2009年01月20日
『翔儀天使アユミ〜成淫連鎖』 part4
その次の日、朝から体中が熱持っているように熱かったからいっそのこと学校を休もうかと歩美は考えた。また昨日の様な事になったら自分を保てる自信が無い。
が、そのままにしておいても事態は解決しない。むしろ日を追うに従って悪化しているのだ。
少しだけでも、一言だけでも相談を…。そう思い学校に出てきたが、やはりダメだった。
圭たちの姿を見ただけで胸がズクン!と疼きだし、堪えようの無い飢餓感が体を支配する。なにしろ、朝に妹の風子と顔をあわせただけで危うく飛び掛りそうになってしまい、朝食もそこそこに出てきたくらいなのだ。
その日は一日中、とにかく仲間たちと顔をあわせないようにし、帰りに無理やり付いてきた圭を突き放すかのように途中で置いて帰ってきた。
そして、帰るなり部屋の鍵を閉め、ベッドの上にボスンと体を投げ出した。それが、今日なのだ。
「うあぁ…っ!熱い、熱い!
たまらないよぉ!」
ジンジンと疼く子宮に手を突っ込み、中から熱を少しでもかき出すかのように弄繰り回す。夕方ベッドに体を預けてから全身の火照りはどんどんと燃え広がり、親や風子の心配する声を怒号で蹴散らし、歩美はかれこれ5時間以上終わりのこないオナニーに燃え狂っていた。
「いぎっ…!ひあぁぅん!!」
また一回、歩美の体が大きく跳ね絶頂に導かれた。が、心の中の飢餓感は収まることは無く、歩美に更なる快楽を要求してくる。
「も、もういやぁ……。なんで、こんなことにぃ……」
普段は泣き言を決して口にしない歩美もさすがに音を上げ、もはや反射的に動き続ける手を止めることなくむせび泣いていた。
(グハハハ。いい姿だな歩美!)
そんな歩美の耳に、一度聞いたら決して忘れることの無い仇敵の声が響いてきたのはその瞬間だった。
「えっ……。その声は…、玉王!」
快楽で磨耗しきった頭が急速に覚醒し、歩美は着崩れたはしたない格好のままベッドの上で跳ね起きた。
(いかにも。この世界の支配者、玉王様よ)
「バカな!お前は確かに、私の前で爆発したはず…」
歩美はきょろきょろとあたりを見回し、玉王の姿を捉えようとした。が、どこを向いても玉王のあの巨体は視界の中に入らない。
(どこを見ておる。ワシはここだ。ここにいるぞ!!)
玉王の姿は見えない。が、玉王の声は確実に歩美の耳に入ってきている。
(仕方の無い奴だ。ほれ、ここだぁ!!)
ズクン!
「うっ!」
その時、例の胸の部分が突如カァッと燃えるような感覚に襲われた。慌てて歩美が胸を見下ろすと…
胸と胸の谷間に、真っ赤に輝く『玉』の文字が暗い部屋を照らしていた。
「ウソッ!な、なにこれ?!」
(これはワシが消滅前に残した残留思念。まあ、言うなれば今のワシは玉王の残滓の一欠片といったようなものかな)
驚く歩美に、玉の字は明滅しながら歩美の脳に直接言葉を送り込んでいた。
(玉王は消滅前、まだ力を全部取り込んでいなかったお前の体にほんの少しの思念を残したのだ。吹けば飛ぶような小さな小さなものだがな。
そしてそれは、お前の体の中で力を吸い、次第にその力を大きくしていった。
お前も気づいているだろう。ここ数日、どうにも体が火照ってたまらないことを)
「じ、じゃあ私の体の異変はお前が!!」
(その通り!お前は自分でも知らぬうちに仇敵の力を自分の中でせっせと大きくしていたのだよ。なんとも愚かな奴め!!)
ゲタゲタと笑う玉王に歩美は一瞬目の前が暗くなった。せっかく倒した玉王が、自分の中で生き残っていたとは!
