CG関係最新記事
2017年02月18日
photoscanワークフロー その3 photoscanでモデル作成
素材が出来たら今度はphotoscanでモデルを作成していきます。事前準備として撮影してきたRAWファイルをtiffに変換します。私が使ったのは↓のフリーのソフト。これで明るさなどを調整してtiffに変換します。
http://rawtherapee.com/
photoscanを立ち上げましょう。
立ち上げたらWorkFlow/AddPhotosで先ほど作成した素材のtiff画像をすべて選択して登録します。
登録し終わったら次は同じWorkFlow/AlignPhotosを押します。
Accuracyで品質を選べます。最終的なプロダクション品質の場合はhigh以上を選ぶといいでしょう。
計算が終わったら画面に無数のポイント群が表示されるでしょう。これがpointcloudです。このpointcloudを使って今度はdenseCloudというものを作成するのですが、現状不必要な部分のpointcloudも認識してしまっています。真ん中にあるBOXのようなものでモデルにしたい部分だけを取り囲んでください。
操作方法は右クリックドラッグでモデルをBOXの中央付近にまで動かし↓のアイコンでスケール、回転、移動を使ってきれいに収めていきます。
計算が終わったら赤枠のDensecloudというところを押すと作成されたDensecloudをviewerで見ることができます。
このDenseCloudを使用して最終のmeshを作成するのですがここからは直接pointを掴んで消したりすることができるのでメニュアイコンのラッソ選択を使って不必要な部分を選択,deleteして必要な部分だけを残します。
いよいよメッシュ作成です。WorkFlowのBuildMeshを押してポリゴン数などを決めてあげると計算後にきれいなハイポリメッシュが出来上がります。
↓を押すとメッシュが表示されます。
メッシュモードにした後Edit/GradualSelectionを押すと孤立メッシュが選択できるので、不必要なメッシュはこれで選択してからdeleteをしておきましょう。
file/expotmodel からobjモデルを出力すれば立派なphotoモデルの完成です。次回はこれをzbrushでリファインしていく工程です。
タグ:photoscan
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5878636
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック