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2024年10月03日

啓文社と私〜其の一〜

書き始める前から、結構長文になる予感がしている。
啓文社は、ざっくりいうと地元の本屋さんです。
尾道創業の本屋さん。
なので、私が生まれる前からずっと尾道で親しまれています。
岡山・広島がメインで展開されてる啓文社。
小さい頃から大好きで、近くにあるのが当たり前という感じ。
学生時代に初めてポイントカードを作ったのも啓文社カードでした。
当時は、自分の生活圏内の至る所に店舗があって重宝してました。
学生らしからぬポイントのつき方するくらいのヘビーユーザーだったと思います。
なので、とっても思い入れがあります。
それぞれの店舗にも、もちろん啓文社の存在にも。
ところが、どんどん私の生活圏内から店舗が消えていってしまいました。
一番利用してた店舗は、尾道駅前の福屋の2階にあった啓文社ブックセンター。
学生時代は毎週学校帰りや、休日に通ってました。
多い時は週3〜週5くらいの勢いで。
メインはやっぱり本。
当時はアイドル・俳優等にハマりまくってたので、雑誌を月に9種、マンガを数種類、文庫本・小説・写真集を中心に買いまくってました。
そして、アイドル・バンド系のCDアルバムを店頭で予約して買ってました。
まだ当時はネットで予約の取り扱いが始まったばかりの頃で、学生の私はクレジットカードもなく、PCもなく、ガラケーで、情報収集も全て店頭でしてました。
店員さんも、大体同じ人がいて、また来てると思われてたことでしょう。
アルバムは、予約して確実に。
本に関しては、お金が許す限り、発売日に。
って感じで買い物してました。
初めて定期購読を知り、定期購読を始めて、ようやくその仕組に慣れてきた頃に、福屋からの撤退が決まりました。
仕方ないと無理矢理自分を納得させ、別店舗の利用を始めます。
まぁ、営業最終日まで納得のいくまで通いましたが。
そんな思い出があった福屋ブックセンター。
啓文社コーナーがなくなった後も、福屋に行くたびにここにはあの雑誌があって、ここはあのマンガのコーナーがあって、ここはイベントコーナーで、ここは英語とかテレビテキストがあって、ここは文庫本があって、ここは文具があって、ここはCDコーナーで等々、思い出してました。
どんどんテナントも変わって行って、遂に今年、その福屋までもが閉店してしまいました。
あぁ、思い出の場所がまた一つ減ってしまった。
と、喪失感が込み上げてきました。

長くなったので、一旦休憩。
何日か続きます。
しばらくお付き合い下さい。
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posted by 航輝 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味
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