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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2008年10月13日
「パラサイトアイランド」part6
初めて読む方へ注意事項!
性描写、洗脳、寄生、異形化、悪堕ち、百合といった属性が、
私のSS(小説)にはふくまれております。


_____________________________________



その頃、B3階で船を見つけた澪と飛鳥は、理恵が来るのを待っていた。
待ち続けて一時間ぐらい立っており、澪は不安になっていた。その不安を増すかのような言葉を,飛鳥はぽつりと呟く。

「もう、あの子もだめかもしれないわね」

その言葉に反応した澪は、今までの不安が怒りへと変わった。

「ふざけんな! こんなことになったのは、あんた達のせいだろう! あたしはぎりぎりまで理恵を……………」

そう,それは突然だった。まるで急に時間が止まったかのように,澪の言葉は途切れる。
澪のあわただしい顔に反応した飛鳥は、澪が見ている物に目を向けると,そこには萌をさらったあの春香がいたのだ。

「声が聞こえたから来てみれば、まーさか、こんなところに船があったなんて。それは私達の箱舟として使わさせてもらうわ」

『ふざけんな! この化け物め! 』

澪は拳銃を春香に向けると、躊躇せず引き金を引いた。それと同時に,飛鳥は床に伏せる。
引き金を引くたびに強い反動と衝撃が手に伝わり,手が痺れていく。
それは痛みにも近い衝撃で,こんなものすぐにでも捨てたいと,澪の嫌気が増していく。
しかし、それでも澪は間髪いれず引き金を引いた。
ようやくカチン、カチンと銃から音がしだすと、それは呆気のない弾のなくなった拳銃の空撃ちした音であった。

「うふふ、だからそんなの効かないってば。 それに痛みは快楽に変わっていくのよ 」

撃たれた傷跡は、ゆっくりとだが塞がり始めている。もう澪にはどうすることも出来なかった。

「さあ、あなたも私達と一緒に快楽の虜になるの」

ゆっくりと近づいてくる春香に,澪は覚悟したのか目をつむって防御体制をとった。

「寄生するなら、まず私からやりなさい! 」

突然,春香の前に立ちふさがったのは、飛鳥だった。

「………………本当にいいの? ご主人様だけには寄生したくなかったんだけど………」

『ええ。 あなた達を止めることはもう諦めたわ。それならいっそのこと私も……』

そう言い終わった瞬間、飛鳥は春香を押し倒し、春香と口付けをした。
飛鳥は積極的に春香の口に舌を入れ,飛鳥の舌と絡み合った。そして出てきた唾液を美味しそうに飲んだ。
それは,淫らな香りや唾液の効果ではなく、最初からそれを望んでいたような積極的さだった。
ちゅぱ、ちゅぱと音が鳴るたびに,春香はあの淫らな香りを体中から吹き出す。
その衝撃的なシーンと、春香の淫らな香りの効果で、澪の方はぺちゃんと座り込んで動こうとしなくなってしまった。

唾液の効果で虚ろな瞳になっていく飛鳥は、最後の力を振り絞って,近くに座り込んだ澪の足首をものすごい力で掴んだ。
これが最後に飛鳥ができることだった。

「痛! 」

その痛みで、なんとか澪は正気を取り戻すと,澪の足首を掴んでいる飛鳥の手を振りほどいた。
そして足首から離れた手には、何かの鍵を持っていることに気付く。
その鍵は,車のキーに似ており,クマさんのキーフォルダーがついていた。

「あ……も,もしかして船の鍵なの…か? 」

その澪の質問に飛鳥は答えられなかった。なぜなら飛鳥は,目を虚ろにさせその快楽に身をゆだねているのだから。


_____________________________________



毒の唾液は、飛鳥の喉を通るたびに体を熱く、そして手の先から足のつま先まで甘い痺れをもたらしていく。
そしてその痺れは,飛鳥を失禁させるほど心地よいものだった。

下半身から流れ出す,その暖かく愛液の混じった無色に近い液体は、白衣と肌が触れ合っているところに染みこんでいく。

それは飛鳥にとって心地よい暖かさをもたらし、より快楽への手助けをした。
口付けが済むと、完全に快楽に侵食された飛鳥の体は、頬を赤く染め,うっとりとした微笑みで次の快楽を待ち望んだ。

