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■ 就職面接での自己PR


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就職試験の面接で、「あなたは大学でどんなことをしていましたか?」と言う質問がよく出る。面接官として期待している答えは、「何をしたか」ではなく、「何を学び、自己の向上のために何を得たか」である。たとえば、スポーツを四年間続けたとか、サークル活動をしたとか言うことが一般的な大学時代の経験だと思うが、そうした活動を通して、チームワークの大切さを学んだとか、苦境を乗り越える忍耐力がついたとか、そうした自分にプラスになったことを主張すべきだと思う。 会社にとって、チームプレーができる人は一般的に歓迎されるし、また人生体験として何を学んだのかという積極的な姿勢が評価されるものだ。私も多くの学生を面接してきたが、何をしたかということを長々と説明する人が結構多く、一日に何十人もの面接をする担当者にとっては、みんなが同じ顔に見えてしまうくらいだ。 就職試験の面接では、実際のエピソードを交えながら(これは結構印象が強く残る)簡潔に経験を語る学生の話には思わず膝を乗り出してしまい、面接官からの質問もどんどん出るものだ。(面接官にとって積極的に質問した相手は記憶に残る)だから、自分の経験をどうPRするかという表現力も合わせて磨いておくとよい。 面接は、履歴書を書くときから始まっているので、面接を意識しながら履歴書の表現を工夫しておくとよいだろう。就職試験に成功するコツの一つだ。

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