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ν賢狼ホロν
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2008年12月21日
『天装勇者セイバーエンジェル』 Part2
☆序説・安部麗&鈴


日本のS県の県庁所在地の郊外にあるとある大きな建造物。
表向きは火山活動の研究施設ということになっているが、この建物こそ淫略帝国ダーククロスに立ち向かうため国連が秘密裏に結成した防衛機構『セイバーズ』の日本支部であった。

現在セイバーズはダーククロスに立ち向かうことが出来る地球でただ一つの組織である。ダーククロスの淫怪人は地球にある武装では、例え核兵器であろうと淫怪人には傷一つつけることはできず、またどんな対BC防御を施しても淫怪人から発せられる淫力を防ぐことは叶わず男女問わず性の虜となってしまうのだ。
だが、セイバーズ創設者によってもたらされたセイバージュエルは淫怪人の淫力を完全に遮断する能力を持ち合わせており、またセイバージュエルはジュエルに選ばれた少女達に纏われることで少女達に淫怪人に対抗できる戦闘能力を与えることも出来た。

創設者が持ってきたセイバージュエルは全部で6つ。このうち一つは研究用に回され、残りの5つを選ばれた5人の少女達に与えることで対ダーククロス戦隊『セイバーエンジェル』を組織した。
ジュエルの解析が進めばもっとセイバーエンジェルになれる人間も増えるのだろうが、現在はこの5つがダーククロスに対抗する唯一の手段だった。
ダーククロスは当初は世界の各地に出没していたのだが、セイバーエンジェルに自分たちの得意攻撃が通用しないと見るやセイバーエンジェルがいると思われる日本を中心に淫略の手を伸ばしてきた。それだけセイバーエンジェルを脅威に見ているのだろうが、裏を返せばセイバーエンジェルさえ篭絡すれば後は自分たちの淫略を防ぐ手立てを地球がもっていないということ知っている意趣返しとも取れる。
そのため、セイバーズは基地の場所やセイバーエンジェル及び隊員の個人情報は徹底的に秘匿していた。

人間の姿に擬態することも可能な淫怪人がもし基地内に侵入したり、隊員がダーククロスの手に堕ちればその時点でセイバーズが壊滅的な被害を受けるのは必定だからだ。
そのため、セイバーズ日本支部は内々に五重、六重のセキュリティが内蔵されていた。中には現代の科学では実現が困難だとしか思えないシステムも多数搭載されている。
これについては後述する機会もあると思うが今回は以下省略。
とにかく、この徹底した情報秘匿により現時点でここがセイバーズの実質的な本拠地であることはダーククロスに知られてはいなかった。

だが、綻びというのはいつも些細なことから起こるのである。



「お疲れ様でしたー」

セイバーズのシステムオペレーターの一人、安部麗(うらら)は今日の雑務を終え守衛に挨拶をしたあと珍しく心を弾ませながら家路についていた。
何しろ今日、久しぶりに妹の鈴(れい)が尋ねてくると電話があったのだ。麗はセイバーズに配属されてから約半年、肉親との面会もままならないほど仕事に忙殺されておりとても誰かと会う余裕などなかったのだ。
もちろん、自分がセイバーズに勤めているということは家族にも秘密にしている。セイバーズに所属している隊員には守秘義務があり、もし一言でも漏らした場合は即解雇即監禁。聞いた相手も同様の措置というとても厳しいペナルティが待っているのだ。

お姉ちゃんっ子だった鈴に秘密を持つのは麗としては忍びなかったが、姉妹共々どこへと知れぬ地に監禁されるよりはましである。

正直最近の忙しさに麗もかなりストレスを溜めていたので、こうして妹と一時の団欒を過ごせることは素直に嬉しかった。
(今日は沢山飲んで、愚痴でも語り合うかしらね)
ビニールの袋に缶ビールをパンパンに詰め、麗はマンションのエレベーターへと入り込んだ。

麗が自宅の玄関前に辿り着いた時、横の窓から明かりがもれているのが見えた。
鈴には鍵の保管場所を教えていたので、どうやらもう家の中に入り込んでいるようだ。
「ただいまー!」
麗は鈴を驚かせようとしたのか、大声を上げながらドアを勢いよく引き開けた。だが

