3DCG現場のメソッド　教えます。

Zbrushでの顔モデリング記事５回目は耳！！これまでやってきた目、鼻、口をやっていればさほど難しくはないはず、そう全ての要素が入った総まとめ的なスカルプト部位になっています。
気をつけなければいけないところは耳って軟骨と皮膚とで構成されていて軟骨部位は固く、皮膚部位は柔らかいです。その違いを造形でしっかり感じさせることがポイントで軟骨部位はエッジを効かせて固くみせ、皮膚部位は丸みをもたせて柔らかく見せる。zbrushでエッジを立たせることは初心者にとっては難しいと感じるかもしれませんが、まずここを習得しないことにはなかなか上達しません。エッジを立たせる練習を何回もやることがスカルプト上達への早道だと私は思います。
あと、忘れてならないのが耳の裏の造形。人間の印象としてあまり残らない部位なので想像だけでやるのが危険な場所です。しっかりリファレンスを見て彫りましょう。ここがうそ臭いとリアルにはみえませんよ！！！



耳のような複雑で細かいブラシ操作が必要とされる箇所はブラシサイズを小さくして、intensity弱めでじっくり調整しましょう。モデリングは時間をかければ誰でもいいものに仕上がるんです。あせらず、根気よく彫ってくださいね。

参考にしているtutorial
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