「ねえ、ご主人様。 本当にあなたに寄生してしまっていいの? 仮にもあなたは、私を変えてくれたご主人様なんですよ? 」

『………い、いいから…私を………は、はやく……………」

「わかりました。ご主人様ならきっと素敵なものに変われますよ」

春香はそう言うと、押し倒されていた自分の体を、今度は飛鳥を押し倒し馬乗りなった。
そして自分の青色の体を見つめ、急に震えだす。飛鳥はその様子をただただ虚ろな目で見ていた。

すると春香の秘所と言っていいのか分からない所から、ぐちょぐちょに愛液で濡れていた細長い一本の緑色の触手が、ゆっくりと現れだした。

それは今にも近くにいる生物を犯し、そして寄生しようとする雰囲気を漂わし、蠢いている。
雰囲気だけではない。その触手から香るものは、体から噴出するあの淫らな香りの源なので、より濃度が高いものだった。

「ん? なにこのにおい? 私のあそこが……どんどん疼いていくの。 はやく……私のあそこに、その緑色のものを……い…れ…て……」

『わかりました。 ではいきますよ、ご主人様』

緑色の触手は、飛鳥の秘所へ、ゆっくりと優しく差し込まれていく。

ズリュ……ズリュリュ……

「はああぁぁぁん! いい……いいわよ……私の中に入ってきてるうぅぅぅん! 」

飛鳥は一度、渚を産んだ体なので、痛みは感じなかった。
むしろ久しぶりの挿入に快感と幸福を感じているのだ。
そして膣を通り、子宮の中までその触手は伸び、そこで止まった。

細かった触手が急に膨らみ始めると、相手の膣と子宮の大きさに合わせて硬質化した。
それは石のように硬くなるのではなく、相手に最高の快楽を味合わせる度合いによってやわらかくもなり、硬くなるのだ。

「ご主人様は動かなくていいのよ。 私が自分で動くから、そのままでいてください」

完全にこの感覚に身をまかせた飛鳥は、目を閉じ、体の力も抜くと、空中で浮遊してるような感覚になった。
そしてそこから落下するような感覚になると、下半身に強烈な快楽が襲ってきた。

ジュッポ…ジュッポ…ジュッポ…

「ああん!! いい! いいのおぉ!! あなたの生殖器が……私の中を……ぐちゃぐちゃにしてるぅ! そう、そのまま……そのまま動いてえぇぇぇぇぇぇぇん! 」

『私も、私もすごく気持ちいいですう! ご主人様のお腹の中……あったかくて、やわらかくて、私の子供たちも出たがってますう! 』

「ああん! あん! ああん! もっと! もっと強く! そう、子宮口をぐりぐりと……ふぁ…ああああああん! 」

春香のピストン運動は激しく、大きくなった飛鳥の子宮の中を、凹凸のついた触手が出たり入ったりしている。

その動作はゆっくりとだが、より快楽に身をまかせ、より相手に快楽を味合わせ、そして飛鳥の心を淫らに染め上げていく。

飛鳥の歓喜の叫びは、回数を増すごとにどんどん大きくなっていく。
それは、その声を聞いただけで、男性も女性も官能な気持ちにしてしまうほど、幸せそうな声だった。

「ひいいい! も、もう……わたし……イっちゃううう! ねえ……はやく……中に…出して……」

『私もですう! ご主人様! 」

そしてだんだんとピストン運動が早くなっていく。
ふと、絶頂を迎える瞬間、飛鳥の頭でゆっくりと時が流れた。

(もう私らを止める者は、誰もいない。)

(澪は船で、この島から脱出しているころだし、理恵の方も、仲間を迎えにいくとか言っても、 こんなに時間がかかっている。もう私のように、他の者と交わっているに違いない。)

(ああ、私もみんなと同じようになれる。)