「……………」

中からは誰の声もしなかった。

麗の目の前には灯りのついた誰もいないダイニングキッチンと奥へと続く閉ざされたドアのみ。
「………鈴?」
変に思った麗だが、とりあえず家の中へと上がり奥へと進もうとした。
「っ!」
が、その時麗の心の中にザッと冷たい空気が横切っていった。
心の中に物凄い圧迫感と悪寒が吹き上がってくる。この扉を開けたら、もう後戻りできないような予感がしてくる。
(何か……おかしい!)
異常を感じた時はすぐにその場を去りセイバーズへ連絡を入れる。その鉄則に従い、麗は家の外に出ようとした。
が、その時

「…お姉ちゃん………」

微かな、本当に微かな声だがドアの奥から妹の鈴の声が聞こえてきた。
「鈴っ?!」
その瞬間、麗は鉄則も悪寒も全て忘れ、奥へと走って部屋のドアをぶち開けた。
そして、その時目に入ってきたものは

「あら、お帰りなさい。お姉さん」

ベッドの上に悠然と座る見知らぬ女と、その奥で喘ぎ声を上げて突っ伏している妹の姿だった。
「…誰……、あなた………」
あからさまに怪しい女に、麗は身構えながら声をかけた。本当ならすぐに逃げ出すところなのだが、後ろに妹がいる以上見捨てて逃げることはできない。その時点で甘いと言わざるを得ないのだが。
「初めまして。私の名前は紫。親衛軍隊長で淫魔姫の称号をもつ者。
ああ、ダーククロスの淫怪人と言ったほうがあなたには分かりやすいかしら?」
目の前の女は名乗りを上げると共にその姿を大きく変じていった。
肌の色は異形の薄緑に変わり、背中からは烏よりも黒い羽がバサッと伸びてくる。恐ろしくも艶やかなその姿は名乗ったとおり淫怪人と言うに相応しい。
「ダーククロス?!」
その言葉を聞き麗は仰天した。なんでダーククロスの淫怪人が自分の部屋にいるのか。
「驚いたかしら?安部麗さん。まあ、私が本気を出せば貴方達の素性を探るのはそう難しいことではないわ。
もっとも、貴方達は本当にセキリュティが厳しいからちょっと時間はかかったし、自宅まで特定できたのは貴方だけだけれどね…
そこで、私たちの世界に迎えにきたわけなんだけれど……。ちょっと予想外の賓客がいてね…」
そう言いながら、紫は鈴の汗だくの尻をぬるりと撫でた。
「あっ…ふうぅ……」
ただそれだけなのだが、鈴はよほど気持ちいいのか顔を真っ赤にしながら悩ましい吐息を上げた。
「思わず…食べちゃったのよ……。おいしかったわよ、あなたの妹……」
「ぐっ…!」
味を反芻するかのように真っ赤な唇をぺろりと舐めた紫の姿は、同性の麗でもグッとくるほど官能に満ち満ちたものだった。
「さあ、貴方にも妹さんと同じ思いを味あわせてあげるわ…。こっちにいらっしゃい…」
紫は手を大きく広げ、麗に自分の元へ来るように求めてきた。紫の顔には慈愛の笑みが溢れ、まるで神のような雰囲気すら漂ってくる。



2008年12月21日
『天装勇者セイバーエンジェル』 Part3
背中に生える漆黒の翼、人間のものでは絶対にない薄緑の肌。先ほどは恐ろしげに見えたそれが、非常に美しいものに見えてならない。
「あ………」
見れば見るほどその美しさに惚れ惚れとする。麗の心の中も次第に熱くなり、胸の奥が苦しく高鳴ってくる。
「ほら…早く来るのよ…」
紫に諭され、麗の脚が無意識に紫のほうへと一歩踏み出す。
「……ハッ!」
が、その瞬間麗は正気に戻った。
これが淫怪人の最大の武器・淫気だ。これを吸い込んだ人間は官能に体を支配され、淫怪人に対して全くの無力になり自ら体を開いて淫怪人の元へ赴くようになってしまう。

以前からセイバーズではこのことに触れられ、淫気に対して抵抗力を高める錠剤を常時服用することを義務付けられていた。
だからこそ、麗はこの時点で正気を取り戻すことが出来たのだ。
「くっ!」
よって麗は近寄るどころか部屋の外にパッと飛びのいた。
「あら……?」
それは予想外の行動だったのか、紫の顔が一瞬あっけに取られた。
その瞬間を見逃さず、麗はドアに向って駆け出した。
鈴をここに残すのは忍びないが、このままでは間違いなく自分も餌食にされる。薬のおかげでなんとか 正気を保てたが、所詮は一時凌ぎにしかならない。
ならば、ここはなんとしてでも逃げ出しセイバーズに駆け戻らなければならない! (ゴメン、鈴!)

