2020年05月01日
話題の楽天モバイルをiPhoneで使う裏技! 対応機種ではないが自分で設定すれば使える?
話題の楽天モバイルをiPhoneで使う裏技!
対応機種ではないが自分で設定すれば使える?
iPhoneは楽天モバイルの対応機種に入っていない!
実はiPhone XS以降の比較的 新しい機種の場合
電話やデータ通信することが可能
第4のキャリア、楽天モバイルが、正式サービスを開始しました
楽天モバイルは、ドコモやauから回線を借りるMVNOとして事業を展開してきましたが、周波数の割当を受け、自前で基地局を整備していく形にビジネスモデルを転換
低価格を武器に、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアに挑みます
楽天モバイルの2980円でデータ通信が無制限に使えるという料金プラン
基地局の整備は始まったばかりで、3月末に4400局を超えた程度
20万以上の基地局を持つ大手3キャリアとは、桁数が異なります
端末のラインナップが足りないのは、課題です
最も大きい問題は、iPhoneシリーズを取り扱っていないこと
SIMフリーのiPhoneはアップル自身が単体で販売しているが、
現状、楽天モバイルの回線では動作保証の対象外になります
ただし、iPhoneで楽天モバイル回線がまったく使えないかというと、必ずしもそうではないのです
実はiPhone XS以降の比較的新しいiPhoneの場合
楽天モバイル回線で電話やデータ通信することが可能
OSのアップデートなどで突然使えなくなるリスクはある?
楽天モバイルの料金は約300万契約まで、プラン料金2980円が1年間無料
今使っているキャリアと併用してもよさそう!
正式に販売している端末ではないため、ほかのキャリアでは不要だった設定などが必要です
1. SIMカードを挿し、VoLTEをオンにする
大手3キャリアの場合
iPhone本体にSIMカードを挿すだけですぐに通信することができる
iPhoneを公式に取り扱っていない楽天モバイルでは
ユーザーが初期設定を手動でする必要があります
SIMカードを挿したら、VoLTEをオンにする
それほど難しいくはない
楽天モバイルを申し込み、SIMカードが届いたら、
それを端末に差し込んだあと設定アプリを開く
設定アプリでは、モバイル通信を選択
モバイル通信プランにある楽天モバイル回線を選ぶ
次の画面では音声通話とデータをタップ
初期設定では、LTE、VoLTEオフにチェックがついている
これをLTE、VoLTEオンに変更
これで、iPhoneが楽天モバイルのネットワークをつかみます
VoLTEとはVoice over LTEの略
LTEのデータ通信網を使って音声をやり取りする規格
楽天モバイルは3Gのサービスを提供していないため、VoLTEがオフのままだと通信ができないのです
iPhoneを取り扱っているキャリアのSIMカードだと、ここは自動で設定され、ユーザーが気づきにくいポイントです
このままでもiPhone単体では通信できますが、
インターネット共有(テザリング)の利用できない
次はAPNの設定
APNとはAccess Point Nameで、インターネットに接続するための出入り口のようなもの
標準のままだと空白になっているが、これだとインターネット共有の利用できない
APNの設定は、設定のモバイル通信で行います
楽天モバイルの回線を選択
モバイルデータ通信ネットワークを選択
APNを入力する画面が開き、モバイルデータ通信、LTE設定(オプション)、インターネット共有のAPN欄にrakuten.jpと入力
ユーザー名やパスワードは不要
対象のiPhoneであれば、これで楽天モバイルの回線が利用できます
2. 楽天モバイルとau回線を見分けるには?
2980円でデータ通信が使い放題になる楽天モバイル
例外もあり、パートナー回線と呼ぶエリアです
新規参入直後から、楽天モバイル単体で全国を一気にカバーするのは難しいので、auを提供するKDDIとローミング協定を提携
楽天モバイルの基地局がない場所では
auにつながるようになる、参入当初から全国でつながるのは、そのためです
auのエリアは、楽天モバイルにとって借り物にすぎず、ユーザーに使われれば使われるほど、楽天モバイルからKDDIへの支払いもかさむため、楽天モバイルはパートナー回線での高速通信を、月5GBに制限
容量超過後は、1Mbpsに落とされ、ニュースサイトなどを見るには十分使えるが、画像が多いと、表示に時間がかかります
フィールドテストモードを使うと
どちらの電波をつかんでいるのかがわかります
アンテナマークにはつねにRakutenと表示されるため、ユーザーからは、楽天モバイルの自社回線なのか、au回線なのかがわかりづらい
Androidではmy楽天モバイルというアプリがあり、auローミング時にはその旨が表示される
iPhoneは公式対応端末ではないため、アプリも存在せず、このようなときに活用したいのが、フィールドテストモードを応用すれば、どちらの回線につながっているのかがすぐにわかります
フィールドテストモードは、電話アプリから呼び出すことが可能
電話アプリを開いたら、キーパッドを表示させて、*3001#12345#*と入力
電話帳に登録しておき、コピー&ペーストで入力すると便利です
発信ボタンを押すと、フィールドテストモードに切り替わり、この画面ではLTEをタップ
次の画面では、Serving Cell Infoをタップ
画面に謎の数字が並び、ここで見なければならないのは、sel_plmn_mnc
この数字が「50」〜「53」のときは、auにつながっている
逆に楽天モバイルの自社回線につながっていると、sel_plmn_mncは「11」になります
「11」のときは、容量無制限なので、データ容量を気にせず使うことができます
「50」などの数字が表示された場合は、5GB制限がある
テザリングなどは最小限に抑え、どちらのネットワークをつかんでいるかで、賢く使い分ければよい
3. 2回線目として使うならeSIM化もオススメ!
楽天モバイルは、eSIMに対する取り組みが積極的
XS以降のiPhoneは
物理SIMとeSIMのデュアルSIMになっているため、楽天モバイルのSIMカードをeSIMとして発行すれば、今まで使ってきたキャリアも同時に利用することができます
データ通信のみ楽天モバイルに切り替えれば、番号ポータビリティで電話番号を移す必要もない
無料期間はお試しのつもりで、サブ回線用にeSIMを選ぶのは賢い使い方でしょう
新規契約時でeSIMを選ぼうとするとAndroidアプリが必要だが、
すでにSIMカードを発行している場合は
オンラインで簡単にeSIMに切り替えることが可能
ブラウザーでmy楽天モバイルにアクセス
ログイン後にメニューから契約プランを選択
画面右上にある各種手続きをクリック
SIMカード交換を選択
SIMカードタイプをnanoSIMからeSIMに変更し、
再発行を申請するボタンをクリック
申し込み番号から開通手続きを行うと、画面上にQRコードが表示され、これをiPhoneで読み込めば、eSIMに楽天モバイルの情報をダウンロードできます
ただし、手数料が300円かかります
300万回線まで1年無料で使える楽天モバイル
現時点ではiPhoneは動作保証の対象外の為、通話料が無料になるRakuten LinkのアプリもiPhoneでは利用できません
30秒20円の料金がかかるという、注意点はあるものの、
1年間は料金がかからず、データ通信が使い放題なのは魅力です
お試し感覚で申し込んで使ってみるのもありかと!
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