(私の研究は復讐のためじゃなくて、この時のためだったのね。)

(私は誰よりこの研究を知っている。そしてこの研究を批判してきた奴らに、体で教えてやるのよ。)

(そう、全員犯して寄生させて、私の下僕にしてやる。)

(もう、私らを止める者は、誰もいないんだから。)

そして時が動き出し、ついに絶頂の波が2人を襲う。
春香の触手はびくんと波打つと、先端が膨らみ始めた。

「もう、でます! でますよおおおおおおおおお! 」

「あ、ああ、で、でるううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………」 

『はああ…あ、あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………』

飛鳥の中で、熱い青白い粘液がほとばしる。そしてそれに交じり、紫色の大きなオタマジャクシの形をした寄生虫達が、子宮壁を突き破り、飛鳥の体中をかけめぐる。

渚や萌の時と同じく、寄生虫たちはあらゆる器官に侵入し、その器官と同化していく。同化された細胞はものすごいスピードで侵食され、人間の細胞じゃない物へと変化していく。

「ふぁあああああああああああん」

飛鳥の黒髪は、春香のように銀色に染まり、健康そうな色をしていた肌は、青色へと変色する。
顔にも寄生虫の侵食はおよび、口から牙が生え、目も赤く染まり、獣のような縦の瞳孔に変わる。
同時に手足から、赤黒く変色したかぎ爪が伸び、豊満な体つきとなった。

「ああああああああん………………………? あ、あ…ああ、腰が?……」

当然、腰にも侵食がおよび、爬虫類に似た尻尾も生えてくる。
体の変化にも絶頂を感じた飛鳥は、もう戻れない現実に終止符を打つように、獣のような声? いや、まさに獣の声で、
歓喜のおたけびをあげた。


_____________________________________



飛鳥が獣へと変わる数分前、澪は、飛鳥から貰った船の鍵を握り締め、近くのクルーザーに飛び乗った。クルーザーといっても、研究員が使っていた船なので、しっかりとした作りの船だ。

見たことのない計器やボタンが、澪の目に飛び込んでくる。
しかし、船の運転をしたことのない澪にとっても、クルーザーの運転の仕方はなんとなく分かった。

なぜなら澪は、車の免許を取っていたからだ。

船も車と同じ用にギアとアクセルがあるので、N(ニュートラル)に入っていたギアレバー見ればすぐに分かったのだ。
澪が、ギアレバーらしき物をN(ニュートラル)からD(ドライブ)に入れて、
ゆっくりとアクセルレバーらしき物を前に倒すと、ゆっくりとクルーザーは前に動き出した。

「よし! これで…」

出口の光の先までは、約300メートルぐらいあり、時速20キロで進んでいる。
ゆっくりと進んでいる間に澪は、ハンドルを握り締めて考えていた。

(このまま、俺だけ脱出してしまっていいのだろうか? )

(まだ無事だと分かっていない理恵や萌を、このまま置き去りにして帰ったら、俺は一生悔やむかもしれない………)

(それに俺だけで、どうやって本土に帰れというのか? )

(なら俺には、まだできることがある。それは……)

澪が考えているうちにクルーザーは、見渡す限りの大海原に出た。
そして澪は、島から100メートルぐらい離れた地点で、ギアレバーをDからNに戻すと、クルーザーの中で、ある物を探した。
ゆっくりとだがクルーザーは止まり、波に揺られていた。

数分後………

「あった…」

彼女がある物を発見した。それは、発炎筒だった。よく遭難時やらに、自分の位置を示す道具として使われるものだ。澪は急いで、使い方の説明表示を読んだ。
そして理解すると、発火装置と発炎筒の先を、力強くこすった。

すると花火に火がついたような音がなり、発炎筒の先から赤い光と白い煙が勢いよく噴出する。
澪は、発炎筒を持っていた手をかかげ、そして何回も手を上下に振った。

彼女たちは、きっと帰ってくる。そう信じて、疲れきっていた手を振り続けた。

何度も、何度も。

島が爆発するまで、残り30分…


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