麗は心の中で妹に詫びながら外へと出られるドアを強く押し開き、外へと飛び出した。が、

「あ〜ら、お帰りなさい、おねえさん?」

目の前に立っていたのはニヤニヤと微笑む紫だった。
「えっ?!」
いつの間に外へ?!と思った麗だったが、周りの様子がちょっと違う。
目の前に広がるのは灯りのついた見慣れたダイニングキッチン。奥にある開け放たれたドア。
そこは、麗の家の玄関だった。
「な、なんで?」
慌てて麗が後ろを振り向くと、そこには開きっぱなしのドアとマンションの通路が見える。
「っ!!」
麗はすぐさま振り返ると、ドアから外へと飛び出た。しかし

「そんなに家に戻りたいの?うふふ…」

次に視界に入ってきたのは笑っている紫と自宅のキッチンだった。
「ど、どういうことなの……」
真っ青になって震える麗に、紫が申し訳なさそうに語りかけてきた。
「ごめんなさいねぇ。そのドア、私が少し位相を弄って中からは絶対に外に出られないようにしてあるのよ。
つまり、外に出た瞬間あなたは家の中に入るようになっているって訳なの。
だからそこから逃げることは出来ないのよ。先に言っていなくてごめんなさいね……」
「そんな……」

つまり、麗は自宅に入り込んだ瞬間紫の手の内に取り込まれていたということなのだ。
「本当は直接セイバーズの中に入りたかったんだけれど、あそこってどういうわけか空間障壁まで完備されているじゃない。さすがにびっくりしちゃったわ。
この世界の科学で空間障壁なんて高度な技術、存在するわけが無いのだから」
紫は他にも何かぶつぶつと呟いているが、もう麗の耳の中には入っていない。
「ご、ごめんなさい司令……。ごめんなさいみんな……」
麗の心の中は他のセイバーズ隊員に対する贖罪と、これから待ち受ける絶望的な運命に対する思いに満たされていた。
だから、自分が紫に手を引っ張られて奥へ連れて行かれても抵抗する意思すら湧いてこなかった。


「うあぁ……おあああぁっ!!」
麗が紫に連れられて奥に戻った時、ベッドの上で鈴が激しく悶えていた。その顔は官能に燃え狂い、すでに正気は失われている。
その股間には紫色をした不気味な肉棒が刺さり、ビクビクと蠢いて鈴を責めぬいていた。
「れ、れいぃ……」
「ほら、よく見ていなさい。新しい淫怪人の誕生の瞬間よ」
妹の声に僅かに反応した麗に、紫が鈴のほうを見ながら冷酷に言い放った。
「本当なら淫怪人はダークサタン様の魔因子と魔精がなければ誕生しないんだけれど、今回はダークサタン様から魔因子と魔精を含んだ魔因子ディルドーを戴いてきたから…、貴方の妹にぶち込んであげたわ。
みなさい、妹さんの気持ちよさそうな顔。妹さんは今、至福の快感を味わっているのよ」
「いいっ!いひぃぃ!!うあぁ〜〜〜!」
快感に囚われベッドの上で転げる鈴が、次第に人間のものとは思えぬものに変化してきている。

健康的な肌色が股間から植物を思わせる緑色へと変わっていく。
髪の毛は毒々しい紫色に染まり、花の蕾が伸びたかと思うとぽんぽんと開花して甘い香りを放ち始めている。
腕や脚からはいびつな葉っぱがわさわさと茂り、所々から粘液塗れの蔓がのたうちながら伸びていた。
その姿は、まるで植物に手足が生えているような異常なものだった。
「あ、あうぅ〜〜〜〜っ!!」
やがて、完全に変化しきった鈴は淫化の快感に大きく吼え、ゆっくりとベッドから降りるとふらりと立ち上がった。
「あはは……。紫様、この私を淫怪人にしてくださりありがとうございますぅ……
私の名前は淫妖花・鈴…。ダーククロスに絶対の忠誠を誓う、誇り高き淫怪人です……」