「く、くそぅ!だったら、もういちど……ぉ」
手に翔儀天使の力をこめ、玉の字に叩きつけようとした歩美だったが、何時間にも渡る自慰のせいで体に力が全く入らずそのまま腰がかくんと折れてベッドに尻餅をついてしまった。
(無駄だ無駄だ!もはやお前に翔儀天使としての力など残っておらぬ!このワシが全部吸い取ってしまったわい!
今のお前は翔儀天使ではない!このワシに蹂躙されるだけの淫乱な小娘よ!!)
「そ、そんな……」
希望が全く潰え、歩美は顔を真っ青に染めながら玉王の嘲笑を聞いていた。いや、耳には入っていないかもしれない。
(そして、お前はこれからわしの完全な復活のための手駒になってもらう!)
「え……?!」
(お前がワシの力の依代になり、他の翔儀天使を以前のようにワシの…いや、ワシを復活させるための道具に堕とすのだ!)
「!!」
なんということか、玉王は歩美の力を奪っただけでは飽きたらず、歩美を利用して他の仲間まで狙おうとしていたのだ。
(お前が学校で他の連中に感じた感情。あのままにすればよい。お前の手で蹂躙し、忠実な下僕とするのだ)
「い、いや!そんなのいや!!」
(もう遅い!!)
いやいやと頭を振る歩美の胸の玉の字が、その時一際大きく輝いた。
「ああぁーーーっ!!」
その瞬間、歩美に頭の中まで真っ赤になったような強烈な波動が内から発せられた。
それは歩美の制御を離れてどんどんと大きくなり、爪先から頭の天辺まで蹂躙していく。
「ああ、ああ、あああぁぁぁぁ………っ!」
(この力が全身に行き渡った時、お前はキングジェネラルの翔儀天使ではなく、ワシの下僕、性戯使徒として生まれ変わるのだ…)
玉王の声も今の歩美には聞こえない。歩美が今感じられるものは自分の体の中に膨らんでくる圧倒的な力の奔流。
今聞こえるのは暴力的な快楽に喘ぐ自分の声だけだった。
(こ、これ凄い!凄すぎるぅ!体の中が、自分の全てが変わっていく!気持ちいい、気持ちいいよぉ!!)
赤い波動が体の中でうねり、そのたびに体をくねらせてビクビクと悶え飛び跳ねる歩美にに、ある体の異変が起こっていた。
活動的な歩美に良く似合っている、短く刈り揃えられた黒髪が、次第に艶のある来い赤色に染まってきている。それは髪だけでなく全身の体毛に伝播し、歩美の体を赤く染め上げていっていた。
それに伴い、濃い茶色だった虹彩も同じような赤色に染まってきていた。
その侵食が進む毎に、歩美があれほど憎み嫌っていた玉王への嫌悪感が、波が引くようになくなっていく。
(あれ…、私なんであんなに玉王様を嫌っていたんだろ…。こんなに自分を気持ちよくしてくれる素晴らしい玉王様を…)
これは、この前玉王が他の6人に施した肉人形化とは全く違うものだった。前の人格を完全に消した肉人形化と違い、今回は歩美自身の人格を残したまま、玉王への敬慕感と忠誠心を植え付けていっている。
(どうだ歩美、物凄く心地よかろう。これが性戯使徒に成るということだ。この前の時は時間がなかったゆえ一人一人いちいち使徒に成らすことは出来なかったが、今ならじっくりと成らすことが出来るからなぁ……)
「ああっ!気持ちいいです!玉王様!!使徒に成るの最高〜〜っ!!」
頭に響く玉王の言葉に歩美は歓喜の涙を流して頷いた。すでに全身の体毛は赤く輝き、胸には『玉』を崩した文字が毒々しく明滅している。
(さあ歩美よ、生まれ成る時だ!お前の体全てでこの玉王を迎え入れるがいい!)
