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2017年10月25日
米軍第5世代ステルスF−35A、日本に緊急配備…理由は?
ヤフーニュースより引用
米軍第5世代ステルスF−35A、日本に緊急配備…理由は? https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000009-cnippou-kr
米軍がF−35Aステルス戦闘機を日本に配備すると、米太平洋司令部が24日(日本時間)緊急ニュース(Breaking News)で伝えた。
米空軍によると、F−35A戦闘機12機と運用兵力およそ300人が来月初めまでに米ユタ州から嘉手納基地に移動する。来月3日に始まるトランプ米大統領のアジア地域訪問を控えての措置と解釈される。
米空軍の第5世代ステルス戦闘機F−35Aは先週の「2017ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会」ADEX)にも登場した。当時のF−35Aもユタ州から展開したものだった。共に参加したF−22戦闘機は米アラスカ州から来た。米軍関係者は当時「ADEXのために来た」と意味を縮小したが、今回の日本配備を控えた事前展開であることが明らかになった。
シン・ボンチョル国立外交院教授は「トランプ大統領の訪問を控えて出てきた措置に注目する必要がある」とし「訪問期間の北の挑発を抑止する措置」と説明した。
米太平洋空軍司令官のテレンス・オショネシー大将は「F−35Aは精密打撃能力と制空権優位を持ち、現在と未来の空中脅威に対応する」とし「F−35Aを訓練と作戦に統合運営する計画」と述べた。米太平洋司令部は「今回の配備はアジア地域での戦力優勢を強化することに目的がある」と説明した。
F−35A戦闘機の主要性能は最大速度マッハ1.8、航続距離2000キロ水準。武装能力は空対空ミサイル、合同直撃弾(JDAM)、小口径精密誘導爆弾(SDB)などが可能だ。F−35A戦闘機の最大の長所はステルス性能。敵のレーダーを避けて標的を精密打撃できる。このような性能のため、対北朝鮮先制攻撃や核施設精密打撃に投入される戦力に挙げられる。
米軍はすでに今年1月、約10機のF−35Bを岩国基地に配備している。今回のF−35A日本配備は6カ月間の循環配備だと説明した。峨山政策研究院のチャ・ドゥヒョン客員研究委員は「6カ月循環配備に言及した点は、今後6カ月間は北への圧力を続けるという意味と解釈される」とし「韓国に配備する場合は中国の反発が予想され、グアムは即時投入するには距離がやや遠いため日本に決めたとみられる」と述べた。
韓国と日本もF−35Aを購入したが、来年から本格的な実戦配備が始まる。韓国は来年から40機のF−35Aを次々と導入する。日本は今年から計42機のF−35Aを導入する。
【米軍】『F-35』敵としてステルス機と対峙した時に感じる圧倒的・恐怖と無力感!ステルス機の絶対的な心理的優位を語る!戦闘時における驚愕の情報量とは【すきまTV】U.S. Air Force F-35
中国 王岐山氏なお影響力保持 国家副主席就任説も 退任後、習派長老に
中国 王岐山氏なお影響力保持 国家副主席就任説も 退任後、習派長老に https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000069-san-cn
【北京=藤本欣也】中国共産党の習近平総書記(64)の盟友で、中央規律検査委員会書記として習氏を支えた王岐山政治局常務委員(69)が24日、党のポストから退任することが確定した。今後、国家ポストの国家副主席などに就任し、習派の長老として一定の影響力を保持し続けるとの見方が出ている。
王氏の義父は保守派の長老、姚依林元副首相。習氏とは文化大革命時代の下放先が同じ陝西省で、一つの布団を分け合って寝たこともあるなど、青春時代に苦楽を共にした仲だった。
2012年に1期目の習体制が発足した際、最高指導部メンバーの政治局常務委員7人のうち、習派と目される人物は習氏以外に王氏だけ。以後、中央規律検査委員会トップとして反腐敗闘争の先頭に立ち、習氏の政敵らを相次いで摘発、権力基盤固めに貢献した。
今後の去就に関しては、さまざまな観測が流れている。習氏は来年3月、不正・汚職を取り締まる新たな機関「国家監察委員会」を発足させる予定で、王氏がそのトップに座るとの情報は以前からある。このほか、名誉職の国家副主席に就任するとの見方も浮上。国家のポストに就いた王氏が今後、党の政治局拡大会議などに出席し影響力を保持する可能性も取り沙汰されている。
習氏としては有能な王氏を政権内にとどめておけば、反習派に対し、にらみを利かせることができる。王氏も一連の反腐敗闘争で摘発した数多くの元党幹部やその家族から恨みを買っており、一定の身分の保障は必要かつ有益だ。
王氏自身は党大会2日目の19日、湖南省代表団との討議に参加し「新時代の中国の特色ある社会主義思想」を掲げた習氏の18日の政治報告について「完全に賛成であり、完全に擁護する」と強調している。
習氏はもともと、王氏の常務委員留任を望んでいたが、党内では「68歳定年」の慣例を破ることへの反対意見が強かった。その結果、自らの名前を冠した思想を党規約に盛り込むことなどと引き換えに、王氏留任を断念したとみられている。
習氏 独裁体制、続く野望
習氏 独裁体制、続く野望 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000068-san-cn
【北京=河崎真澄】中国共産党の「憲法」ともいえる「党規約」に毛沢東、トウ小平に続き、自らの名を冠した「思想」を盛り込ませた64歳の習近平総書記(国家主席)。当初は毛、トウに並ぶ「習近平思想」との5文字の文言を画策したとされる。だが個人崇拝への党内反発から、中国語で「習近平新時代中国特色社会主義思想」とする16文字で妥協せざるを得なかった。
それでも「核心」の地位に加え毛、トウに次ぐ権威を得た。「従来の『集団指導体制』を無力化して、『習一極の独裁体制』に踏み出した」(外交筋)とする見方が北京では支配的だ。
「党があらゆる面で指導し、社会主義の核心的価値を堅持する」との思想。今後は「党」を「習」と読みかえるべきだ。内政、外交から軍事、経済、民生に至るあらゆる政策で権力が1人に集中。かつての皇帝にも似た人物が君臨する。
まさに「習氏の習氏による習氏のための政治」を実現するための「新時代」に突入したといっていい。
香港の消息筋は、「江沢民氏と胡錦濤氏は、革命世代のトウ小平による『指名』という錦の御旗があったが、権力闘争に勝ち抜いただけの習氏には、何らレジテマシー(正統性)がない」と手厳しい。
習氏には5年前から計算ずくで腐敗撲滅で政敵を排除し“絶対権力”を手に入れるシナリオがあり、その象徴が名を冠した「思想」だった。
習氏がめざす「強国」には、米国に取って代わり「中国が世界の舞台で中心的役割を果たす世界一強大な国」になる野望も見え隠れする。“偉大な指導者”として2021年「中国共産党創設100年」を迎える舞台回しまでは整った。
元気なら「新中国建国100年」の49年10月に96歳となる習氏。「思想」をそこまでに5文字に縮める野望も、捨ててはいまい。