淫怪人・鈴は紫に恭しく畏まると、後ろにいる麗に顔を向けた。
その顔は目元が伸びた葉っぱと花で覆われ確認できず、口元は快感からか壊れた薄笑いを浮かべており表情を窺い知ることは出来ない。
だがその全身から発せられる雰囲気で鈴が麗にどんな感情をぶつけているのかは察知できた。
というより淫怪人が持つ他者に対する感情ははっきりいって一つしかない。
それはすなわち『性欲』である。
「お姉ちゃん……。今まで全然思いもしなかったけれど……
お姉ちゃんって、なんて美味しそうな体をしているのかしら……」
鈴の薄く開いた口から滴る涎と共に舌がベロンと飛び出てくる。その色は肌と同じ緑色をしていた。
「紫様…、私お姉ちゃんが欲しいです……。お姉ちゃんの精気をたっぷりと吸い取って、ダーククロスの快感を与え、悶え狂わしてみたいです…」

その言葉には姉に対する思いやりは一言も感じられない。ただ己の性欲を満たしたいという淫怪人が共通して持っている認識しか今の鈴にはなかった。
「いいわよ、好きにしなさい。思いっきり犯しぬいて人間の心なんか壊しちゃいなさいな」
そう言って紫は、麗を鈴のほうへぽいと放り投げた。麗を空中で蔓で掴み取った鈴は、舌舐めずりをし
ながら麗を眺めているように見えた。

「あはは…おねえちゃぁん……」
「れ、鈴……。いやぁ……」
すでに抜け殻のようになっている麗だったが、目の前に妹の姿をした淫怪人が佇んではさすがに気も動転する。
しかも、その妹だったものが自分を犯そうとしているのだからなおさらだ。
「やめて、やめてぇ……鈴……」
蔓の中でガタガタと震える麗に、鈴は不思議そうに首を傾げた。
「何で恐がるの、お姉ちゃん。私、これからお姉ちゃんにとっても気持ちいいことしてあげるのよ?」
「やだ……、やなのよぉ……もういやぁ………」
(そうだ…。これは夢なんだ……。自分の目の前でこんなこと起こるわけないわ……鈴が淫怪人になるなんて、こんなの悪い夢よ……)

麗はもう現実を受け入れることを拒否していた。あまりにも急転直下の出来事に理性がついていっていない。
「そうよ、夢……ゆめぇぇ……。ゆめなのぉ…あははは………」
目の前で壊れ、乾ききった笑い声を上げる姉に、鈴はニイィッと微笑んだ。
「そんなに夢が好きなのお姉ちゃん。じゃあ、夢にも昇る思いをさせてあげるわ!!」
その時、鈴の蔓がぐじゅりと蠢いたかと思うと麗のスカートの中に飛び込み、ショーツを突き破って前と後ろの穴に同時に突き刺さったかと思うと一気に中へと潜り込んでいった。

「あはは……あぎっ!!」

突然下半身を襲った激痛に、壊れ笑いを浮かべていた麗の顔が苦痛に歪んだ。だが、悲鳴を上げる間もなく麗の口元に何かがぶわっと広がってきた。
それは鈴の口から飛び出してきた無数の雄蕊とまっ黄色な雌蕊だった。雄蕊はそのまま麗の顔を包み込
み、雌蕊は大きく開いた麗の口にごぶりと飲み込まれていった。

「むぐううぅっ!!」

その圧迫感に麗はくぐもった悲鳴を上げたが、その次の瞬間、喉に焼け付くような熱さが走ってきた。
ほんの僅か覗き見ることが出来る鈴の雌蕊の表面から、強烈な甘い芳香と共に蜜らしきものがじくじくと染み出してきている。それが麗に潜りこんでいるところからも発せられ、麗の体内に吸収されていっているのだ。

「むーっ!むーっ!!」

痛みに僅かに正気を取り戻した麗は首を振って抵抗しようとするが、顔をガッチリと雄蕊によって固定されているためにほんの僅かも首を動かすことすら出来ず、ごくごくと蜜を流し込まれていっている。

「ん、んんんぅ………」

そして、蜜を飲み込むごとに麗の抵抗は小さくなっていった。恐怖に引きつっていた眼はどんよりと濁り、いつの間にか鈴の顔を引き寄せて蜜をせがむようにぎゅうぎゅうと自らに押し付けている。
無理やり挿された下半身からは淫蜜がお漏らしをしたようにどろどろと滴り、フローリングの床に水溜りを作っていた。
姉の出来上がり具合に満足した笑みを浮かべた鈴は、ずるずると雌蕊を麗の中から引き抜いた。