そのとき、胸の文字が一際赤く輝いた。
「う!うあはぁ〜〜〜〜〜っ!!」
それと同時に全身に走った甘く痺れる快楽に、歩美は喉の奥から快楽の嬌声を搾り出し、先ほどまで何度イッても得られなかった満足感に全身を委ねていた。
が、そのままにしておいても事態は解決しない。むしろ日を追うに従って悪化しているのだ。
少しだけでも、一言だけでも相談を…。そう思い学校に出てきたが、やはりダメだった。
圭たちの姿を見ただけで胸がズクン!と疼きだし、堪えようの無い飢餓感が体を支配する。なにしろ、朝に妹の風子と顔をあわせただけで危うく飛び掛りそうになってしまい、朝食もそこそこに出てきたくらいなのだ。
その日は一日中、とにかく仲間たちと顔をあわせないようにし、帰りに無理やり付いてきた圭を突き放すかのように途中で置いて帰ってきた。
そして、帰るなり部屋の鍵を閉め、ベッドの上にボスンと体を投げ出した。それが、今日なのだ。
「うあぁ…っ!熱い、熱い!
たまらないよぉ!」
ジンジンと疼く子宮に手を突っ込み、中から熱を少しでもかき出すかのように弄繰り回す。夕方ベッドに体を預けてから全身の火照りはどんどんと燃え広がり、親や風子の心配する声を怒号で蹴散らし、歩美はかれこれ5時間以上終わりのこないオナニーに燃え狂っていた。
「いぎっ…!ひあぁぅん!!」
また一回、歩美の体が大きく跳ね絶頂に導かれた。が、心の中の飢餓感は収まることは無く、歩美に更なる快楽を要求してくる。
「も、もういやぁ……。なんで、こんなことにぃ……」
普段は泣き言を決して口にしない歩美もさすがに音を上げ、もはや反射的に動き続ける手を止めることなくむせび泣いていた。
(グハハハ。いい姿だな歩美!)
そんな歩美の耳に、一度聞いたら決して忘れることの無い仇敵の声が響いてきたのはその瞬間だった。
「えっ……。その声は…、玉王!」
快楽で磨耗しきった頭が急速に覚醒し、歩美は着崩れたはしたない格好のままベッドの上で跳ね起きた。
(いかにも。この世界の支配者、玉王様よ)
「バカな!お前は確かに、私の前で爆発したはず…」
歩美はきょろきょろとあたりを見回し、玉王の姿を捉えようとした。が、どこを向いても玉王のあの巨体は視界の中に入らない。
(どこを見ておる。ワシはここだ。ここにいるぞ!!)
玉王の姿は見えない。が、玉王の声は確実に歩美の耳に入ってきている。
(仕方の無い奴だ。ほれ、ここだぁ!!)
ズクン!
「うっ!」
その時、例の胸の部分が突如カァッと燃えるような感覚に襲われた。慌てて歩美が胸を見下ろすと…
胸と胸の谷間に、真っ赤に輝く『玉』の文字が暗い部屋を照らしていた。
「ウソッ!な、なにこれ?!」
(これはワシが消滅前に残した残留思念。まあ、言うなれば今のワシは玉王の残滓の一欠片といったようなものかな)
驚く歩美に、玉の字は明滅しながら歩美の脳に直接言葉を送り込んでいた。
(玉王は消滅前、まだ力を全部取り込んでいなかったお前の体にほんの少しの思念を残したのだ。吹けば飛ぶような小さな小さなものだがな。
そしてそれは、お前の体の中で力を吸い、次第にその力を大きくしていった。
お前も気づいているだろう。ここ数日、どうにも体が火照ってたまらないことを)
「じ、じゃあ私の体の異変はお前が!!」
(その通り!お前は自分でも知らぬうちに仇敵の力を自分の中でせっせと大きくしていたのだよ。なんとも愚かな奴め!!)
ゲタゲタと笑う玉王に歩美は一瞬目の前が暗くなった。せっかく倒した玉王が、自分の中で生き残っていたとは!
