2019年10月03日
Excelのスパークラインって? 表を見やすくする超便利な機能
Excelのスパークラインって?
表を見やすくする超便利な機能
Microsoft Excel(以下、Excel)に搭載されている スパークラインという機能を使うと、表の値をより感覚的に理解できるようになります
Excelの便利機能 スパークラインとは?
1つのセルに収まる小さなミニグラフをつくれる機能
主に表作成で用いられ、表示できるグラフの種類は3種類
折れ線、縦棒、勝敗
折れ線と縦棒は一般的なグラフですが、勝敗は少し特殊です
勝敗のスパークラインでは、データの平均よりも大きければ勝、小さければ負を示すことができます
スパークラインは上級者向けの機能ですが、 仕組みがわかれば簡単に使えるので、ぜひ活用できるようになりましょう
スパークラインの使い方とメリット
スパークラインの機能は
挿入タブ→
スパークラインから挿入
スパークラインを選択するとスパークラインの作成のダイアログボックスが表示
以下の2点を指定
データの範囲:グラフのもととなるデータ
場所の範囲:グラフを表示させるセル
スパークラインのメリットは データをビジュアル的に理解しやすくする
通常のグラフは、個々の数字が見づらくなる
各数字を細かく見ながら、データ全体の傾向をざっくり確認したい時にスパースラインはピッタリの機能なのです
折れ線・縦棒・勝敗の3種類、それぞれの活用例は?
*折れ線スパークラインは、データの変化を見たいとき!
時系列データで使うのがおすすめ
データが時間を追うごとに、どのような変化が見られるのかを理解しやすいのが折れ線グラフ
最大値に赤いポイントを置くこともでき、スパークラインツール内の頂点にチェックを入れると各グラフの最大値が一目でわかります
*縦棒スパークラインは、データ間の比較をするとき!
縦棒スパークラインは、表の横軸データに関連がない場合に使いましょう。
特定したい人の数学の点数グラフがほとんど見えない状態になっているので、 最小値を再設定するのがポイント
スパークラインツール→
軸→
縦軸の最小値のオプション→
ユーザー設定値で最小値を変更
最小値を0にすると逆にグラフ間の差がわかりづらくなるので、目安としてはデータ最小値の半分ぐらい
勝敗スパークラインは、文字通り対戦表!
文字通り対戦表で使われるのが一般的
(ビジネスではあまり使う機会が少ない)
スパークラインを使ううえで最も大切なことは?
軸をそろえる
(軸がグラフごとに異なる場合、正しくデータ比較ができないので)
最小値・最大値は
スパークラインツール→
軸から設定
(縦軸のオプションで最小値・最大値ともにすべてのスパークラインで同じ値を選択します)
テクニックとして、グラフの色を変えたり、マーカーを入れたりできます
(デフォルトのデザインで十分見やすい)
スパークラインの魅力は、 データを視覚的に理解できるようにしてくれる
一般的なグラフよりもスペースをとらないので、プレゼンの資料作成でも活用できるでしょう
時系列データは折れ線
それ以外は縦棒を使う
グラフの軸をそろえる
これさえおさえて慣れれば、上手に使えるようになるでしょう
ぜひ活用してみましょう
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