「あっ…」

それが不満なのか、麗は舌を伸ばして雌蕊の先を舐めとろうとしていた。
「きゃははっ!お姉ちゃんもう淫力に染められちゃったの?まだやりはじめたばっかりだっていうのに!ねえお姉ちゃん、もっと欲しい?もっとして欲しい?!
淫怪人の人外セックス、もっとしてほしい?!」
淫に染まった姉に、鈴は答えが分かりきった問いかけをした。ここまで淫怪人の淫力を取り込んだ以上、抵抗できる人間はいはしない。
そして麗から発せられた言葉は、紫や鈴の思ったとおりのものだった。
「……して!もっとして!!もう我慢できないの!体が熱くて疼いてどうにもならないの!!早くして!もっと私を犯して!壊して!ぶち貫いてぇぇ!!」
涙と鼻水を吹きこぼしながら、麗は妹に更なる快楽を求めてきた。その先に待ち受けるものが何かを考える余裕は無い。とにかく今はこの体に燃え広がった炎を静めてもらいたいとしか考えられなかった。



2008年12月21日
『天装勇者セイバーエンジェル』 Part4
「わかったわよお姉ちゃぁん。じゃあ、もっともっともっと犯してあげる!!」
その顔一杯に淫怪人としての残忍な笑みを浮かべた鈴は、体中の蔓を麗に纏わりつかせたかと思うと孔のあるなしを問わず一斉に麗の体にぶすぶすと突き刺した。

「あーーーーーっ!!」

刺さった箇所全部から赤い血が零れ落ちてきたのだが、麗が感じたのはこれまで感じたことが無いほどの強烈な快感だった。
「あうっ!あうっ!あうっ!!」
その後麗は、鈴が満足するまで徹底的に犯し尽くされた。
鈴から解放された時、麗の全身は自らの血と緑色の樹液で滑り、孔という孔はぽっかりとだらしなく口を開いていた。
「あはは……あひぃぃ………」
だが麗の顔に浮かんでいたのは、紛れもなく与えられた快感に満足した喜悦の笑みだった。


「ふふ…では今度は私の出番ね…」
姉妹の乱交を離れたところから見ていた紫は、床にぐったりと突っ伏している麗に近寄ると懐から奇妙なものを取り出した。
それはいびつな楕円形をした肉色の卵のようなもので、ところどころ黄色く明滅し時折ビクビクと脈打っている。
「本来なら魔因子ディルドーはあなたに使うはずだったんだけれど、妹さんにあげちゃったからね。あなたにはこの『淫魔卵』を与えてあげるわ」
淫魔卵とは、紫達淫魔姫のみが作り出すことが出来る寄生物質だ。淫魔卵は無機、有機を問わずあらゆる物質に寄生し、ダーククロスの淫機具に作り変えることが出来るという特性を持っている。
そして、人間に寄生した場合は『淫機人』という一種のサイボーグに変化させてしまうのだ。
淫機人は淫怪人に比べて感情の起伏が小さいが、その分機械的に使命をこなし淫怪人によく見られる自己の欲望を抑えきれずに横道に逸れて使命を果たせないということは少ない。

多くの淫怪人は淫機人を性欲処理の人形程度にしか考えていないが、実際の戦闘能力はそれほど大差はなく、むしろ局地的には淫怪人を上回ることすらあった。
「これであなたも、ダーククロスの忠実な一員になるのよ…」
紫は子宮口が肉眼で見えるくらいに押し開かれた麗の膣に、淫魔卵をずぶりと潜り込ませた。子宮にたどり着いた淫魔卵はたちまちのうちに蕩けて麗の体内へと吸収されていく。
「あは………っ?!あうっ!!」
淫魔卵が吸収されきったとき、事後の余韻に浸っていた麗の瞳がクワッと大きく見開かれた。
「あがっ!ああああがっ!!!」
何かが体内でごりごりと暴れるような感触に、麗は全身を大きく揺すりながら意味のない悲鳴を上げていた。
汗と粘液でじっとりと濡れている麗の肌に変化が起こったのはそのときだった。
下腹部の部分から、肌の表面がつるっとした磁器のような光沢を持つ物質に変化していっている。

