったく貯蓄が必要ないわけではないですが、充分に楽しい老後生活を送ることはできます
貯蓄が少なくても、豊かな老後を過ごすためのテクニックとは?
2000万円の貯蓄があっても赤字
老後2000万円問題の根拠は、老後生活において毎月5万円の生活費が不足だといっているのです
毎月5万円の赤字が65歳から95歳まで続くと赤字額は約2000万円
5万円×12ヵ月×30年=1800万円(約2000万円)
毎月不足する5万円を、貯蓄で補填するのではなく
収入を増やして補填すればいいと考える
貯蓄を取り崩す場合には、たとえ2000万円の貯蓄があったても安心できません
2000万円あっても、95歳の時には貯蓄の残高が100万円ちょっとしか残っていない事になります
毎月の赤字がなければ、何歳まで生きてもお金が尽きないですよね
では、この5万円の不足分をどうやって増やせればいい?
退職をして給料もないのに!
じつはその方法は年金の受給額を増やす方法です
年金の受給額を増やす方法には
年金の受給開始を後にする年金の繰下げ受給をすれば、月0.7%(年8.4%)ずつ増えます。70歳まで繰下げをすると、最大42%の増額
5万円の赤字になるというモデル家庭は、夫婦二人暮らしで、月額19万1880円の年金を受給
もし、70歳まで年金を繰り下げると42%の増額になり、8万590円増えて27万2470円
この27万2470円を一生涯受け取ることができ、毎月5万円が不足するという問題は解決
毎月5万円不足する問題は解決しても、
65歳から70歳までの、年金を繰り下げている間の生活費をどうするか?
解決するには、2つの方法
@退職金を使う
月額の支出が26万3717円ですので、5年間の支出の総合計は、
26万3717円×12ヵ月×5年=1582万3020円
それでも約1582万円は必要ですが、退職金で用意できる人は、そのお金を生活費に充てれば、老後生活が困った事態にならなくてすみそうです
この金額の退職金が無理なら、蓄えがあったほうがとなります
A働く
蓄えがない場合は、できるだけ長く働く
1ヵ月の支出が26万3717万円=年間316万4604円
年収で、320万円ぐらいを夫婦で稼ぐことができればいい
働いて厚生年金に加入することで、将来に受け取る厚生年金の受給額が増えます
繰下げ受給した増加額よりもさらに増やすことができるでしょう
1年間働いて増える厚生年金の額は
平均標準報酬月額×5.481/1000×12
年収の約0.55%
安心で豊かな老後を送るためにリテラシーを高める!
公的年金だけでは老後生活を暮らせない
年金=保険というセーフティネットの仕組み
現実的なのは公的年金を繰下げて年金額を増やす
繰下げのために必要な生活費は、退職金でまかなう、 退職金が少ないとできるだけ長く働くことです
介護費用まで用意するなら、ある程度の貯蓄は絶対に必要になります
長い老後生活で重要なのはお金のリテラシーを高めること
保険を見直しして支出を減らしたり、老後資金の運用で失敗する可能性を抑えたりと、老後生活を豊かにするには、まずお金のリテラシーを高めるのが一番だとかんがえましょう
何れにしても、健康年齢を伸ばす努力は欠かせませんがね!
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