3DCG現場のメソッド　教えます。

初日９２８６．館数が少ないとはいえ全く振いませんでしたね。順位もピークの初日が８位と微妙すぎる結果（ハーロックは初日２位）。製作費を考えると大大爆死なのですが、ゲームの宣伝目的映像という理由でそこらへんが公に公表されずうやむやにされちゃってます。
興行を目的で作ったわけではないのでそこをつっこんでも仕方ないですが興行が目的じゃない映画って何だろうと問いかけてしまいます。ただの金持ちの道楽なのか・・・
内容だけ見ると迫力満点の見るに値する映画だったと思いますが、逆にいえば金にたよった映画だったとも言えます。他の日本のプロダクションであれば予算の都合上絶対やらないようなスケール感と物量でしたし。あの内容だと製作費は３０億は超えているでしょうし、それでこの結果って映画会社だったらつぶれる勢いの大失敗なわけです。宣伝のために作ってるんだからゲームが売れりゃいいでしょ。という言い訳もありますが、だったら映画にしないでほしかったです。少ない予算でしっかり興行を上げているほかの映画が救われない。
私的には映画なのかゲームの宣伝なのかはもっとはっきりしてほしかった印象があります。というのもゲームの宣伝には全く見えなかった。ゲームを知っている人ならいいが知らない人が見てあの映画とホストのゲームがつながるとは想像しずらい。
映画の世界では売り上げがすべてです。内容は悪くなかっただけにこの結果が悲しいです。損失をだしてまでいいものを作るという考え、志向だけは業界的にも賛同してはいけません。
ただ本音をいうと売れてほしかった。。業界が盛り上がればという期待を胸に抱いていたのですが、もし大きくコケるなんてことがあればそれこそまた映画の仕事は減っていくかもしれない。他人事じゃない？？