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2016年03月20日
DEMを使ってリアルな地形を作る
みなさんDEMって知ってますか?これは標高をデジタル化した情報であり、リモートセンシングといわれる技術で採取されます。このデータは非常に正確であり、地形をデジタルモデルとして再現するためなどに使われており、だったらこれを使えば簡単にリアルな地形を作れるじゃんということでその手法を説明させてもらいます。
・まず一番簡単にDEMをGETする方法はネットでDEMと検索してそこらへんに落ちているものを拾う作戦です。狙った地形を得ることは難しいですが、それなりにいいものはあり、それをベースに編集することでも大概いけちゃったりします。
アメリカの地形だとピンポイントのDEMを得ることが可能です。まずはgoogleEarthで再現したい地形を探します。決めたらそこのLatitudeとLongitudeをメモります。
次にUSGSという国の地形センターみたいなサイトでTNMviewerというものでメモった位置のところまで移動。download by boxというボタンを押し再現したい範囲をboundingBoxで囲み、ElavationとOrthoimageryのタブを押して画像を書き出します。最後はPSにその画像を持っていってelavationのチャンネルをequalizeして調整。
正直いってかなり複雑です。。。。。
目的のDEMを手にしたら今度はこれを使ってdisplacementをかけます。どんなソフトでもかまいませんが、今回はzbrushを使っています。これはもう単純に画像を使ってdisplacementかけるだけ、あらまあ、素晴らしいdetailの地形が簡単にできるじゃありませんか!!これは使うっきゃない!!
zbrushならnoiseを使って地形に更にリアリティを増せます。USGSから地形データを作り上げればカラーマップや細かなバンプなどのマップも自分で作れるのでこれだけでテクスチャのベースができちゃいます。頭を使ったモデリングの仕方ですね。
タグ:zbrush DEM
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