それは表面だけでなく体内にも及び、骨はもろいカルシウム状から光沢をもつ金属柱になり、筋肉はしなやかな人口繊維へと組みかえられていく。
ぷるぷるの内臓は全身を動かす動力源になり、心臓及び血管は潤滑油を循環させるポンプとチューブと化し、肩肘にはひびが入り、まるで人形の球体間接のようなものが生成されて各部分をつなげていっている。
その姿はまるで等身大のビスクドールのようだが、これこそが淫機人の基本形態なのである。
「えぎあらごべたるとぉぉおうねはすばうとえなうそげぇぇぇぇ……」
もう人語すら介していない麗の顔から、次第に表情がなくなっていっている。淫機人化が脳内まで進み人間としての感情がアンインストールされていってるのだ。
「……………」
そして言葉すら発しなくなった時、新しい淫機人がここに一体誕生した。

完全に淫機人化した麗の眼が妖しく点滅し、仰向けになったまま魔城内のメインサーバーから基本的知識を転送してきている。
これにより、淫機人しての機能をその場ですぐに発揮することが出来るようになる。

「基本プログラム転送…100%」
「膣圧操作プログラム転送…100%」
「アナル操作プログラム転送…100%」
「特殊データ転送…100%」
「淫機人プログラム更新…100%」
「データフィードバック…100%」
「全行程終了、再起動」

全てのデータをインストールした麗の眼が一瞬光を失ったかと思うと、次の瞬間モーターの起動音と共に再び点灯し、関節をがちゃがちゃと鳴らしながらゆっくりと立ち上がってきた。



「イーッ・ハイル・ダーククロス!
おはようございます、紫様。特殊任務用淫機人・ウララ、ただいま起動いたしました」
目の前の紫と鈴を確認したウララは右手を大きく振りかぶり、ダーククロス式の敬礼で挨拶をした。
「ふふっ、どうかしら麗さん。淫機人になった気分は」
「はい。とても清々しい気分です。各種アプリケーションも問題なく起動しています」

面白そうにウララを見つめる紫に、ウララは全く表情を変えずに返答した。そこには人間らしい感情は感じられない。
「いいことウララ、あなたは一般的な性処理用の淫機人ではなくある重要な任務を持ってセイバーズの中に潜り込む使命があるのよ。
そのために貴方には隠密行動用並びに特殊作業用アプリケーションをインストールしてあるわ。それを用いて、使命を果たすのよ。わかったわね」
「かしこまりました紫様。淫機人ウララ、明日よりプログラムを実行いたします」

既にどのようなことをするのかをインストールされているウララに紫はどのようなことをするべきか言う必要はない。結果的とはいえ潜入工作をするにあたっては淫機人のほうが淫怪人よりは好都合だ。
「それでいいのよ、淫機人ウララ。
じゃあまだ夜が明けるまでは時間があるし…、淫機人になった貴方の体、味あわせてもらおうかしら……」
「かしこまりました。淫機人ウララ、慰安モードに移行します」
紫の言葉にこくりと頷いたウララの体内からカチリという音が聞こえたかと思うと、たちまちウララの硬質的な体がふわりとした肉感を持ち始め、表面が赤く火照ってくる。

慰安用に設計されている淫機人は状況によって、その体をまるで肉体のように変化させることも出来る
ようになっていた。中には冷たく固い感触がいいという変わり者もいるのだが、やっぱり突っ込み突っ
込まれるのは熱く柔らかい肉体のほうがいい。
「あぁ…紫様。もう堪りません……。早く、お情けを……」
慰安モードになり既に全身が発情しているウララは、寝転がりながらその陰部を紫に曝け出している。
「うふふっ、じゃあ遠慮なく…。朝になるまでがんがんに犯してあげるわぁ…」
「ああんっ、紫様〜〜。私もお姉ちゃんをいっぱいい〜っぱい犯したいですぅ!」
その姿に我慢できなくなった紫と鈴は、眼を獣欲にギラギラと輝かせウララに覆い被さっていった。

「あははっ!淫機人になった貴方の体、最高に淫らで気持ちいいわ!」
「ホラホラお姉ちゃん!もっと私の蔦を舐めて!扱いて!貫かせてぇ!!」
「うああっ!紫様、鈴様!もっともっとウララをめちゃくちゃにしてください〜〜〜〜」


淫魔姫・紫の画策したセイバーエンジェル篭絡作戦は、こうして始まったのである。





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