「く、くそぅ!だったら、もういちど……ぉ」
手に翔儀天使の力をこめ、玉の字に叩きつけようとした歩美だったが、何時間にも渡る自慰のせいで体に力が全く入らずそのまま腰がかくんと折れてベッドに尻餅をついてしまった。
(無駄だ無駄だ!もはやお前に翔儀天使としての力など残っておらぬ!このワシが全部吸い取ってしまったわい!
今のお前は翔儀天使ではない!このワシに蹂躙されるだけの淫乱な小娘よ!!)
「そ、そんな……」
希望が全く潰え、歩美は顔を真っ青に染めながら玉王の嘲笑を聞いていた。いや、耳には入っていないかもしれない。
(そして、お前はこれからわしの完全な復活のための手駒になってもらう!)
「え……?!」
(お前がワシの力の依代になり、他の翔儀天使を以前のようにワシの…いや、ワシを復活させるための道具に堕とすのだ!)
「!!」
なんということか、玉王は歩美の力を奪っただけでは飽きたらず、歩美を利用して他の仲間まで狙おうとしていたのだ。
(お前が学校で他の連中に感じた感情。あのままにすればよい。お前の手で蹂躙し、忠実な下僕とするのだ)
「い、いや!そんなのいや!!」
(もう遅い!!)
いやいやと頭を振る歩美の胸の玉の字が、その時一際大きく輝いた。
「ああぁーーーっ!!」
その瞬間、歩美に頭の中まで真っ赤になったような強烈な波動が内から発せられた。
それは歩美の制御を離れてどんどんと大きくなり、爪先から頭の天辺まで蹂躙していく。
「ああ、ああ、あああぁぁぁぁ………っ!」
(この力が全身に行き渡った時、お前はキングジェネラルの翔儀天使ではなく、ワシの下僕、性戯使徒として生まれ変わるのだ…)
玉王の声も今の歩美には聞こえない。歩美が今感じられるものは自分の体の中に膨らんでくる圧倒的な力の奔流。
今聞こえるのは暴力的な快楽に喘ぐ自分の声だけだった。
(こ、これ凄い!凄すぎるぅ!体の中が、自分の全てが変わっていく!気持ちいい、気持ちいいよぉ!!)
赤い波動が体の中でうねり、そのたびに体をくねらせてビクビクと悶え飛び跳ねる歩美にに、ある体の異変が起こっていた。
活動的な歩美に良く似合っている、短く刈り揃えられた黒髪が、次第に艶のある来い赤色に染まってきている。それは髪だけでなく全身の体毛に伝播し、歩美の体を赤く染め上げていっていた。
それに伴い、濃い茶色だった虹彩も同じような赤色に染まってきていた。
その侵食が進む毎に、歩美があれほど憎み嫌っていた玉王への嫌悪感が、波が引くようになくなっていく。
(あれ…、私なんであんなに玉王様を嫌っていたんだろ…。こんなに自分を気持ちよくしてくれる素晴らしい玉王様を…)
これは、この前玉王が他の6人に施した肉人形化とは全く違うものだった。前の人格を完全に消した肉人形化と違い、今回は歩美自身の人格を残したまま、玉王への敬慕感と忠誠心を植え付けていっている。
(どうだ歩美、物凄く心地よかろう。これが性戯使徒に成るということだ。この前の時は時間がなかったゆえ一人一人いちいち使徒に成らすことは出来なかったが、今ならじっくりと成らすことが出来るからなぁ……)
「ああっ!気持ちいいです!玉王様!!使徒に成るの最高〜〜っ!!」
頭に響く玉王の言葉に歩美は歓喜の涙を流して頷いた。すでに全身の体毛は赤く輝き、胸には『玉』を崩した文字が毒々しく明滅している。
(さあ歩美よ、生まれ成る時だ!お前の体全てでこの玉王を迎え入れるがいい!)
そのとき、胸の文字が一際赤く輝いた。
「う!うあはぁ〜〜〜〜〜っ!!」
それと同時に全身に走った甘く痺れる快楽に、歩美は喉の奥から快楽の嬌声を搾り出し、先ほどまで何度イッても得られなかった満足感に全身を委ねていた。
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