2012年06月25日
朗報!現実逃避ができる装置が開発されたかも
悪用されるとたいへん恐ろしい装置となりそうですが、
これまで困難だった認知や心理などの実験が可能になり、
心理療法などへの応用も考えられ、
使い方によってはいろいろな人生を体験できそうな装置が開発されたそうです。
現実逃避にはもってこいの装置ではないでしょうか。
もう一つの“現実”を体験する装置
理化学研究所は21日、
コンピューターで仮想現実を体験する「バーチャルリアリティー」に用いられてきた技術を使い、
あらかじめ用意された「過去」の世界を「現実」と差し替えて、
過去と現実の区別無く体験させる実験装置
「代替現実システム(Substitutional Reality System=SRシステム)」を開発したと発表した。
同システムでは、頭にかぶって視野を覆うタイプのディスプレー装置(ヘッドマウント・ディスプレー、HMD)とヘッドフォンを実験協力者に装着してもらう。
HMDに取り付けたカメラでライブ映像を撮影してディスプレーに表示し、
同じ場所であらかじめ撮影し編集した過去の映像と、気付かれずに切り替える。
過去映像は360°全方位のパノラマ映像なので、
HMDの頭部方位検出センサーによって、自由な方向の映像を見ることができる。
このシステムを21人に試したところ、
全員が、本当は目の前にいない人物をいるものと信じて、会話をした。
映像に自分本人が登場すると、過去のシーンを見せられたことに気が付いたが、
さらに、そのからくりを説明する過去シーンを表示すると、
70%の人がその説明を現実だと信じてしまった。
その後、もう一度ライブで説明すると、
自分の体験が現実なのかどうか区別ができなくなったという。
研究成果はネイチャー・パブリッシング・グループの
オンラインジャーナル「Scientific Reports」(21日号)に掲載された。
また、同システムを用いた
”MIRAGE”というパフォーマンスアートの公演を日本科学未来館で8月24-26日の間に開催する。
詳細は7月上旬に”MIRAGE”のホームページで公開するという。
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/25/055/index.html
マイナビより
これまで困難だった認知や心理などの実験が可能になり、
心理療法などへの応用も考えられ、
使い方によってはいろいろな人生を体験できそうな装置が開発されたそうです。
現実逃避にはもってこいの装置ではないでしょうか。
もう一つの“現実”を体験する装置
理化学研究所は21日、
コンピューターで仮想現実を体験する「バーチャルリアリティー」に用いられてきた技術を使い、
あらかじめ用意された「過去」の世界を「現実」と差し替えて、
過去と現実の区別無く体験させる実験装置
「代替現実システム(Substitutional Reality System=SRシステム)」を開発したと発表した。
同システムでは、頭にかぶって視野を覆うタイプのディスプレー装置(ヘッドマウント・ディスプレー、HMD)とヘッドフォンを実験協力者に装着してもらう。
HMDに取り付けたカメラでライブ映像を撮影してディスプレーに表示し、
同じ場所であらかじめ撮影し編集した過去の映像と、気付かれずに切り替える。
過去映像は360°全方位のパノラマ映像なので、
HMDの頭部方位検出センサーによって、自由な方向の映像を見ることができる。
このシステムを21人に試したところ、
全員が、本当は目の前にいない人物をいるものと信じて、会話をした。
映像に自分本人が登場すると、過去のシーンを見せられたことに気が付いたが、
さらに、そのからくりを説明する過去シーンを表示すると、
70%の人がその説明を現実だと信じてしまった。
その後、もう一度ライブで説明すると、
自分の体験が現実なのかどうか区別ができなくなったという。
研究成果はネイチャー・パブリッシング・グループの
オンラインジャーナル「Scientific Reports」(21日号)に掲載された。
また、同システムを用いた
”MIRAGE”というパフォーマンスアートの公演を日本科学未来館で8月24-26日の間に開催する。
詳細は7月上旬に”MIRAGE”のホームページで公開するという。
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/25/055/index.html
マイナビより
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